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阿修羅の部屋  〜 投稿順表示 〜


[242] ふぁっきん、そう、ふぁっきん
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見える全てに唾を吐いた

それが私なりの生きてゆき方


未来なんて見えないし

君もここにはいない


君が太陽ならば

私は月なんだろう、よ


そんな綺麗なもんなんかじゃ

決してないけれど



陰でいることを自ら望んだし

そこに行きたいわけじゃない


相容れる、存在でいたかった


耳をふさいでしまえばいいのに

声が聴きたくて


苦しくなって

繰り返して


今も過去も未来も

くそくらえ


君だってそれを 利用 と

呼ぶのだろう


馬鹿みたいだ





それでも、わたしは



、いつだって

2012/03/24 (Sat)

[243] くりかえし
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冷えて澄み切った空気を

肺一杯、吸い込むことで

煙草、とやらの代わりに

してみる真冬の、寒い日


淀んだ中身が、少しだけ

綺麗になる気がしている

そんな、蒼い澄んだ感覚


夜はいつだってすべてを

誤魔化すから、息をして

いられる、明るい時より



今でいいのか、自問自答

答えは、わからないまま


とりあえずな感情入れた

ごちゃごちゃのままの箱


閉めかけた蓋が開いても

今だけは、見ていられる


君をすきだと、言っても

誰にも届かない、私だけ

夜霧のなかに消えていく


元々相容れなかった、と

皮肉を混ぜてわらっても

微かに照らすのは星と月


私は今ひとりでいられる


何もかも見えなくなる夜

いつだってそれは、私の

味方でいた、目を逸らす

今も未来も覆い隠して、



深呼吸すれば、きれいに

なれる気がしてたんだよ

気がしてただけ、だけど


いつだって、夜に希望を

抱いて、朝日から逃げる


君の声がすき、心地よい

聞こえた気がして、心が

絞まる、感覚。死ねるよ


ここで、ゆっくり命の灯

消してしまいたい、蒼く

呼吸を浅くして、視える

妄想のなかの君、お別れ

さよなら、哂って逝くさ



なんて、深く吸ってまた

眩しい、朝が来てしまう

2012/03/24 (Sat)

[244] わおんと吠えりゃ、月が出る
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すきになるわ、やめとこゆて

未来が消えて、ゆくんでありんす


月を見上げて、

煙りを吐き出す


夜風に攫って

もらえりゃいいのさ



オトナはそんなもんやとか

餓鬼な私にゃよーわからん


そうなんでしょうよ


さあ、耳を塞ぐ ヘッドフォン

もう聞かなくていいように


繋ぐ指、そんなもんは元からなかった



殺す時点で、この感情

突き詰める のは ただの野暮


正直になど 生きてゆけやせん


あんたが教えたんでしょーや

あたしはそれを、

ただ犬のように護るだけ


あんたが 待て を 解くまで


あたしはここで立ち尽くしたまま


あんたが あたしを忘れても。




それまで強く生きてやる

どう生きれたら そうなのか

まったくわからんけど


そりゃあ あたしが餓鬼だから



月を見上げて

煙り吐く

酒が心の

薬というなら


あんたは何に

傷ついてんだい



月を見上げて

唄いますから


あたしの声を

好きだと 云って



あんたがひと欠けらでも

あたしを想っているんだと


妄想に溺れて



あんたの知らんとこで

死ぬまで 犬でいる。



深く、深く、遠吠えを放つから

あたしの 声が涸れる前に


迎えにきて



迎えにきて



夜風に攫われりゃ


いいのさ きっと


酒が心の 薬というなら


あたしと呑んで 暴れんさいよ


何があっても 其処にいるから


わおんと吠えりゃ、


月が出る



あたしゃ 今日も

ここで一匹

2012/05/23 (Wed)

[245] To Live
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夜が深く

融けてゆく蒼く


少しだけ湿った

風にさらされて

薄く目を開けた

あなたはそこにいるかい、?



息を吸って、吐いた

繰り返した其れを

微かに泣きながら

あちらに葬った


さよなら


さよなら、



いずれはそうなる未来も

知らされていなかったことも

全部消化して

私を創る


視えなくても、視えていても

結局変わらないから


それならあなたに触れていたいと

そう願っている


願っているだけ



消えてしまうとしても、

いなくなるとしても、

今はここにあるそれら


大切に、大切に

私は生きる


仕舞い込んだとしても

いつも、開いていて。



ここにいる、と

笑っているから

2012/08/05 (Sun)

[246] それだけのこと
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吐き出したくなって

泣き出した


またいなくなった

きっとそう


それは、わたしが


いなくなったから


上手にできなかったから


ごめんなさい、


ごめんなさい



って哂うのはもう

これ以上傷つくのはごめんだから



それが誰かを傷つけて

またわたしをきずつける

きもちわるい繰り返しになっても



声がいつだってループするから

頭の中を



正直に生きられなかった罰だと

たくさんの人間を巻き込んだ罰だと



君はいなくなると


哂っていうんだ


それでもういい


わたしにはどうしようもない


何もいらない



これでいいから

それでいいからもう


しんどいのはいやだ


傷つけないで、って


殻に閉じこもる



そうもできないけれど

もう、大丈夫だって


いってしまっているから



今だってすべてを疑っているのに


さよなら、って云って

いつも振り返っている


哂えない


ごめんね。

大切にしたかったもの


きっと、ほんとうだった


でも、わたしではだめだった


それだけのこと

2012/09/15 (Sat)

