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安曇の部屋  〜 投稿順表示 〜


[100] 君の魔法
詩人:安曇 [投票][編集]

なんでだろ。

あんなに怒ってたのに

君を見つけた瞬間

笑っちゃった。

2005/09/11 (Sun)

[101] 君の隣で想うこと
詩人:安曇 [投票][編集]

海辺の風と、波の音を聞いて
君が静かに微笑む


好きなことが増えていることに気付いているかな


カニを見つけて、子供のように二人
はしゃいだあの日


周りがどうとか、他の人がどうとか
関係なかった


あなたと出会い3度目の夏ね
今年も海です


繰り返せる幸せを
僕は最近気付いたんだ


愛がなんなのか
うまく説明できない

だけど知ってるよ
僕は知ってるよ


あなたがくれた

あなたと温めた

あなたと作った

優しくて壊れそうで大切な僕達の愛




海辺の風と、波の音を聞いて
君が静かに微笑む


あなたの笑顔がいつも、そう今日も
僕を笑顔にしてくれます。

2005/09/14 (Wed)

[102] 湯気の中
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熱いお湯が、君は好きだったな
熱いお湯につかりながら
ふと思いだしだよ

体中真っ赤にして
タコみたいって笑ったね


何をしても君の影がちらついて

どこにいても君に話し掛けてる僕がいる


笑ったりね

切なくなったりね

もやもやしたりね

―結構忙しい。


人を想うことが
こんなにも僕の心を忙しくさせるなんてね


少し温くなったお湯
赤くなった手、ふやけた指先

湯気の中、頭がぼーっとしながらも
また君を想っていた

2005/09/15 (Thu)

[103] 空鏡
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澄んだ青が素直に僕の心に届いて

はかない白がゆっくりと空に染まって揺れる


誰のために、願いが増えるの?
答えは空に
空が僕の心を映してた

嗚呼、あなたが好きで…



切ない赤をぼんやりと見つめ歩いています

重々しい黒がどんよりと不安を僕に押し込んだ


痛む胸は
あなたにだけ
ずきんと音をたてて痛むの

嗚呼、あなたが好きで…


さわやかな青、優しい白
穏やかな赤、静かな黒


澄んだ青、はかない白
切ない赤、重々しい黒


――想いが全て空に――


嗚呼、あなたが好きで…

2005/09/16 (Fri)

[104] 流れる日々の中で
詩人:安曇 [投票][編集]

変わらないのも、幸せって事

なんで
時々忘れそうになるのかなぁ〜。


久しぶりに土手を一人で歩きながら
そんなこと思ったよ


空は大きくて
風は心地よくて
土手は安心できて

夕日は丸いし
夕焼けは綺麗で、どこか切なくて

川は流れて
草木は揺れて


変化して見つけた幸せ
変わらない幸せ


忘れがちな僕だけど
たまに、こうして思い出そうね


―迷子にならないように。

2005/09/17 (Sat)

[105] 観覧車
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僕は毎日ここにいるよ

誰より大きく目立っているでしょ


僕の中でたくさん愛を
膨らませて、温めて降りていってね


僕は笑顔が好きだから
幸せ、きらきら沢山ありますように


泣きたくなったら
そっとおいで
僕と一緒にゆっくり回ろうよ


僕は毎日ここにいるよ

誰より大きく目立っているでしょ


誰にも感謝とか愛とか
貰えるなんて夢にも思ってないんだ


だけど、だけどね
たまに、本当たまに
淋しくなるんだ

その時は僕の中で笑って
僕に愛を見せてね
僕と回りながら




僕は毎日ここにいるからさ
いつでもおいでね

2005/09/17 (Sat)

[106] 待合室
詩人:安曇 [投票][編集]

本を読んでる人
テレビを見てる人
友達と話してる人
携帯をいじってる人


不思議に僕は
この居心地の悪さを感じる待合室で


君のことを想っています


睡魔に襲われ
重くなったマブタと戦って
流れてくる音楽に耳を傾け
僕は君をぼんやり想ってます


ぼんやり、ゆっくり
この空気に寄り添いながら想ってます。

2005/09/18 (Sun)

[107] 帰る時
詩人:安曇 [投票][編集]

もう夏は過ぎたと
感じる夜の風に
どこか心つかまれて
大きな月を見たよ


夜は暗いものと
幼い頃からの常識


外に遊びにでちゃいけないと
夜をあまり見てなかった
幼き僕


涼しい風が僕の温度
静かに下げていく中

夜の優しさがじんわりと僕を包んでいく


―夜は暗いのかな。


少し大人になった今
夜の優しさに気付いてきたよ


月の下、やんわりふいた秋風に
思いを寄せて、心を寄せて

季節はめぐり、時は過ぎ
刹那の日々を繰り返す

2005/09/19 (Mon)

[108] パパの手
詩人:安曇 [投票][編集]

がたんごとん
がたんごとん


電車の音と電車のリズム


少し混んでいる電車の中
僕はパパとお出かけ中


ドアにピタリと張りついて
少しだけ見える
流れ流れる景色達


僕は妙にドキドキしてた


僕の後ろにパパはピタリと立っていて
僕の頭をくりくりいじってる


少し血管浮いてて、ごつごつしてる
大きなパパの手が

僕の頭をいじるたび

ドキドキとポカポカとワクワクと

なんだか不思議




がたんごとん
がたんごとん


電車の音と電車のリズム


少し混んでいる電車の中
僕はパパとお出かけ中

2006/06/10 (Sat)

[109] パパの魔法
詩人:安曇 [投票][編集]

知らない街、知らない道

見たことない風景に、人の波


僕は
ちょっと恐くなって

パパの足にしがみついた


パパは僕を
変に慰めるわけでなく
落ち着かせるわけでなく


少し笑って
僕の髪の毛をくちゃくちゃにした


恐かったのに
パパが
あまりに面白そうに僕の髪を触るから

パパの手を握ってやった


僕の顔くらい大きい
ごつごつで温かいパパの手


あれ、恐くなくなった

2005/09/20 (Tue)
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