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#聖の部屋  〜 新着順表示 〜


[84] 動機
詩人:#聖 [投票][編集]

このままじゃ消えてしまいそうだと言ったのは
一体誰からだっただろうか

あなたの言葉が遠くなる
遠くなるよ

全部、全部

あなたの中から僕が消えちゃうんだ
消えちゃうんだろ

全部、全部

こないはずの
さようならが
怖くて

犯さずにはいられなかった

2011/08/01 (Mon)

[83] あえて
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僕は
君が見ることのできるここで
泣きながら

謳う

君が僕の涙を忘れられないように
僕が君の言葉を忘れられるように

永久に願う

2011/07/25 (Mon)

[82] 軽薄
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信頼も
必要も
愛情も

言葉にする暇もなく
全てを捨てて君へ走ったのに

その僕すら
軽く捨てて

君は
あいつのところに

2011/06/26 (Sun)

[81] 僕と君との気まずい空気の理由 その四
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お前の涙なんて見飽きた
私の中から出ていけ
顔も見たくないなんて

ありったけいっといて

なんで
抱きしめてくれるの?

2011/06/17 (Fri)

[80] 僕と君との気まずい空気の理由 その三
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俺は言葉が多すぎて
あんたは煩わしそうにするから

ひたすら視線を
あんたに向けるだけしかできないんだ

2011/06/14 (Tue)

[79] 独白
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少しだけ
私の話を
聞いては頂けませんか
私に
懺悔の機会を
恵んでは頂けませんか

やっと
過去と呼べる話なのですが

ある人を辱めました
それはそれは愉しくて
つい我を忘れてしまうほどでした

今日も明日も明後日も
あの晩もあの晩もあの晩も
私は私が嫌いな人種になりました

ある日私は気づきました
後悔しました
そしてまた後悔しました

離したくない

思ったことに

幾度も
離そうと思いました
しかし
触れられる度
崩れて

泣き崩れて

終わりは唐突でした
喉元に突きつけられた
冷徹と愚かさと愉悦

その全てが私を襲い

その全てが私を捨てました

2011/06/08 (Wed)

[78] 僕と君との気まずい空気の理由 その二
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正論仕掛けの論理
鋭い音が僕らの笑顔を奪っていく

言葉の鎖で
自由を奪って
正しさにひっぱっていく君

ただ泣くことを我慢していた僕

我慢しろ大人になれ言いすぎだ流すな会話しろ笑え喜べ

僕は君のいうように
間違いだらけなのかもしれない

それでも泣いたよ

2011/06/03 (Fri)

[77] 誰?
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私は私
あなたはあなた

その言葉を捨てて
僕を捨てて
過去を捨てた

あなたは誰?

2011/05/27 (Fri)

[76] 傍観者たち
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お前が悪いんだ
お前が消えるべきだ
お前が

などとひたすら罵倒する声

まったく
どいつもこいつも

まるで
僕が望んで彼を消したみたいじゃないか

こんなつもりじゃなかった
こんなつもりじゃ

何もわからないなら
泣き崩れているのを
笑うなよ

2011/05/19 (Thu)

[75] 鼓動
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強い君の
その鼓動をとめて
弱い僕は
やっとの思いで泣く

さよならすら言ってくれない
その空気がさ
苦しくて苦しくて
足掻くよ足掻くから

それだけでもとめてくれよ

見つめ合うことも
逸らすのさえも
怖くて怖くて

せめて僕にだけでもと
幸せを求めて

君を落とした両手を首に添えた

2011/05/05 (Thu)
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