[247] ミミフサ
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すべては私次第だっていうんだけどさ、

未来もうまく見えなくて

わたし、何やってんだろって


覚悟決めた人の横顔を

ずるいと思って眺めたり



眩しすぎて

見てられないことがたくさんで


わたしも近づけたら、って

動いてみたけれど、


少しつつかれただけで

ぐらついてしまう弱さ


一度下を見たら

足がすくんでしまう、ように


わたしはもう、どこにも行けない



誰にともなく

ごめんなさい、と謝る


そうすれば

すべてから逃げられると思っている、のだろう


そんなことは決して


決してないのに



わかってる、わかってるっていいながら

必死に耳を塞ぐのは


わたしかわいさ



ただの汚い其れ




そう、かって


哂ってみても


わたしもみらいもうごかないけれど


ごめん、

ごめんね。



ずっとひとりで

いたら誰にも傷つけられることも

傷つけることもないんだ、って



そうじゃないことも知ってるくせに



隙間で揺らいで逃げて不安定になる



唄っていたいのほんとうは

現実と夢の狭間で


できないことがやりたくないんじゃないの


この、足がつかない感覚が

どうしようもなくいや


だから無理やりにでも落ち着かせようとしてしまうの


ごめんね、

赦して



って

誰に云うの

2012/09/17 (Mon)

[248] しゃーないのよ
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きらきら を


上手に視てられない


眼を 閉ジる



ヒクツ 、 と呼ばれる其れ


ゴメンネ に 重みは殆ど無い


キミのいる 現実を


いない 未来を


もう受け止められない 上手く



ワタシはもう 逃げるよ


同じワードが 頭を埋め尽くす前に



紡いだ言葉が 重みを増す前に


すべてにガンジガラメにされる前に



間をすり抜けて いなくなるよ



ここにいるのは 辛かった




ソウデモない ?

わからない



全部 楽しくしちゃったから



崩れても


零れ落ちても



私の人生だから って さ





声を出してイタい


反動でどうなっても


アナを塞いでいて


流れ落つ アナというアナを




脳みそどーにかなってしまえばいい



大切になんかしなくていい



膝を抱えて 動かなくていいなら


其処にいさせて




ああ、  ああ、また


壊れていく音がする気がする


ワタシにはつなぎとめられない




もう、どうにかしてくれ



ワタシで飼いきれないわたしが




何処に行けるっての




ばか、ばかしい






あれ、どっからはじまった?




ねえ、わたし 何


わかんなくなる



ど真ん中が欠落するびょーき





でもしゃーない


前視る



すっからかん

2012/09/17 (Mon)

[249] 今、思うこと
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疑わないで、いられるのは

わたしが 信じらてもらえているから

この人以外には

ここでは心を開かない


わたしが 信じられるのは

わたしだけだと思ってた


それが信じられないから

わたしは すべてを傷つけた


何にもない、なんにも

消えて行く方向に身を任せていた

未来もない、

わたしもいない、


ただ、そうやってわらうだけ


君もいない

あのこもいない


色がない

そうやって目を逸らす


抑圧する、耐え忍ぶ戦い


それにさえ気付いていなかった



見えてゆくだろうか

ほら、

あなたがわたしを見ている


素直でいよう

感情を捩じ曲げることだけはしない



傷つけられても

そうやって、素直に生きてゆく

2012/12/29 (Sat)

[250] 
詩人:阿修羅 [投票][編集]


ただただ、

届かない


違う生き物だったといえば

それだけのこと


自らの血を分けた生き物だとて

理解するに値しないものもある。


昔はむかし、今はいま、と

してしまえるのは、

これから関係がはじまるからであって


むかしを踏まえ、いまをいきるには

まだわたしはあなたがたが恐ろしい。



最も逃げられない場所であるのに。

息苦しくてたまらない



自らの首を締めゆく某れ

呼吸が微かになってもなお

わたしはあなたがたから逃げつづける



愛している、紙一重で

あなたがたがわたしにおこなってきたこと


今もわたしは怯えている

子 という言葉を振りかざす某れに



わたしをわたしから見失わせるのは

ただただ、あなたがたの感情と言葉



普通に愛していたかった。



わたしで、申し訳ない


でも、わたしなんだ


申し訳ないけれど



だからわたしはわたしとして

いきてゆく




ずっと前から、重ねて重ねて

言っている



もう、放して





わたしは、わたしとして

いきてゆく




あなたがたが、顔向けできないのは

何に対してだ、?




違う、というのは

ほんとう か?

2013/02/12 (Tue)

[251] ハキダメ
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挿げ替えられた首が哂う夜

哂う夜

首が挿げ替えられた



取り越し苦労で やつれた目が哂う


他人のふり たにんの ふりで


正確に哂う




どこにも間違いなどない



耳を塞いで繰り返した

わたしじゃない ごめんなさい



たやすく紡いだ言葉に騙されて

人は堕ちてゆく  おちてゆく


流れて 流されて

見失ってゆく

壊れてゆく

くずれおちてゆく

忘れてゆく

忘れ去られていく



思考の隅っこ

なのか 路地裏の隅っこなのか

薄汚れて 繋ぎとめられない手



朝が明るいなんて
誰が云ったんだろうか


希望だなんてだれが


誰も入れない箱の中で

揺れている

おびえている

嘆いている


今ここに在ることを



挿げ替えられた首が哂う


きづいても視界を塞いで左手を突き刺す


心は 意思は 思いは


なんにも

なんにも

なんにもない


其処には最初から何もなかった

2013/04/22 (Mon)
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