詩人:☆桜歌☆ | [投票][編集] |
真っ暗な部屋の中で
テレビだけが
表情を変えていく
月はゆっくりと
空の家路をゆく
網戸越しの夜の涼風も
心地いいよね
静かな夜は
大好きな歌を口ずさんで
あなたを思ってる
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誰かが壁に描いた落書き
この地図の×印には
何があるのかな?
僕の幼い頃の宝の地図は
いつの間にか
無くなってしまったけど
遠い日の思い出が
蘇ってきたよ
ありがとう
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僕の人生に
一体どれだけの
価値があるのだろうか?
時々人生なんて
無意味なものって
思ってしまう僕がいる
終わってしまった
学生生活を思い返すと
一瞬だったように感じる
あの頃の未来の僕宛ての
一通の手紙には
“元気でいますか?”
僕は元気だろうか?
今はわからないけど
きっと未来の僕は
今の僕を笑って
語ってくれるでしょう
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星空に手を伸ばして
届かぬとわかってしまうと
余計に欲しくなってしまう
忘れれば楽かもしれない
だけど自分に嘘はつけない
心を失って何が残る?
俺は君が好きだ
その気持ちに嘘はつけない
だから俺はずっと
手を伸ばして待ってるよ
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あなたと会って
僕の世界が変わった
これから過ごす時間は
泣いて過ごす1秒も
笑って過ごす1秒も
全部楽しんでやりたい
あなたと過ごしたいと
望む人生が限られた
大切なものだから
大好きなあなたに
言わなきゃいけない
I love you
待ち受け画面は
2人で撮ったプリクラに
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君が泣いていたら
僕が抱きしめるよ
君のピンチには
僕が駆けつけるよ
君のためなら
何でも出来るって
そう思うけど
実際どれだけのことが
出来るんだろうか?
そう思うと
まだ君の手を引いては
歩いて行けない
僕に自信がつくまで
もう少しだけ
待っていて下さい
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本当に大切なものって
失ってみて
初めて気付くことが
大半だと思うけど
それじゃダメなんだよな
思い出はいつも優しい
いつもいつも
甘えてちゃダメだけど
本当に大切なものだよね
忘れたいって思う
辛いことや悲しいこと
忘れてしまったら
人生の何ページかが
真っ白になってしまう
途中が空白の物語なんて
見たことないだろう?
途中がどんなに残酷でも
長い長い物語は
読み終わった
一番最後に振り返って
価値を判断するように
僕は笑顔で
死にたいんです
空白の一つもない
僕の物語の真ん中で