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綾の部屋  〜 投稿順表示 〜


[41] 恋してる
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会いたくて

会えなくて

早く君に会いたくて

私はベッドに潜り込み

私の1日を終わらせようとする

2008/03/05 (Wed)

[42] 口癖
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好きな人の口癖を

心の中で真似てみた

なんだか

君の一部分を貰ったみたいで

嬉しくなりました

2008/03/05 (Wed)

[43] 明日
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霞んでいた春が
雨に降られて
透明になっていく様を
私は窓越しに見ていた

あの丘にはもう行かない君と見つけた場所だから

すべてが流れたら
私は日差しを浴びよう

2008/04/19 (Sat)

[44] 優しさの途中
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つないだ約束を残したまま
季節はひらりと捲れていった

あふれていた思い出は
夏の終わりのように
胸を掠める風にかわる


人気のない道の上に
明るく佇む自動販売機
君が好きだったレモンティーを
一口だけもらうのが好きだったっけな

未練でもなく
弱音でもなく
優しく交わる時間に出会っただけ
月がきれいな夜だから

ほどけた約束は
僕の知らないところで
そっとつないでくれたらいい
君の幸せは風の便りで

2008/05/06 (Tue)

[45] 休日
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何気ない昼下がりも
君の寝息がかかると
綿のような休日になる

遊園地も行きたいし
外食もいいんだけど
二人っきりで過ごす
なだらかな時間もいいね

2008/08/03 (Sun)

[46] 夕立センチ
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夏の先端に触れて
火傷しそうになったとき
夕立が言葉をさらった

私を責めたのか
私を守ったのか
どちらでもないのか

全力で降る雨に
立ち尽くしていた
勝てなかったんだ

少し大人になったせいかもしれない

2008/08/03 (Sun)

[47] 遠距離電話
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私は右の耳で恋をしている
君の声で笑ったり
君の声で泣いたりしている

短くした髪も肩について
君と会う時のために買った服も
季節外れになってきた

甘い恋をするために
誰かを好きになるわけじゃない
弱音を吐いても
この胸の音はいつも素直


私は右の耳で恋をしている
君の声に支えられたり
君の声にほっとしたりする

いくつもの寂しい夜を数えて
思ったことを言葉にできても
どうにもならない時もある

淡い恋だったなら
誰かを好きになれたかもしれない
そんなこと言っても
この胸の声はいつも素直

君を想っては
会いたい夢をみてる

2008/08/15 (Fri)

[48] 半分消しゴム
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君がくれた消しゴム
今も机の引き出しの中
小さな恋の昔話

君がベランダに行けば
友達つれてさりげなく
そばに行こうとしてた

君が誰を好きか
誰が君を好きか

夏の廊下を伝って届いた噂に気をもんだりした

おはようとばいばいだけで精一杯だった15の頃

君を見つけるのが得意だった片思いの話


毎日同じ制服を着て
決まった席について
時間割りに沿って
そんな教室の隙間にある密かな恋の昔話

半分くれた消しゴム
今も机の引き出しの中
あの日々の宝物
小さな恋の昔話

2008/08/15 (Fri)

[49] 追う恋
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私が本当に欲しい恋は

なかなか届かないように

出来ているらしい

あの時もこの時も

2008/08/30 (Sat)

[50] 秋の空
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茜色の空に
子供の声が重なって
二人でいたくなった

人恋しくさせる秋風に
飲み込まれてしまうよ

束の間の幸せは
留まってくれないから
また寂しくなるよ

中途半端な気持ちは
もう要らないから
恋も愛も私にくれないかな

2008/09/27 (Sat)
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