あなたが好き。

あなたは、あの子が好き。



たったそれだけ。



それだけなのに、

こんなにも泣いて考えて

想って。



こんなにも苦しくて寂しいのに


やっぱりあなたが好きで。





好きで 好きで

どんなに些細なことでも

あなたにつながるのなら…と

探して見つけて喜んだ



『今日も一日頑張ろう』と

あなたからのメールを

同じメールを

もう何度読んだだろう



どんなに些細な仕草でも

あたしの記憶に焼き付くあなた



切なくて苦しくて


愛しかった

次にあの桜が咲く頃に

あなたはどこにいるのでしょう


夢を叶えて

遠くへ行ってしまうのかな




あなたのいない日々を想像すると

どうしようもなく

胸が苦しくなるのは


あなたの存在がとても

とても大きいからだね




今日もあなたと目が合った


そんな今日を

あといくつ過ごせるんだろう




あとどれだけ

あなたに会えるんだろう

２番でもいい

３番でも４番でも

別に好きなんかじゃなくても


それでも良かった


好きでいさせてほしかった

知ってほしかった

知りたかった


傍にいたかった


傷つけられたって

たくさん泣いたって

苦しんだって


傍にいたかったよ？



代わりでも建前だけでも

何でもいい



どんな形でも

あなたの傍にいたかった

人はいつ死ぬかわからない





明日かもしれないし


６０年後かもしれないし


もしかしたら３時間後かもしれない


５分後の可能性だってある





当たり前のことなのに



僕たちはわからない明日を信じてる



未来を強く信じてる





わからない明日のために



今日を生きることが



見えない未来のために



今を生きることが





「生きる」ことなんだなって思った

ずっとずっと


この時が続けばいい


ずっとずっと


あなたを見ていたい


ずっとずっと


この空は続いてるんだろう


ずっとずっと


この想いが叶うことはないんだけど




ずっとずっと




あなたの傍で笑ってたかった

好きの意味も

笑顔のチカラも

恋の難しさも



あなたに出会わなければ

きっと知らなかっただろう





たくさんの思い出は

決して今ではないから

もうあなたと笑うことはできないけれど




大好きでした、本当に



初恋でした。ホンモノの



大切でした、あなたのことが




大好きでした。

大好きでした。





大きな大きな

恋

でした

あなたの左手薬指に光る指輪を

わたしはただ

見つめることしかできませんでした







遠くから

遠くから



好きでいるだけで良かったのに







気付くと

キレイな指輪がにじんでぼやけて

頬に一筋の跡ができました






遠くから

遠くから



彼女を呼ぶあなたの声が聞こえました







遠くから

遠くから



好きな気持ちが

消えそうで消えなくて



あなたが好きで



たくさん涙が流れました

あなたと喧嘩して泣いた夜は
思えばとても幸せだったの

傍にあなたはもういなくて
心の中にはあなたしかいなくて

あなたと２人で見上げた空は
思えば最後の幸せだったの

繋いだ手の温もりも忘れそうで

心も空っぽで寒くて

一人見上げた空の下
あなた想って泣いた夜

輝く星と月の中に
あなた想って泣いた夜

あなたが好きで

あなたがいっぱいで

夢のカケラにあなた探した



あなたを思って

あなたを目で追う

夢のあなたは儚く消えた



夢想い

あなたの傍にいるあたし

叶わぬ願い

あなたと笑い合うあたし





今日もあなたを想い

眠りにつきます


せめて夢の中だけでも

幸せでありますように…