詩人:☆桜歌☆ | [投票][編集] |
四つ葉のクローバーを
探すために
三つ葉のクローバーを
踏みにじるような奴に
幸せは訪れない
子供の頃に夢中で探した
四つ葉のクローバーも
今では探すことは
すっかり無くなった
それでも何故だろうか?
四つ葉のクローバーが
幸せを運んでくれることは
今でも信じている
今でも子供たちは
四つ葉のクローバーを探す
四つ葉のクローバー
あの時僕が求めた
幸せな夢を
今度はあの子たちに
運んでおくれ
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旅立つ僕が見送る蕾
春はもうすぐやってくる
この蕾が花開く頃
僕は違う街を歩くだろう
生まれてから毎年
この街の桜を見てきた
物心ついた頃には
桜が好きだったと思う
だけど今年は会えない
毎年花が開く季節だけ
人に思われる桜
どこか僕に
似ているような気がして
毎日毎日見ていた
校門前の桜並木の坂
僕が帰ってくるまで
頑張っておくれ
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君と別れた後の
“振り返らない約束”
いつも2人とも
守れなんてしなかった
帰り道別れる時に
振り返るのなんか切ない
って言ったから
君が言い出した約束
毎日僕が振り返るたびに
君の笑顔があった
何でだろう?
今は君の笑顔しか
思い出せない
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僕らがこれから
生きる未来に
100%起こるとか
100%起こらないなんて
決めつけることはできない
出逢いと別れを繰り返し
喜びや悲しみを重ね
当たり前にある
過去の経験
あくまでそれは
あった出来事でしかない
これから僕らが生きるのは
1と0の間にある未来
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絶対にしては
いけないことがある
それは…
「何もしない」こと
失敗して転んだ人は
確かに歩こうとした人
人生って半分以上
難しくて大変なもの
だからせめて
明日の自分に
笑われないように
生きてみよう
今日は今日
明日は明日
誰にも平等に時は流れる
だからこそいつだって
自分は自分なんだ
他の誰でもないんだ
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1人きりの夜
孤独を感じるだろう
しかし
誰も知る人のいない
雑踏の中が
一番孤独に感じる
人がいないから
孤独であり
人がいるから
孤独ではないと
そういう訳でもない