詩人:阿修羅 | [投票][編集] |
哂って、いるのか
磨り硝子の向こう側
淡い光と、色合いが
僕に、
近づくな、を教えている
あまりにも、疎外感
大切なモノさえ
見失いそうになる
生きていたい、
それだけが確かな事で
今は独りで
立ってられないよ
迷い込んだ深みに
道連れにする人は
居たかな
永遠に眠って
しまいたいのに
瞳は開く、朝
嫌い、だ
また始まる
繰り返す痛みの螺旋は
いつか光にでも
変わるだろうか
気にしない、が
楽なのか
救われる、方法は
涙を流した分だけ
幸せになれますように
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吐かないと、
崩れそうになる
あたしの言葉を
受ける人は
いない、のか
知らない。
見たくもない
拒絶に、走る。
何も知らない。
何も知られてない。
変わらない?
終わらない。
続くか、切れるか
遊びじゃないのよ。
硝子、蹴破るみたく
此れも粉々になればいい
詩人:阿修羅 | [投票][編集] |
薄れていく視界の果て
躊躇う瞳は
幾つもの願いを映して
漂う、水面
光撥ね返す
三角の波は
幾つもの痛みの軌跡
涙色に染まったあたしの心から
痛みが消えますように
築き上げてしまった罪の山が
いつか、いつか消えますように
感情が薄れてしまえばいい
このまま、
だれも知らないところで
哂ってたらいい
それでも頬を伝う涙は
救って、を指すの
痛い。
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あたし、が今
動こうとしないのです
今、これまで
何の為にと、
自分の存在さえ
掻き消したくなる程です
意味さえも、程遠い
言葉が見つからないのです
あたし自身を溺れさして
救い出す言葉が
吐き出す言葉が
枯れてしまったようです
見つからないのです
全て、全て
泡になって消えました
と、思いたい
単に言葉を忘れてしまったやも
知れません
つらつら
書き連ねる事が
こんなにも幸せだと
浸れるのはこの位
低次元の話よりよっぽど
哂ってられない
詩人:阿修羅 | [投票][編集] |
責めたてるようなことは
致しません
危害、加えぬように
黙っておりますから
などと、
ご機嫌取りすりゃ宜しいですか
ぎゃあぎゃあ、と
喚けば宜しかろうよ
あたしの知ったこっちゃない
うんうん、と
さも聞いているかのように
スルーして差し上げますから
この世は所詮、の
寄せ集まり
常に不満、常に不安
鬱陶しい
全てが消えればいいのにと
自分が創り上げたモノに対して
八つ当たり
腫れもんみたいに触れんなや
噛み付いてやろうか
何が分かる
そこいらの一般と
ごったにされちゃ、たまんねぇよ
どうせの猫っかぶりさ
それでなんだい
知ったかぶりかい
頭がたけぇわ
身の程を知れ
詩人:阿修羅 | [投票][編集] |
なんで、こんなのなのだろ
ごめんなさい、と
謝るしか出来ない
あのひと、には
なれないんだ、
とうの昔から
君に、と思うけれど
深く、ふかく
根付いた僕は
君の前では
形を変えれない
なろうと、してるのに
拒絶反応
逆の事しか
あたしはあたしなの
胸を張っていえない
あたし、だけが落ち度
ごめんなさい
たくさんの感情で
おかしくなりそうだ
統一されたくない、しないで
すべてすべて
消して、消えて
詩人:阿修羅 | [投票][編集] |
自分がきらいきらいきらいきらい
情けなくて、恥かしくて
馬鹿みたいで、愚かで
きらいきらいきらいきらいきらいきらい
何も変わらなくて
抱き締めるその腕さえも
信じられなくなりそうで
苛つく、
八つ当たり
お腹も痛い
もうどうにでもなっちゃえばいい
きらいきらいきらいきらいきらい
全ての優しい言葉が今
あたしにとっては羞恥
詩人:阿修羅 | [投票][編集] |
おもしろいくらいに
不安定
全てが愉しくて
鬱陶しくて
死んじゃいたくて
自分の存在否定
傷が痛くて
何も考えられないや
真っ白で、
甘えたくて泣きたくて怒りたくて
八つ当たりしたくて
全てが嫌で
光なども見つからなくて
痛くて痛くて
どこにも行きたくない
独りにして
頭とお腹が痛い
もうなんもいやや
ごめんなさい、しか云えない
消えたい
詩人:阿修羅 | [投票][編集] |
時に見間違うような
思い出したくもない
記憶にも似た
生きていたくない
想い出や感情は
我が身を苦しめるだけ
泣いても叫んでも
止まらぬ、この涙は
貴方もあの人も救う事は
無いであろうと、
痛みを抉り取るように
掻き消した感情
見ないようにした
哂っていれば良いんだ
解らなくていいんだ
知らなくていい
ただ、傍で
微笑っていてくれさえすれば
どれだけ泣いてたって
哂ってみせるから