風がやばい
雨がやばい
と思ったら雪になって
あっという間にやんだ
一時間も降っていない雪は山を白く染めた
うわー、と思いながら
真鍮の部品を磨いてた

連邦の白い悪魔が撃墜され、はや数ヶ月
自転車という名のジムはしんどい
原付にしようと思う
ザクだ
先輩がくれるらしい
ただ修理する必要があり
もうしばらくジムで出撃する
俺もいよいよジオンか
ザビ家に仕えるとしよう
ジークジオン！！

銀行のＡＴＭでふと鏡を見て思った
あれ？子供？
あまりに変わってない自分の風貌に驚いた
どうりで年齢確認されるはずだ
愕然とした

この前仕事で行った浄水場で恐ろしい話を聞いた
なんでもその浄水場で四人殺されたらしい
凍った
え・・・

その話はどうやら間違いらしい
本当は浄水場の上の方にある旧の浄水場
でも殺人事件はあった
５０年程前に一家四人が殺され一人が生き残ったらしい
犯人はその前にも二人ほど殺している盗人だったという
詳しく聞くんじゃなかった
眠れない

雪が降った
冷たかった
痛くなった耳を隠した
辛うじて開いた目は前を向いて
世界の終わりでもなく
天使が降りたわけでもなく
甘くもなく
あたたかくもなく

例えばあなたが死んだら
俺はどうするんだろう、とか
このまま同じような日々が続いて
俺は死んでいくんだろうか、とか
そんな暗い思考を持って
なんとなく雪を見ていた
少しの晴れ間を期待して
雪を見ていた

ミュージックステーションに東京事変が出ていた
解散するとニュースを見て衝撃を受けていた矢先だった
俺が初めて買ったＣＤが東京事変の「教育」だった
ミュージックステーションで「群青日和」を歌っているのを見て"かっこいい…！"と思ったから
中２だったと思う
それからすぐＣＤを買って
暇さえあれば聞いていた
持っているＣＤの中で一番長く聞いたアルバム
今日のラストライブは涙が出そうになった
特に最後の群青日和は凄かった
ぶつかったような感じ
椎名林檎の歌う姿が勇ましくて
心もってかれた
さみしいとか終わったんだって思う気持ちを吹っ飛ばすような群青日和だった

大人になったんだな
そう感じた

虹を見た
晴れた空に小さなそれは
別世界への入り口のようだ
そこに飛び込むだけの羽を持っていたら
もしもそこから天使でも出てきたら
そう思って、すぐに否定した
誤っている
そんな考えをもってはならない
俺なんかがもっていいものじゃない

今年の抱負

新劇場版ヱヴァンゲリヲンＱを地を這ってでも観に行く

仕事の腕をあげる

彼女がほしい

家事をこなす

貯金する

メガネを買う

ＰＳ３ほしい

タバコの値下がり

怒らない

泣かない

病気しない

ナマモノに注意

以上

朝起きて
自転車こいで
仕事行く
帰ってきたら
冷蔵庫の中
(字余り)


日の昇らない時間に起きて
明るくなってきたなってときに家を出る
雪の中自転車で坂を登ろうと奮闘し挫折する
会社で準備をして現場に行く
あれやこれややって帰る
帰りにスーパーに寄る
クリスマス一色の店内をいつものように回る
箸はいくついるかと聞かれて、ひとつと答える
家について暖房をつける
しばらくして風呂に入る
ご飯を食べてスクリュードライバーを呑む
借りていたガンダムＸを見て
コンタクトレンズをはずす
部屋を真っ暗にして
イヤホンで音楽を聴く
「ねえ」を書いて今に至る
今頃サンタはソリを磨いてるんだろう
窓には鍵をしている
当然玄関も
子供じゃない俺にはもう
クリスマスなんてただの２４日だ
なのになぜかやるせない
いつもよりひとりぼっちな気がする

仕事で褒められることが多くなった
はじめてする仕事だったけど、頑張っとるって言われた
認められた気がして嬉しかった
けど、なぜかもやもやする
気分が沈んでる

胃腸炎になった
腹痛が続いてる
病院行って点滴やら採血やらした
看護師さんが可愛かった

三日も休まなきゃならない
自分だけ休んでると申し訳なくなる
早く治したい

イルミネーションがちらほら目立ってきた
もうそんな季節なんやなぁと

寒いね

先日誕生日を迎えた
ケーキをたくさん食べた

今日はいい夫婦の日らしい
死ぬまで一緒にいるっていう感覚がわからない
夫婦という関係に憧れはするけど
同時に怖いとも思う

冬が来る
ゆっくりと時間がたってほしい

"たったひとかけらの勇気があれば
本当の優しさがあれば
あなたを思う本当の心があれば
僕はすべてを失えるんだ"

この歌詞がすごい好き
晴れた日はこれ流して車を走らせる
最高に気持ちいい

夏になった
明るくいきたい
パーッとはしゃぎたい
せめて詩だけでも明るくしたい