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安曇の部屋  〜 投稿順表示 〜


[1] ひだまり
詩人:安曇 [投票][編集]

ただ、あなたがいるだけでほっとして


何をするわけでもなく
あなたは私を癒してく


ひだまりの中で昼寝する子供のように気を許し、大きな心で僕を包む


幸せなんて口にするほど大げさでなく


幸せなんて人に言えぬ程ささやかで


ただ、ひだまりの中は温かく。あなたの笑顔は優しくて
僕は少しだけ優しくなれた


空も雲も、川も山も
あなたといるから綺麗と思え


月も星も、夕日も土手もあなたがいるから切なくて思えた


今日もひだまりの中
そっと、あなたの手を握る

2005/02/14 (Mon)

[2] 昼の月
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どこかに行きたくて空を見た


でも、どこに行きたいのかわからない


まるで、絵のように青と白しかない空
その中で、昼の月はぼんやりとたたずんでいた


薄い薄い昼の月。


夜ならば綺麗と言われる月なのに
今は全く目立たない


目立たないのに、妙に優しい昼の月


薄い薄い昼の月は、私の中に居座った




今日もどこかに行きたくて空を見た


昼の月が私に言う
『行けばいい』


昼の月は知っていた


恐くて、行かない私の心を…。

2005/02/14 (Mon)

[3] 懐かしのメロディー
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遠くからきこえる懐かしいメロディー
あなたのピアノの音


口下手なあなたの愛情表現


いつもあの曲だった


優しくて優しくて、穏やかなあの曲


嬉しい時も落ち込んだ時も、泣いた時も。
愛しくてたまらない時も…


私の心にこだまする




遠くからきこえる懐かしいメロディー


嗚呼、私の為の曲だった

2005/02/16 (Wed)

[4] 心の中の本音
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切なさに負け、夕日を見ながら溢れる涙


あなたがいない道


のびた道に僕だけ残る


言葉なんかいらない
今は全く無意味だ


あなたの手は魔法の手
僕の暗やみを消してしまう
不安や嫉妬、切なさ寂しさ




逢いたいよ




口に出すのが難しくなってきた
愛の言葉


逢いたいよ


2005/02/16 (Wed)

[5] お風呂
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僕がこんなに冷えていたと、気付かされたお湯の中
温いお湯で痛む足先


僕はこんなに冷えていたのか


笑顔でいれば、元気でいれる。と、誰かが言っていた


笑顔も涙も流せぬ程に、冷える痛さを知る


雪に埋もれた花のように、僕は春を心待ち
冷たい雪に邪魔をされ、日差しをうけられぬ花


嗚呼、どこまでも冷えていく


いつのまにか温いお湯と同じ温度に


温かいことが幸せ


きっと人は知っている


温かいことは幸せだと

2005/02/16 (Wed)

[6] 中毒
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なんでこんなに好きなの?
あんな奴が愛しくて


逢いたい、話したい、声が聞きたい


お世辞でも、良い奴じゃないあいつが頭から離れない


ため息と漏れる名前


悔しいけど大好きで
悔しいけど愛しくて
悔しいけど許しちゃう


あなたが好き


あなたのキスに溺れて
あなたの温度に溺れて
あなたの瞳に溺れて

どんどんあなたに溺れてく


不器用すぎる、あなたの愛情表現に
気付いてしまう私の心


ねぇ、あなたも私が好きなの?


優しく私の頭をなでて
からかいながらキスをする

言葉は悪いのに優しすぎるあなたの手


知ってる?
私を泣かせるのはあなたしかいないの

知ってる?
すぐに出る名前はいつもあなた





なんでこんなに好きなのか。

2005/02/20 (Sun)

[7] 優しさの源
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目をつぶると君がいる


甘い甘い君の笑顔は、私の優しさの源で


君の隣にいるだけで
温かい気持ちになれるんだ


上手い言葉も、愛の告白も、恥ずかしくて言えないけれど

私はいつも想ってる


甘い甘い愛が溢れ
こんなにも素直に好きで


このポカポカが
君を想える温かさ

2005/02/20 (Sun)

[8] カラス
詩人:安曇 [投票][編集]

どんな時も隣にいる
忘れないでここの線を


赤く染められた雲を見ながら
隣にいる君を想う


優しい風や、穏やかな夕暮れに心を溶かして

悪い夢や、嫌な記憶が消えていく

隣に君がいるから


流れていく時間や風を肌で感じながら


どこでもいいよ。君がいれば

君は僕に安心することを教えてくれた


忘れないで、忘れないよ。
あの夕暮れ


当たり前が幸せだって、君といて気付いたよ




ねえ、どんな時も隣にいる
忘れないでここの線を

2005/02/20 (Sun)

[9] 空の色
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色が溢れるこの街に
私を癒す空の色


青じゃなくて
白じゃなくて
赤でもない


空の色


こんなにも静かで

こんなにも穏やかで

こんなにも暖かくて


嗚呼、優しい


時に切なく締め付ける

切なすぎる色を出し


私の心に問い掛ける




色が溢れるこの街に
私を見ている空の色

2005/03/05 (Sat)

[10] 日曜日の奇跡
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日曜日の奇跡
君からの電話、デートの誘い


急いで服選んで
急いで髪なおして


『日曜日はいつも寝ているの』

なんて
冗談で言った言葉に感謝しちゃう


いつもよりも念入りにマツゲをあげて
目を大きくしてやるわ


嗚呼、服が決まらない
昨日言ってほしかった

お気に入りを洗濯しちゃったの

普段、男らしい私だから、今日はスカートでもはいちゃおうかな?

嗚呼、悩む


催促するように、君からの電話

家の前にいる君が
なんだか可愛らしくて


玄関を開けると君がいる
ドアノブ握って
急に緊張してきたよ


私服の君に、ドキドキが止まらない

なんでこんなにドキドキするの?


日曜日の奇跡
ずっと好きだった君とのデート


見慣れた近所が、輝いて
いつもの風が優しくて
でも
君の手が一番優しいの
あなたの温度に集中しちゃう


背が高い君の耳が赤い




日曜日の奇跡
素直になりたかった私を素直にしてくれた


日曜日の奇跡

2005/03/05 (Sat)
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