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旅人モドキ(左利き)の部屋  〜 新着順表示 〜


[265] #0265
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

羽だから飛ぶ気だとは きみは策略で勝負したがる
立ち向かうのを避けられないならば思いっきりぶつかれ
仮分数ではとの自覚も秘めていた おさな心など振り返る歳末に
分子と分母とが等しくなるよう少しずつでも近づけたいと
頭でっかちに考えたり とある詩人に代弁させたりもして
滑走路の上空にて回ってくからすの群れをも味方につけたい
旋律まで不条理な夜も聴いた想いなど かたっぽあげる

2016/01/07 (Thu)

[264] #0264
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

予定よりも前倒しで酔いながら
好きこのんで伸ばしてない 髭など剃って骨を休めよう
立ち読みと試聴で梯子すりゃ
昼めしをぺろしと平らげ 港へと足なんか向けてみる
浮上する遊び心までも乗っけて
道草とか食ったら引き返す 公園に通り掛かれば
台形のカンザシフウチョウが放つ声も受け取ってくれそう
聞き耳を立てながら祝杯は 桃色な紅茶で割って飲め
開場までは店内にて閑つぶし
意を決して列に並ぶと 誰かさんがスヌーピーもしょってる
入口で順番など待ったら見失う
同じ空間にて競わずに済む 観客という位置もありがたい
凄すぎちゃって悔しいとすら思えない気持ち
共鳴してほしいと望むきみから 贈り届けられるその演出が絶妙だ
海の彼方ではアオハライソヒヨドリも飛躍っぽい
伝説やらお伽噺だとかおれは夢想しがち 鬼の大王も加えるかどうしよっか

2016/01/07 (Thu)

[263] #0263
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

幕よ上がれ
カラフルな幕よ上がれ
きみ達が逆風に立ち向かうころ
おれは思ったより素直かもと考えてる
だけどパズルを提案し続けたら
現れるかと期待する味方は知らんぷり
すっかり怒り心頭に発しまくる
とはいえ熟れかけの果実を持ち胸張ってやれ
おれが上ってく大まわりならせん階段に懸けろ
きみ達の到達点はちょうど頭上の位置にあり
追いかけて届くよう信じてシャウトする
それは新たなる舞台への道しるべだから
スペシャルな幕が上がる
幕が上がる

2016/01/07 (Thu)

[262] #0262
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

ほろ酔いにつき夕焼けは薄荷もほおばってしまう
町工場の屋上で搔き鳴らす竪琴が儚げ
清酒による甘ったるい香りなど遠慮せず味わう
おれの人格ならば削り落とされ
きみは口癖を繰り返す 毒牙は空っぽの藁しべも狙う
すると寝台車の床を転がって
踊るは銀杯だろうか もしくは灰皿が底で舞う
どうすれば駄文をも整えられるかで
朝を心地よく迎えるかまでも占う
駅の改札を抜けても胸に宿る 夕焼けは薄荷もほおばって
おれの人格ならば削り落とされ笑う
きみは口癖を繰り返し 毒牙は空っぽの藁しべも裂け

2016/01/07 (Thu)

[261] #0261
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

腹ごしらえを済ませ 海原を見すえて計画も練る
仮装の舞台からは離れて 北上すれば浮き足だつ
進貢船なら小さく見え 幻想など反省し引き返す
試みて継続すれば夜も訪れ 旅路の心へ鳴り響く
南下し守りから攻めへ 気持ちも切り替えて臨む
普段着の客となり潜入で 羽音が大きい雲も飛ぶ

2016/01/07 (Thu)

[260] #0260
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

それはさておき星にしても炎にしても青いほうがより高温で燃えているとの豆知識でも学ぶ
とどのつまり見かけの印象と内に秘める本質とが異なるという意外さなども考える
らんぼうの取り残しなる魂を宿す者としての情熱が実感できるのならば得した気分も味わえよう

2016/01/07 (Thu)

[259] #0259
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

クルミを割れた日の先へ 迷ったり回り道しながら
その望遠鏡を担いでった 息きらしつつ駆けだして
サファイアみたいな街灯 くぐり抜けて目をこらす
ほうき星を探してみたら ぼわっと金魚が水ふいた
ラッパが高らかに鳴った 幸せの扉まで走り続けて
いつまでも空を転がる旅 不確かな航路への冒険は
ポリリズムが頭に響いて まだ万人もまだまだ未完

2015/10/07 (Wed)

[258] #0258
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

かいがらが つなぐことがら
たいへいようの かたすみにある ちいさなしまへ
ながれついては ひろうゆめ
きっとすべてを あきらめたくは なかったわけで
ゆくえしれずと なったのに
おもいがつのり はぐくまれ まいもどっても
いってつのいし ずるするひまを
あたえられずに いっぱつで なぐりたおされ
むきあって おあいことなる
めいわくを かけてみたって まずくない
おたがいさまに しちゃおうよ
うまくなるほど わらいばなしで ばをかきまぜろ
つづけてみても おいしいはずだ
もしもはまべで つまずいて なみだのもうと
だめじゃない あきらめたって

2015/10/07 (Wed)

[257] #0257
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

一陣ノ風ガ遍ク吹キ抜ケル情景ノセイカイ
ドウヤラ進歩ト進化ヲ使イ分ケシナイノハ
二足歩行ノ欠陥ナド察スル素質ノセイカイ
ソノ断絶ヲ免レル遺伝子ガ空ニ浮カブノハ
三葉虫ノ化石ナンゾ究メル学問ノセイカイ
アレホド栄エタ文明ノ衰退マデ重ネルノハ
四死球ノ連続デ塁ヲ進メル走者ノセイカイ
コノ世界ガ必死ニ生キル矛盾デ光放ツノハ
五里霧中ノ心境ダト漂ワス戯言ノセイカイ

2015/10/07 (Wed)

[256] #0256
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

おれは思いをめぐらす きみとキッスでハグもしちゃう秘め事
きみが必要なんだ おれと結ばれようと語っても 海綿みたいって遮断され
とはいえおれの思いはめぐる 海綿ならフリーズで逸脱する謀り事
結論をほったらかして 踊り明かそうとおれは焦るも ただの遊びねってきみに絶縁され
とはいいつつも再び思いめぐらせるが どうにかこうにか結論をマスタリングする願い事
ただならぬ覚悟ですらおれの真剣さが伝わらず きみから切実なる別れなど公表され
色めきたって有頂天な心もめぐり おれには考えもおよばぬ厄介事
リアルな浮世にてアイディアを具現化するデメリットが含まれ

2015/10/07 (Wed)
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