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[200] 聞こえないよ
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聞こえないよ
君の声が
聞こえないよ
あたしの中に

あたしの耳元で
もっと叫んで
聞こえるまで
もっともっと叫んで

あなたの居ない暗い世界は

あたしには何の意味もない

ねぇ
聞こえないよ
ねぇ
もっとあたしの名前、
身体が裂けるくらい呼んで

優しい叫び声が
明日は聞こえるかな

上辺だけのこの艶やかな景色に
あたしは明日もあなたを祈ることが

出来るのかな

2005/09/23 (Fri)

[201] 刈り入れ
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助けてください
自分が蒔いた種を摘むのは
花が咲いてしまった
今からでも
遅くは無いですか?

2005/09/26 (Mon)

[202] 強がり
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手放す前に
一つ聞くとするなら

それは本当に不要かと
あたしは問うのかな

いや、あたし、
自分に必要なものくらい
自分で見極められる

そんな筈だった

あのときに
強がった記憶
強がってないと言うことが
もうあたしの強がり


あたしには守れないよ
あなたの大事な想いなんか

守れないよ
だけど、


箱に入れて
両手に必死に抱え込んで

誰にも譲ってやらない


2005/09/26 (Mon)

[203] 死ねない
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死んでしまう事が
あたしには解らない
だから死ぬ事は
ちっともね、恐くない

一人で悲しい?
かもしれない
暗くて寂しい?
かもしれない

でもあたしは
あたしは死ぬ事より
あたしが死んで
みんなが悲しむのが
みんなが泣くのが
辛いから

あたしは死なない
あたしは死ねない。

2005/09/29 (Thu)

[204] 背中
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ごめんね、あたしは今でも解ってて

もう繋がらない番号にコールし続けてる

あたしの冷たくなった手
握りしめて

『寒くない?』って聞くの
それはとてもあったかい時間


あなたの瞳、声、背中全部全部全部が…

大好きで、愛しくて…

季節が巡る度に思い出す

あなたといた時間、
笑いあえていた時間

前を向いても追い掛ける背中が見当たらない

愛しいよ、
会いたいよ

そんなコト、もう言えるわけも無いけど

強がってばかりいたんだ

ねぇどうして
せめてあの時ぐらいは
自分に素直になれなかったんだろう…

2005/10/29 (Sat)

[205] 突然の雨
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突然の雨

泣いてたあたし


怯えてたのかな?
寒かったのかな?



…寂しかった?






突然の雨

相変わらず傘は持ってないんだけど


もう

泣いたりしないよ






あのね、

一人じゃないって


気付いたから

2005/11/21 (Mon)

[206] ただいま
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辛くて辛くて泣きたい日

何だか疲れてしまった日

思っていたよりも
世界が見えなくなったら

いつでもここに
くるといいよ


あたしはいつでも
待ってるから

君が『ただいま』って
言えるように

あたしはここで
『おかえり』って
言えるように

2007/02/09 (Fri)

[207] 『LOSER』
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もしも、この姿のまま
あなたの元に辿り着くことが出来なくても
遺された記憶だけが
あたしの元から離れ、
あなたの手のひらに乗る

この先
あなたを失う日が訪れるのならば

私は全てを失っても怖くはないだろう

2005/12/08 (Thu)

[208] 他には
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遠くに行かないで
置いてかないで
お願い振り向いて
他にはなんにも
望まないから

2005/12/09 (Fri)

[209] 
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空はいつも寂しい
こんなにも
綺麗だけれど
必ず繋がっているけれど

二度と出逢うコトはないと
二度と気持ちは
繋がらないと
この青が知っているから…
目を背けても
いっぱいに広がる空は

諦めて見上げるその度に
絶望を教えてくれるの

2005/12/15 (Thu)
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