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阿修羅の部屋  〜 投稿順表示 〜


[52] あったかいもの
詩人:阿修羅 [投票][編集]

綺麗になりたくて

なれない自分が

大嫌いでした

強がって

上手くいかない自分が

もっと大嫌いでした

撫でてくれる手を

拒んでしまう自分が

もっともっと大嫌いでした


貴方は

なんで俺を頼らないのかと

怒りました

それでも

優しい瞳でした

それでも

ぎゅぅ、してくれました

それでも

なでなでしてくれました


涙が溢れました

いくつ、いくつ

溜め込んだでしょう

痛みの欠片


ゆっくり溜息と一緒に

吐き出しました


貴方ひとりを

愛そうと決めました

生涯、貴方だけ


何も無い時間も

こてんともたれれば

頭を撫でてくれるであろう

貴方の傍に

2006/01/14 (Sat)

[53] never
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強くなろうとしたって無駄だった

どこが過ちで

どこが正しかったかも

解らない


程に歪んで



見えなくなる記憶の隙間まで

逃げ込みたいのに

現実はそれを許さない


私のしたこと

全て、私のしたこと


決して許される事は無い


独りこうして溜息ついて

誰にも触れさせはしない

奥のおく


茨だらけの向こう側


色の無い景色が映ります




すべて、すくわれるなんて

ありえないこと

2006/01/16 (Mon)

[54] I’m..
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言葉の端々に映る

偽りの影は

上手くごまかさないと

貴方に真実を告げそうで

何が本当だか

解らなくなるまで誤魔化して

あたしでさえ

解らないのに

決められては堪らないわ


自由になってはあたし

好き勝手しそうだから

縛っといて


今は

優しくされると

揺らぐ


そうなりたくは

ないのだけれど

2006/01/25 (Wed)

[55] もぐる。
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憂鬱って、案外好き


視たくないモノ、


視なくていいから



自身に浸って


知らないフリが出来るから




今しんどい。て



全て投げてしまえるから

2006/01/29 (Sun)

[56] 消去
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消えてく、幻

見えなくなった光は

君を愛しいと包む事もせず

冷酷なこの世を飾ってる

視る事は、今は我慢だ


たくさんの痛みが飛び交う中で

どうして僕は生きてられるの

気付くと、嘲笑いながら

涙を流していた


消える事のない痛みが

どうして僕を救うというのか



動かなくなるまで

刺して刺して刺して刺して刺して刺して

消してしまおうか
痛みも、感情も


利用されてるだけなんだ

ならばもう視たくない

正当にみせ掛けられた愛が
哀しくなる


本当の愛ってなんですか

貴方は何を知ってるのですか

私に何をくれるのですか

今、解りました


貴方と居ない事が楽に思える理由

私のしなければならない事を

周りはさも当然のように
認めてくれるから

私が逃げるのではない

貴方が私を追い詰めてたのです

別れるならば別れればいい

追ってもらえないと繋げない愛
なんて要らない


永遠、なんかじゃない

ただの、馴れ合い

傷の舐め合いだから

そんな哀しい愛ならば

真っ先に消したい



私は私のままで

2006/01/29 (Sun)

[57] 空白
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流れていくのは、幻か

薄れていく存在に手を伸ばしても
届かない事を知る


涙はその他のなにものでもない

吐き出せても

同情をかっても

僕を救うものにはならない

ましてや、
抱きしめるものになんか


部屋の隅で泣いている
見つからないように

声を殺して泣いている
気付かれないように


その癖が、ついてしまった


感情表現がうまくいかない

もどかしくて、苛々して

何かを利用したくなる

甘い言葉に弱くなる

嫌いだ

私も、お前も



依存、は何も生まない

だとすると、此れは愛ではないのか


言えない

こじれるから


しんどくなるから

黙っていよう


私、は私だ



ただ、それだけは誰も

入り込ませないように

2006/01/29 (Sun)

[58] かぜ
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愛される、価値は

僕の中に見つからなくて

優しさを求めて

揺らいでしまう僕は

早く全てから離れたくて


自由を愛す、ことにする

風みたい、と言われた事を

最近よく思い出すのは

その所為なのかな


まだ、のような気がする

ややこしすぎて

人と出逢うことは

あたしにはよく解らない


だから、今は

自由でいたい


いろんなものに

触れられるような

縛られない風


いつか、どこかに

とどまれるように

2006/02/01 (Wed)

[59] I can't do any more..
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綺麗な言葉が詠えなくて

綺麗な言葉で君を

飾りたいのに

浮かばない

のは


僕のなかみ、があまり

綺麗ではないからだろうね

純粋な言葉が、浮かばないのは

僕の想いがあまり

そうではないから


揺らぐ全てに僕は

耐えられるような

術を持ち合わせてはいなくて


目を反らす為に逃げたのか

貴方をひとり、

愛せるようになる為に


逃げたのか、解らなくなっている



いつか、吐き出すことさえ

出来なくなりそうで


これで、いくつ消えてくんだろ



誰にともなく、腹がたつ

なんてイケナイコト



あたしは、大丈夫よ

必ず、笑ってみせる



全てが怖くて、閉じこもっている

全て中途半端なら


失わないですむかな

2006/06/22 (Thu)

[60] 頭に
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頭にちゅぅ、は



最高の



愛情表現やと




思う










2006/02/05 (Sun)

[61] 雨のち雨
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なきながら、うたった

まだ、愛しているのだと


胸に残る痛みは

あたしを

あの人の元へは

やらなかった


どんな日にも雨


あたたかくはなかった



幻、はイイモノだった



と、思いたい



きっと、どこぞの理論上では


“生きていれば いつか幸せになれる”




らしいです





雨のち雨のち雨のち雨のち雨のち雨のち雨





わらっちゃうよな。

2006/02/05 (Sun)
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