詩人:morning star | [投票][編集] |
金木犀が風と一緒に遊びに来て
柔らかい仕種で囁いて、季節の連なり教えてる
寝そべっていた、テーブルの上で
微睡してた、瞼はまだいいからって、二つ返事で
ここからの景色ももうすぐ過去の時の中
眠れそうでそうできないよ
ごちゃまぜの記憶、声がいっぱいしてる
もう眠れそうなのにそうしたくないよ
探し忘れていた何かがまだ呼んでる?
胸まで優しく入り込んで来る記憶の香り
ずっと一緒にここにいよう。
もうすぐしたら、きっとずっと眠れる
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体に流れ込んでくる熱や息苦しさを緩和させ、堪える胸焼けをどうか鎮め賜え
宙に祈る様に響音かせて一念いはこめかみ迄も撃ち続く
眩暈は通り雨の様に気まぐれ…
羽音は途切れそうな程囁かで…
雨の風に掠われそうな初められそうな感覚や意識
ぼくのあり余る魂の唄喚び興し賜え、目覚めそうな夢もし本当ならぼくを喚び醒まし
ねぇ、イマなら、イマだから
イマしかないなら
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夜が落ちて来る
それに溶けていく
柔らかくて安らかで
気持ち良くて
眠れないのは誰のせい
悲しみにであう事
夢をみているの
砕けた全てが散って
キラキラと綺麗
涙の色は切なく無いのよ
終わりは有るの
悲しい始まり
唏えないのはねぇ…
夢をみているの
砕けた全てが散って
夢をみているの
砕けた全てが散って
唏えない
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マトモに生きようとすれば
ストレスを避けることは出来ない世の中で
堕ちることを赦してしまえば、悪意さえ快楽へと替わってしまう世界だけれど
どうか翼を広げていて、そして羽ばたきを忘れないでいて
時代はうつるから 世界はかわるから 笑顔の日はとりもどせるから
生きていていま 叫んでいてあすも
きっとすべては このカラダから崩れ落ちてしまうから きえさっていってしまうから‥
だから 翼、広げ続けていて‥
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くすんでる街に しらんでる群集の空気に支配されてるなんて言わない
だって俺が光なんだもん だって俺が 俺の生命なんだから
うとんでる世界に 塞いでる日本になんて 人のせいにしない
だって俺が生きてるんだもん
だって俺が俺で 俺のすべてを生み出してるんだもの
どこまでも いつまでも
俺は、俺自身に 生きていく
2007.2.4
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羽根のうら側に月曜日の朝の瞳の景色を鑑みせて
虹の光彩を扉の奥で微笑む幼子の記憶に備え就ける
煌々と朱く燃える面影は大河の海迄 Infinityの翼擁を蔦い 希望の橋翔け渡たす
今日の意識は明日の鼓動へ胤ぎ継がれ
大地の調べをいつか奏で織り謳うそのために育っている瞼綴じた遥か夢の園へと‥
星が夜空を流れ 月が灯かりのカーテンを施し 太陽が恵み慈しむ丘邱の上で
孤高に咲き 孤高を歌う 閃きの琴線のメロディ
未来の理想郷へと音符の記号も美しく架け往く
誘いは悦びをいつの日か識り 白の憩いの宮殿にて微笑う 永遠に卒りない季節を画きながらも‥
羽ばたこうとする夢の天地へと‥ 光の戦士となった小鳥のちいさき然れど 総てを揺るがす 雷鳴の嘶きの如く美しき姿のその聡明で‥。。。
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まぶしさに慣れれなくて
朝の太陽の透き間から入り込んでくる陽射しの キラキラの白光 まだつらい…
憂鬱の風にさらされて はじまる時間にため息のみず玉模様の 小粒になっちゃってしまってたよあたし
おもいでの断片がこびりついたままの頭の陰で ゆがんだ顔をしているから 今にも泣いてしまいそうなんだあたし
愛があったころは微笑みが自然に揺れた 愛がのこっていたころはちいさな花にも自然に優しくなれてた…
だけど今はあたしがあたしを識りだしたから あたしがあたしを求めだしたから あたしがあたしの中のあたしを好き嫌いしてるから
まぶしさにまだ慣れれなくて 朝の太陽の透き間から入り込んでくる陽射しの キラキラの白光が つらい…
あたし‥あたし‥あたし‥あたしのためのあたしなはずなのに‥やっぱりいつまでもどこまでも‥疑問符の嵐がつきまとってくる‥
あたしはあたしを卒業できる日が来るのかな‥?
