詩人:安曇 | [投票][編集] |
青い紙が敷き詰められているような空の下
ゆっくりと歩いています
あなたの事を想いながら
歩いています
こんなにも穏やかなのは
あなたのおかげ
嗚呼、何でこんなにも愛しいんだろう
ねぇ、知ってる?
あなたを見るだけで
涙が出そうになるんだ
私がこんな気持ちになるなんて…
青い紙が敷き詰められているような空の下
ゆっくりと歩いています
あなたの事を想いながら
歩いています
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憂欝になる
この
悩みの山
埋まりそうなほど
君は悩みが多い人
『大丈夫』が
時に君を追い詰める
『頑張って』が
時に君を苦しめる
僕に出来ることは
話を聞くこと
傍にいること
頭をなでること
多すぎる悩みの山を
溶かせるように
只
君のタメに…
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君と言葉をかわせたら
どんな話をするだろう
君と心が通じたら
どんな感情抱くだろう
君の瞳が真っすぐで…
僕はそんなことを考えるんだ
温かい瞳に
温かい心
君はいつも
静かに僕を癒してる
君は僕にどんな言葉を投げ掛けるかな?
君と言葉をかわせたら
どんな話をするだろう
嗚呼、君と話をしてみたい
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月が恐いくらい光る
こんな夜はあなたのそばに
闇夜に包まれ、消えそうで…
―私はここにいるよ―
聞こえない声で叫んだ日々
笑顔の奥に隠している
淋しさに鍵をかけて
夜の闇からあなたが見つけだしてくれた
あの日から
あなたは私にとって
空に輝く優しい一番星
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涙の粒を並べてみたら
私の方が少しだけ多かった
僕達、お互いに不器用で
想いを伝えるのが出来なくて不安ばかり
すれ違いばっかで愛情が見えなくて
もっとちゃんと話したかった
もっとちゃんとキスしたかった
涙の粒を前にすると思い出す
あの日の不安だとか、眠れぬ夜のこと
言葉にだせぬほどあなたが愛しくて
ごめんね。
本当に、僕達は不器用だね
不思議だね
最後の夜が一番わかりあえるなんて
最後のキスが切なくて
涙の粒が増えるばかり
本当に好きでした
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ふんわり
浮かぶ切なさに
一人怯え…。
泣き濡れた日々を隠す
僕を愛する最後の人は
君だと信じていたんだ
自然すぎたあの時が
今では幻として現われる
ふんわり
浮かぶ僕
騒がしすぎる街だけど
見つけられるのは君だけよ
僕は君を想ってる
いつも君を感じるくらいに
君を想ってる
僕が愛する最後の人は
君だけだよ
自然すぎたあの時が
今では幻として現われる
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雨で溢れるガラスのせいで
ぼやけて見える風景が
今の僕に問い掛ける
歪んだ空にのまれつつ
静かに沈む心のガラス
ゆらゆら揺れては
落ちていく
ゆらゆら揺れては
消えていく
雨で溢れるガラスにうつる
逆さで歪んだ僕の顔
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【お礼なんかいらないよ】
【謝らなくてもいいって】
【あぁ】
【泣かないで】
【ねぇ、泣かないで】
少し浮かんだ僕が見た
日々を過ごす私
弱々しく消えそうな
まるで昼の月
いや
きっと消えゆく事を待っている
暗やみに光り
朝日に消され
僕が私と重なって…
雨に願う
心の汚れを流して欲しいと
雨に願う
一緒に流して下さいと
嗚呼、また朝日に消されゆく
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風で舞散る花びらが
妙に刹那に感じ入る
桜は不思議に
散った後の
花びらさえも
綺麗で切なく心に残る
枯れた声
伝わらない言葉が
もどかしい
失い気付く
平凡の有り難さ
車の中
一人の空間に癒される
何も考えられないくらいに
頭を一杯にしたくて
必死に知らない道を行く
花びらが刹那に宙に舞散り
静かに地面にかえってく
桜は不思議に
散った後の
花びらさえも
綺麗で切なく心に残る