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ヨミの部屋  〜 新着順表示 〜


[25] 捨てねこ
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なにも持たず

夜を あるく

なにもかも全て

底がみえたようで


造った自由と

用意された居場所

想像と違い

ひろすぎた

悲壮


汚れた かたい

歩道を辿り

懐かしき場所

離れて眺めた


残された餌と

殻っぽの小屋

2006/08/01 (Tue)

[24] 
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忘れられない忘れられない忘れられない忘れられない

いつまでも
虚しくなる

忘れられない忘れられない忘れられない忘れられない

廃てらず
握ったまま

忘れられない忘れられない忘れられない忘れられない忘れられない忘れたい

いつ
忘れられるかな

2006/07/15 (Sat)

[23] 悪夢
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sad feelings under the soil.

It sleeps never to dig up.

The hated nightmare starts here.

The letter of unhappiness reaches me.

thinks of the easier death to die than it lives.

……And, he didn't awake through all eternity.

2006/07/07 (Fri)

[22] おやすみ
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此処に寝そべり
ふりかえる
楽しさばかり
あるわけないよ

毒された部屋
いつものように
仰向け なって
体をまげて

今日ガ消エル

おやすみ
静かな 鬱
何もかも
なかったよう
むりやり
夢を産んだ 

おやすみ
優しい 造心
死んだよう
何もかも
わすれましょう

おやすみなさい

2006/07/06 (Thu)

[21] 1万の星くず
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ずっと
死んだ目
きれいな夜空
1万の星くず

よどんで見えた…

夏灯りゆっくり
近づくころ
はじまりと
おわりを
時にきざんだ

ボクにとって
なつかしく
くるしく
いろんな感情
混じって消えて

きれいな星空
風の匂いが
心泣かせます
蟲の音
夏をかんじて
耳をふさいだ

こんなきれいな
よるが

よどんで見えた…

2006/07/05 (Wed)

[20] 一枚の紙きれ
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ごみ箱に棄てた

現実という名の

一枚のかみ

なんど棄てるも

僕に もどる

知らない人に

ふみつけられ

雨に

うたれ

ぐしゃぐしゃに…

きれいに延ばして

きれいにならず

また 丸めて

投げ棄てる

誰も拾って

くれやしない


尊さ
脆さ

繰り返す自問…


その紙をもつのは

自分だけ

その紙を破る

それも

自分だけだ

2006/06/25 (Sun)

[19] 遮断機
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さよなら しか

聞こえない

列車に 背を…

みえない顔


見なれた横顔

いつもの横顔

あたりまえのことに

疲れたのかな

冷えきったことば

うそのことば

もとには

もどらない

他人だね


列車は過ぎさる

いない きみ

さよなら


 壊れた

  ままの

   遮断機

2006/06/24 (Sat)

[18] はいいろ
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澄あがるはずの

空模様も

今では塵埃まき

廃色と化す

「…」だらけの

時の流れ

なにもしない

わけでなく

なにをしたいか

わからないだけで


僕のほしいもの

それはとてもとても

微かな喜び

それすら

見つけれぬ僕を

馬鹿にして

喜ぶ あなたを

馬鹿にして

喜ぶ 器用な僕は

廃色のあした

また黒く塗るのかな

2006/06/13 (Tue)

[17] 
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………………………………………………………………… 。




(第21条)

2006/06/12 (Mon)

[16] 睡眠剤
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眠気を装う

終われぬ現実

変わらぬ現実

夢心地な

それらすべてに

あたまが重たいあたまが重たいあたまが重たいあたま が

朝ガクルよ

網膜が痛む

うわべの現実

よごれた現実

それらすべてに

睡眠剤投薬

いらない記憶

少しだけ

捨てましょう

2006/06/07 (Wed)
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