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旅人モドキ(左利き)の部屋  〜 新着順表示 〜


[285] #0285
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

残りものにはオムライスがあったりもして
ハウスにして甘美じゃない実がなるアウェイも完備とはリーズナブルだ
転校生のメンタルをまだ引きずって快刀乱麻を断つハンティングも試みろ
大好きなんだってチープな肉声でもダイレクトに伝えたかったよ
ラッキーだよって心の底から感謝を届けたいんだけど
たとえ世界へ飛び出したってもっと会えない人が多くなっちゃうんだもん
初恋のステージだった校庭を駆けまわる児童らにおまじないをこっそり掛けたくて

2016/10/17 (Mon)

[284] #0284
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けしからん爪牙をも抜かずに活かせるフェスならば
惜しくも参加資格が得られない負のスパイラルが突破口だな
メビウスの帯みたく表裏一体な空飛ぶ絨毯で浮き足立つスリルに慣れ
標高一万尺のポップなかき氷に登頂する決定的瞬間を撮ろう
琥珀色の液体が苦くてマグカップのとっても温まる

2016/10/17 (Mon)

[283] #0283
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おれは夢幻の塔にて冒険すると ちゃっかりヒントを盗み見ちゃうけど
あえてクリアせずに去ってしまう遊び心も発揮する
だってアリバイ作りという目的だったら 果たすのに成功したもんだから
なんで読書感想文なんかトライしなきゃなんないのって
いつも不満なスピリッツであふれ おれの言葉に対する苦手意識は根強い
やたらしつこい雑音をシャットアウトかつ冷凍するとして
この地域を彩る風習ならば部外者で なかなかコアに入れずに踊りを傍観する
五輪も咲き誇る花が映る大海原と星座とのコントラストだな
そのラインナップから深層にまで潜ろうとするが 思った以上にしょっぱくって中断を余儀なくされる
人混みの騒がしさに埋没しそうな声がこぼれ落ちて
やけに街はトラップがここかしこに設置され 網をかいくぐり時代すらも先走ってけ
きみの知らない六大陸から物語も図に乗るんだよ

2016/10/17 (Mon)

[282] #0282
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三百六十六とおりのパズルを紐解いてみたい
自由研究ならマジシャンにでも丸投げしちゃえ
どこかの人工衛星がランデヴーするよりも早く
こだまする一匹狼のヴォイスに呼応して吠えろ
世界史に刻まれそうなギャンブラーは情勢を読み
三日月も眠るカクテルに濡れた頰でいまだ醒めない

2016/10/17 (Mon)

[281] #0281
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たまには上を向いて歩こう
きみと丘の上にある公園で 裸足のマスコットってなんだと語らう
なかなか終わんない夏休みの宿題とやらも忘れ
はるか視線の向こうでは砂浜に パラソルがぽつんと立ち尽くす画も
あったりして空色にトロピカルな柄の浴衣が踊ったり
すぐには散らない花が咲いたりで 幻のプラネタリウムにて駆け落ちたね
これこそ成り行きに任せる展開って話だけど
ぎゅっと手をつなごうかってタイミングに 乗り遅れる引っ込み思案は無邪気になって
そのついでに上を向いて歩こう

2016/10/17 (Mon)

[280] #0280
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巷とは安易に迎合するな
行動を起こす反骨心で期待に応えないって決めた
暁に抱かれ涙ぐむ旅情を籠めた韻文なども
歯がゆく感じさせてしまう苛酷さも覚える
英雄や預言者とのべたな称号をことごとく蹴とばして
真夏の通り雨に打たれながら 感動のご対面は願いさげだと拒否する
奇妙かつ不可解なる秩序とは佳境だらけで群青や苔色や橙も交わると考え
薄っぺらな常識という枠組みすらはみだす潮風に乗って逸脱し
初の暴風雨をもたらす旋風が巻き起こる
迎合するな 迎合するな 過剰な横並び意識が落日する時まで
世のため人のためよりも己のためを優先するのもきみ自身なんで
渦巻く竜宮の遣いが闇に突き刺さる閃光で凍え

2016/07/07 (Thu)

[279] #0279
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通用するか踏まえての以心伝心なので
どんぴしゃで届いたり無しのつぶてだったり
他人か身内かは当てにならないと風の便りを書く
おれにとって家族は港の先にいるって世紀の大発見を
成し遂げるも面識も会える見通しもさっぱりで笑えない
そして遠浅の海では熱帯魚みたいな船団が水面を泳ぎ
七十一年の時を隔てても不運な結びつきで囚われてだけ

2016/07/07 (Thu)

[278] #0278
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ふて寝こそ味わえば四六時中も夢か現かと流離える
あどけない恋心がいつしか物憂げな天然色を宿す
どうやら九曲めで甘ずっぱい空気は漂い始めてしまう
まばゆい煌きなど放ちながら誘惑する火花は危うく
ひょんな形で舞い込んだ招待状も懐に楼閣へと舟を漕ぎ出そう

2016/07/07 (Thu)

[277] #0277
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さまざまな浪を見守ってもいるんだろう
いわゆる腹の虫が鳴くのも聴き合ったりして
それぞれが渡り鳥として羽を休める桟など需めながら旅に発つ
あっというまに遠洋も飛び越えて海岸へ着地すれば
いろいろと染められては織られる糸が濃淡をも響かせる
けなげな声にくるまって眠気もこらえて聞き耳を立てたって
きみって天才または勝負師なのかなって推測しても未知数だから

2016/07/07 (Thu)

[276] #0276
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まず沈思黙考するおれが堤防の傍らに在り
きみは乱入する形で彗星の如く現れて
ついさっき下りたばかりの高みへ飛び乗ろうと挑む
ひたすら跳び上がるも果たせずひたむきに立ち向かえば
やっと助走の勢いが加わって到達するから元気も貰う
その直後に迷わず舞い戻り尻尾を振る千両役者かい

2016/07/07 (Thu)
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