詩人:旅人モドキ(左利き) | [投票][編集] |
おれ自身がまさしく待ち望んでいた展開だったんだ
わざと設ける大幅な遅れを逆転してほしかったんだ
まさかの狭い通路で追い抜き酔いしれちゃったんだ
こりもせず一発勝負をもって棒に振りまくったんだ
はばたく前に笑いを起こす芸能も磨きたかったんだ
きみを応援できる期限は湯治も届く晩となったんだ
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未だセミが鳴いてる
未だセミが鳴いてる 未だセミが鳴いてる
彼方へトンボよ飛んでけ 彼方へトンボよ飛んでけ
彼方へトンボよ飛んでけ 未だセミが鳴いてる
未だセミが鳴いてる 未だセミが鳴いてる
彼方へトンボよ飛んでけ 彼方へトンボよ飛んでけ
彼方へトンボよ飛んでけ 未だセミが鳴いてる
未だセミが鳴いてる 未だセミが鳴いてる
彼方へトンボよ飛んでけ
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カラスの群れが飛び交っている
もっと喜びを分かち合えたら 幸福だらけで胸は高鳴る
あらゆる怒りを吐き出すなら 苦悩する心持ちまで漁る
カラスの群れや飛び交っている
とめどない哀しみが弾んだら 記憶の海で泳ぎ疲れてる
やっと楽しみが見つかるから 青空が夕焼けで彩られる
カラスの群れは飛び交っている
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べつにって口癖をとりたてて責める必要なんて無い
とっても残念だけれど自らをかばう魔法の言葉なんだと思う
そういう人だって青く美しい惑星で轟音を響かせると答え
きっと誰も突進しなかった海域へ舵など切り帆かけ船を
さんざめく浪へ全速力で分け入って操縦する心意気も露わ
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ぽっかりと開け放たれる穴から時間を空けて腹ぺこな胃袋に到達しよう
ぷっくりと膨らませる両方のほっぺに魅了されまくりな心ごと冒険しよう
あっさりと口いっぱいに広がる味わいが奏でる旋律に酔いしれよう
ぱっちりと目覚めると鋭い眼光で国際的に丸めこみながら黙らせよう
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変化球ばかりを放り続ける癖が抜けない策略家
睡魔が飽きもせずに襲撃するは知を探求する旅人
命あっての物種と語りかける伝説を刻んでゆく志
逆境に立ち向かうか逃げ惑うか雲隠れするか選べる自由
海王星に突如として現れ氷雨を降らす塊が渦巻き回顧する大暗斑
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きみの立ち位置をただ考えている
今は泣きじゃくって嘆く時なんだ
きみが弱音を叫ぶなら反響がある
当たり前ではなくて有り難いんだ
きみと同じくらい心の優しすぎる
人にも届いて口笛など鳴らすんだ
きみへ結局どんな気持ちを伝える
足を停めて思いが脈打つ日なんだ
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どうやら始まりそうな猛暑の気配に浮かれ
きみに招待されたキャラヴァンに加わったら 想定を超える光景と対面しちゃったから
おれは息をのんで地上で繰り広げられる世界に見とれまくる
とはいえ楽観ばかりする人じゃなかったり 今のポジションを考えると傷心ぎみだったり
あとの祭りだとか飛んで火にいる夏の虫って言葉が駆け回るところ
きみも感情をノックされたはずの相手から 空前絶後の思わせぶりなど食らったのなら
やっぱり活劇による最大の立役者はきみだって認める
ところで青か水色の浴衣ってある 花や金魚の柄なんてリクエストしてみる
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世は情け 波が打ち寄せ
この想い 破れるか
航路は続く どこまでも
胸を張るんだ 迷わず進め
遠ざかる つらい過去すら
いつからか 笑えるさ
だから捨てるよ お別れだ
もっと楽しい 合図をたどる
あわてるな 先はひらけて
歩けると 思いきれ
酸いも甘いも 知りつくす
流浪の民よ 旅は道連れ
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拡散する手段が目的に変換され悩ましい
安っぽい建前ばかり並べたがる人物とは競わない
思いきり駆け足で非日常を優雅に飛び回りたい
三角点も等級があるなんて知ればとても面白い
色恋だとか語り尽くせば話題に事欠かない
奈落から勢いに乗って跳躍すると未開拓への迷い