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アイカの部屋  〜 新着順表示 〜


[33] 自虐行為
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何もかも

切りつけたいのです。

壊したいのです。

強くなっていく
頭の痛みに耐えきれず、
ある日切りつけたのです。

心の隙間和らぐのならば、この腕の模様など
痛みと思いません。

この風景
少しでも和らぐのなら
私の目などいりません。

全部壊れてしまえばいい。

必要ないから。

最初に戻ればいい。

必要などないから

2003/09/26 (Fri)

[32] 歩道橋
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泣き叫ぶ事も
許されず

おそろしく静かな街を
私は何故か足元おぼつかず、
歩いているのです…………。

歩道橋から見る
夕暮れは
あまりにも綺麗すぎて、

私には
どう間違っても
似合わない

いつの日からか汚れてしまったのでしょう………。

いつの日からか忘れてしまったのでしょう………。

左手は死に急ぐ。
フェンスに手をかけ、
離そうとしないのです………

あぁ
離そうとしないのです……

2003/09/21 (Sun)

[31] 疎外
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私さえ居なければ
自由に羽ばたけるでしょう。

いくら強くても、二人分背負って
飛べないもの。


私さえ居なければ
私さえ居なければ
歌う事できるでしょう
笑う事できるでしょう
守る事できるでしょう。


私は邪魔者。

されど貴方のため疎外され行くなら
辛くとも耐えられます。

耐える事ができるのです。

2003/09/20 (Sat)

[30] 右から三番目
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どうせなら
証明が欲しい。
傷でも
アザでも
目に見える所に。

どうせなら
洗濯表示みたく
私に針金でタグでも付けてよ。

番号で右から順に並べられるなら
それでもいいわ。

きっと居場所が見つかるはずだもの

私は右から三番目、
名前を番号で呼ばれようがかまわないわ


どうせなら
カッターで腕に
整列番号を彫ってよ

一生消えずとも
かまわないわ

番号で並べられたら、
ここに居てもいいのでしょ?
ねぇ………いいのでしょ?

2003/09/18 (Thu)

[29] 寂しさ認定
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心と体とが日々、
別々に思えるのです

規制された
行動範囲の中で
どうにか変わろうと
努力をしているつもりです

「変わったのだ」と思う事が大切だと、
あなたは笑って言います

きっと私に
そんな異形はできません

真実は真実なのですから

それならば
それならば

認めましょう
心は死んでしまった。と

それならば
それならば

認めてしまえ
体は抜け殻のごとく
生きている。と

愛情を欲しがるがために
苦しいのですから
変化を求めるがゆえに
寂しいのですから

終わらせてしまえ
何もかも
変化を望めど
叶いません

幸せ欲っすれど
叶いません

2004/11/20 (Sat)

[28] 駄目みたい
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もう駄目みたい

笑顔を作ってしまう。
それは子供の頃からの私の癖。

誰よりも
愛されることに執着し、
誰よりも可愛がられる事が大好きだった。

体の中のサビを落とすために
必死になって
もがいてみたけれど

もう駄目みたい。
何も残らない
何も掴めない


冷えた布団の中で、
震えながら朝を待つなんて日常で
ぐっすり眠れる日なんて
一度もなかった。
何も聞こえない
何もココにはない
これ以上耐えることできない。

もう………
駄目みたい……。

2003/09/16 (Tue)

[27] 白い蛾。
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金網の張られた
小さな小瓶の中で

白い蛾が
風に踊る木の葉の様に飛んでる

何度もぶつかっては落ち
やがてりんぷんはパラパラと剥がれ
小瓶の底に白い雪を降らせました。


さぞ痛かろう
さぞ苦しかろう

その傷ついた体を私が癒してあげる。


さぞ痛かろう
さぞ苦しかろう

体の痛みに勝る
心の痛みを見たわ
誰も気づかぬ痛みに
私が気づいてあげる。

さぞ痛かろう
さぞ苦しかろう

その傷ついた左手
私が洗ってあげる
黒くこびり付いた血を私が拭ってあげる。

2003/09/14 (Sun)

[25] 命日
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心が死んだ日
今日がちょうど
私の命日。

ふらふらと生きていくのには
もう、うんざり。
この体、完全否定したげるわ

この体生きるのをやめたとて、
私には関係のない事ですもの

空虚が頭をもたげ必要などない
糧を探し回る口

大嫌い。大嫌い。

心が死んだ日
今日がちょうど
私の命日

2003/09/12 (Fri)

[24] お望み通り
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ほらみて
空が酷い色してる
この世界って
どれもこれも汚れきってるわ

だから飛び降りて死のうと思うの
そうね
そんなに悲しいなら一緒にどぅ?

散らばった
散らばった
まただわ
また聞こえる。

汚れきった笑い声
望み通り
銃を撃てばいい
望み通り
全て潰せばいい

望み通り
あの女愛せばいい
私なんてほっといて頂戴。
私なんてほっといて頂戴よ。
ねぇったら

2003/09/07 (Sun)

[22] 
詩人:アイカ [投票][編集]

傷つけてしまったの。
きっとこの体戻る事もないと思うわ
もう私などほうっておいて……。

夜道で
一人わざと声をあげて泣いてた

私をかまうのはもうやめて……

醜い姿、貴方に晒すの怖いから……

月が見てた……
月が見てた……

いくら泣いても
光が浮かび上がるのは変わらなくて……
妬ましくて
恥ずかしくて

どんなに嫌だと
思っても
こんな私を

今さっき、確かに
月が見てた……
月が見てた……

2003/08/29 (Fri)
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