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青央紗の部屋  〜 投稿順表示 〜


[61] 途切れない光
詩人:青央紗 [投票][編集]

大きな光が見えた

きらびやかで

静かな時

君の視線に映るのは
私の心が映ってた

2006/11/20 (Mon)

[62] 混乱期
詩人:青央紗 [投票][編集]

カラダの中に生きている

君の音

部屋が回転してるように見えた

そらは空っぽの象徴を今日は私に与えた
花火の中に近づく優しい花びらは幻の愛情と錯覚

君は確かにここに存在しているしていた
ただ私を許してほしい

2006/11/20 (Mon)

[63] 真実の傷薬
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夢の中で空が光る

青い煙が地球を覆う
柔らかい唇から
滴る血

かわいいものだけ
溺愛する

ネコの手のひらが小さな花の大きな花畑に触れる

星が回転しながら
私達の前に優しく現れる

柔らかい肌に朝日がキラキラ照りつける
割れたコンクリート
隙間には日差し

君は誰もいない景色を進み行く

鮮やかな光と共に

切なく感じた事も
楽しい事態だと言い聞かせた

水色の綿毛の先に
光の泡がキラメク

大きな瞳で静けさの朝と空見上げる

体内に吸い込まれるきめ細やかな愛情

真実の傷薬

色とりどりの砂糖が私の道を照らし続けた

私の標準世界
進め


2006/11/20 (Mon)

[64] 反対語
詩人:青央紗 [投票][編集]

空は冷たい風を
僕の心に突き刺す
君と離れ離れの時間君が元気でいたら良いなとか
冷たくなる体を気にも止めずに
君だけが気になる
君だけが頭の中にいる
空を飛ぶ僕の体
突き抜けて行く
雲の中 雷雲も
僕は君に会えるまでの時間
君の気持ちを考える君に会える時間
君だけの事
でもその気持ちは
私の気持ちだけで
出来てるだけ


2006/11/20 (Mon)

[65] ロードムービー
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それは優しい風みたいに

子供の頃に嗅いだ母親の香りのように

友達の笑顔のように
たったひとつ


朝日が浄化作用を私に促した

寒さで息でキラキラ白くぼやけた視界

君の柔らかい肌の上でヒゲがチクチクした

たったひとつが渦巻いたら

それ程に大きな力は存在しない

たったひとつが幸せを呼ぶ

君のたったひとつが誰かを暖める

忘れてはいけない

たったひとつの笑顔
痛みは絶えない物

だから痛みを耐えるのもダメな事

慣れは恐ろしい

止まると何も無いから

私は私を終われない終わらない


2006/11/20 (Mon)

[66] 液体の星
詩人:青央紗 [投票][編集]

君の指の温度差で
曇ったり透明になったり

凍ったマツゲ
見つめたら雪の結晶になった‥

空は七色の傷口

痛いのは君の言葉‥
触れる手のひら
心が見えるから

色で溢れた夜の空
と笑顔
あったかい雲の上を裸足で歩く

手を繋げば何か変わる気がした‥

誰もいない朝に会えば
何か変わる気がした
包み込む温度で
気になる存在

少年の瞳と少女の瞳
誰にも入る事の出来ない神聖な空間

触れない心臓に
触れた気がした

2007/01/25 (Thu)

[67] 羽を待つ
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無数の花びらが頬に触れて

知らずに眠りこけて
誰になんて言われても壊したく無い
全ての気持ち

幸せはこの心通い合わせてる
一秒一秒

君の柔らかな羽
広がれば

私は君の胸に飛び込むから

羽化する君を
私は今ただ
見守るだけ

羽が広がる時

一緒に君と眠りに着いて

君の言葉で落ち着きたい

君のその心

君の空気圧

私と一緒にいてほしい

私より少しだけまだ幼い君は

私より偉大

2007/01/26 (Fri)

[68] 灰と音
詩人:青央紗 [投票][編集]

水玉模様の影が光を通す

ずれた視界

やわらいだ朝の寒さ
ズタズタ

チェーンが巻きつく
うさぎの毛並みにそって撫でる

血液中に愛など無い
くるくるグラグラ

目の舞う

水色と桃色の昆虫

金の羽根音が雲を切る

涙と朝露
涙と朝霜

蹴つまずく大物

ひざまずく狼の

爪が光る

操り
彩り

だぐり寄せて
相思相愛

出来る事なら

感じ会いたい
痛みも
喜びも

激しい感情

思い
気持ち
大きさ

滲む夕方

目がきらめく

羽根が生えて
天使になって

空を飛び回り

空を疾走する

柔らかい憂鬱な状態
君の甘さこそ
独創的

繋いだ

空からの操り意図

君が微笑むより
君と微笑みあいたい

2007/02/21 (Wed)

[69] 空気がフリフリ色
詩人:青央紗 [投票][編集]

ショッキングピンクのハシゴを担いで
向かう先

夕方が夜へと遠ざかる時

私は花冠を君に渡し
木々からたくさんの星がなってる所へ

君は向かう

愛と青い心の中の
空洞化

魂はおぼろげに

遠い昨日達を感じる
今は君が私の証明者自分の心の
些細な雨

青空に広がる
無数の陰も

今は光も闇も
勝ち負けも

強さ弱さも

何も関係の無い

平等でもあり
ある意味それが
不平等かな

きれいな羽が

頬をふれれば
別世界へと

2007/02/28 (Wed)

[71] 隙間の光
詩人:青央紗 [投票][編集]

痛みの向こうには

必ず君がいて

土の中の根は手を繋ぐように暖かな愛育む

アジサイみたいな君はホントは

小手毬の花のように友情に手熱い

繋いだ手を放されたら

私は花瓶の水に浮かぶだけなの

君をそっと見守ってるつもりでいたけど
君は私を放したふりしながら

強く強く私は見守れてたって

気がついた

隠しながら隠れてない心使いが
あふれる日々が

隙間からこぼれるように感じた

君にはもっと愛をいっぱい いっぱい

2007/05/17 (Thu)
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