どれほどの憂いに
時を費やしたのだろう

風の流れと共に
日々は過ぎ

月が欠ける様に
心を磨り減らし

それでも貴方を
愛し続けるのでしょう

何処に行くのだろう

君のその想い


あの人に届くまでの短い距離

そっと手を握れば近づいてしまうのに

戸惑い
哀しみに涙を零す
いま君は恋を知る

君は
素敵な恋をする･･

惑わされていた

胸の奥にまで香る誘惑の香り

私は少しづつ蝕まれていく

まっ赤な薔薇にのみこまれていく

記憶の彼方から

君は･･･


僕の胸に
駆け寄って来る

微笑んだ瞳
切なくて
愛しくて
抱き締める

雨が止み

雲が晴れ

キラメクばかりの星を

君は眺めていた


共に手をとる君は歩き疲れ

あの空を
いつまでも見上げていた

月が囁くように

星が物語りを作るように

君に囁きを

素敵な物語を

最愛の君へ

僕の隠れた心
いつだって
震えていた

霞んだ風景の中には
いつも
君はいなかった

君がいたのは
喜びに触れていた時

そう

僕が愛する君を
見つめている時

最愛の君へ

笑顔の君へ

素敵な君へ

誰よりも愛する人
いつまでも

いつまでも

二人 手を繋いで････

魅力的に見えた
貴方の瞳

そっと
触れてみた

暗い部屋の中
微かに輝いてみえた
ひとすじの涙

何も聞くこともなく

私は貴方の
すべてを抱き締めて家路につこう

少しの愛を
此処に残して

少しの希望を
胸に抱いて

風の囁き

空の囁き

緑の囁き

ゆっくりと
静かに体に流れてくる

ほんの少しだけ
心開いてみれば

僕にも見える

心の囁き

まだ帰らないよ

まだ此処にいるよ
君の側で手を繋ぎながら
何度もくり返す

君に安らぎ
伝わるように

君の寂しさ
癒せるように

ゆっくり

ゆっくり

眠ってね


それじゃ

またね･･･

優しく過ごす
君との時間

少しづつ幸せ
増えてくよ

たくさん笑顔
溢れるよ


僕から君への
LOVE LETTER

小さな君への

僕の想い