詩人:大示 | [投票][編集] |
たとえ雨でも曇りでも
あなたは居てくれる
今は見えなくても
確かにそこにある
こんな見通しが悪い世界でも
あなたを信じられるのは
いつも暖かさと、優しさを
惜しみ無く与えてくれているから
また、出てきて下さい
待っています
詩人:大示 | [投票][編集] |
何気ない優しさに気付き
嬉しくなったあの日
言葉少ないのは思慮深いためだと
そう知るまでは、苦しんだけれど
嘘、偽りの甘言を吐く様な
詐欺師ではないあなたに
私は当たり前の様に惹かれた
あなたは
私のどこに惹かれましたか
今更な質問を口にできず
もう幾年が過ぎました
手をのばせば
そこに心通じた人がいる
この幸せが
ずっと、ありますように
詩人:大示 | [投票][編集] |
始まりは一度きりの約束
叶うはず無いと思いながらも
指切りをする
目指すものは限り無く遠い
何度も消えかかる背中を追いかけ
行き着いた場所は何もなかった
血迷い事を呟くには
お誂えの世界
曾ての憧れは憎悪に塗り潰され
全ての栄光は色褪せた
あぁ、ほらね
あの日の約束はやっぱり叶わない
約束が僕を苦しめる
君と交わした指輪さえも
枷になった
詩人:大示 | [投票][編集] |
一時の身勝手な願いは叶わない
それは呪詛
醜い死臭に包まれた言葉は
空気に混ざり己の中に入り込む
それは気付かぬうちに膨れ上がり
やがて破裂する
皮肉なシナリオなど誰も望まない
共演する者も
鼻が伸びたマリオネットだけ
詩人:大示 | [投票][編集] |
『えー、前だったら
許してくれたじゃん』
サービス期間はとっくの昔に
終わったのさ
ついでに、お試し期間もな
貴重な時間を使い
わかったことはお前さんの中身が
お粗末だって事だけ
あぁ、外見イミテーションの女
もっと良い病院
紹介してやったのに
詩人:大示 | [投票][編集] |
まぁ!
まるで高名の彫刻家が
創った様な人ね
まぁ!
個性的な芸術家に
作られた様な人ね
まぁ!
・・・・まだ、未完成だったのね
神が開く品評会
未完成の作品は下に降ろされます
いいえ
容姿に限ったことでは
ないんですよ
勘違いなされないよう
ご注意下さい
詩人:大示 | [投票][編集] |
幸せは
他人との比較で感じられる
たとえ、中流であっても
上を見れば不幸を感じ
凄惨な事件を見ては
まだ生きている幸運を感じる
今も昔も、人は変わっていない
平凡な日常が失われ
ようやく、幸せだったんだと
全てを無くした時に痛感する
詩人:大示 | [投票][編集] |
チキンが好きなあなた
クリスマス前に食べると
ただの『鶏もも焼いたやつ』
クリスマスに食べると
『ローストチキン』
やっぱり雰囲気って
味付けと同じくらい大切
大きなケーキだって
あなたの楽しみ
私とあなたじゃ食べきれない
二つのクリスマスケーキ
詩人:大示 | [投票][編集] |
中途半端な知識を見せびらかす
なんて痛々しい!
目もあてられないから
自爆はしないでね
新しく手にした専門用語
それを使う職に就いていないから
アンバランスさが目立ってるよ?
何故そんなにピエロになりたいの
知らないふりした
プロフェッショナルが笑ってるよ