詩人:ヨミ | [投票][編集] |
刺さることば
もうずっと 離れない
シミになってしまう
ひろがる腐った記憶
眠れない
静けさが
消せやしない
何を与えられても
すべてが腐心
虚の 自分 が
産まれた 午前5:00
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暮れる夕闇
揺れるブランコ
此処には誰も
いやしない
ただ俯く ぼく を除いて
肌寒い背中
誰一人もいない
わかっている
静かに消える街
眠れず 崩れる
誰の声もきこえない
立ちすくむ砂場
裸足 の 希望
孤独 の 影
それらを 抱いて
僕は立ち去る
暮れる夕闇
揺れるブランコ
此処には誰も
いやしない
ただ疼く 苛立ち を 残して
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深い夜の海辺で
立ちすくむ一つのカゲ…
打ち沈んだ心温
冷えた手 暖メル者イナクナル
よく見たこの波が
どこか痛ましいから
目を閉じて 朝焼けを理由に目を覚ます
何処から僕は
間違えただろう
独りはとても
嫌いなのに
何処から君は
居なくなっただろう
夜の絶海が
好きな僕は
二度と 此の海を
見れなくなった……
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春雨 左手つたった
静かな 街 の片隅
虚しさ と 苛立 を産み
ソレに殺された
嘘が贖罪? 居心地は悪いだろう?
此処が現実?
苦痛を越えると何もない?
繰り返す痛み 殖える虚像の僕