それともあたしはあたしになれればそれでいいのかな‥?
愛があったころは微笑みが自然に揺れてた 愛がのこっていたころはちいさな花にも自然に優しくなれてた…
あたしはあの頃のあたしに帰りたい… あたしはあの頃のあたしに もういちど会いたい‥
だからそのために あたしはあたしをもっと識っていこう あたしの中のあたし 全部つきつめたなら そこに答えがあるはずだから
愛がのこっていたころの微笑み もういちど自然に揺れれるように きっともっと あたしのこと 識っていこう‥。。。
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朝日が海の上に登りはじめるとき 香る月の雫がさよならをこだまさせた
満月が三日月になり太陽が夜空をかえてぼくはまた一ツなった
さあ手を差し出して夢をみていた季節は終りを迎えたみたい
愛したのはだれかじゃなくて創造されていく未来のその様子
そこに笑顔がふくまれている優しさもそこにいる慈しんだ行為も還り来るから微笑みとなる
さあ手を差し出して夢をみていた季節は生まれ変わり新しい夢を誕生させるからそこへ行けばいい
ぼくはぼくになるために殻を脱ぐ
そのために太陽を浴びよう月光を謳おう光りと咲こう闇を抱だこう
ぼくはぼくになるために殻を脱ごう
さあ手を差し出して夢をみていた季節はもうすぐ生まれ変わる
ぼくはぼくの架けた虹の上を歩きだして行けばいい
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夜の海を泳いでいると 漂う魂の涙のこえにきづく…
ぼくは何をしているんだろう ぼくは何をしていくんだろう…
昏沌とした迷いの舟を浮かべては 待ちほうけているもうひとりのぼく…
夜の海を泳いで未来の辺へたどり創く…
きみは待っていてくれる きみはぼくを抱きとめてくれる
夜の海を泳いでいくよ
夜の海を泳いでいくよ
涙のこえ眠らせるために
夜の海を泳いでいくよ
夜の海を泳いでいくよ
いつかきみの笑顔でねむれるように…
泳いでいくよ
泳いでいくよ
きみのもとまで…
きみのもとまで
泳いでいくよ
いつかきみの笑顔でねむれるように…
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氷の結晶がどこからか舞い降りてきて ぼくにこう尋ねた‥「きみ、幸福かい?」
「そうだね、わりと幸福。まだ生きることが出来ているから。まだ生きようとおもえているから」
ぼくはそう答えた。
氷の結晶がどこからか舞い降りてきて ぼくにこう尋ねた‥「きみは今笑えているかい?」
「そうだね、笑える時はよくあるよ。一人のときがほとんどだけどね」
ぼくはそう答える。
氷の結晶がどこからか舞い降りてきて ぼくにこう尋ねた‥「きみは今なにが悲しい?」
「そうだな、ぼくがぼくを越えられないこと。それが一番悲しい」
ぼくはそう答えた。
氷の結晶がどこからか舞い降りてきて ぼくにこう尋ねた‥「きみはこれからどうするつもり?」
「そうだな、ぼくはぼくになるつもり。ぼくはぼくを極めたい。ぼくはぼくになって幸福になる」
ぼくはそう答えた。
氷の結晶はそれをき聴くと妙に納得して、微笑みとどこかへととおく舞っていってしまった。
ぼくは答えた。
「きっと幸福(そう)なれるのさ」。。。