詩人:雨蛙 | [投票][編集] |
風か流れ
時が流れ
辿り着いた今に嘆き
想い巡らせ未来に涙
今を憂い
日々を憂い
辿り着けず己に嘆き
想い巡らせ過去に涙
死を願い
無を願い
辿り着けた闇に嘆き
想い巡らせた救いに涙
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普く大地に降り注ぐ光は
暁の訪れを知らせ
悪戯に差し込む朝影
浅黄の霧が世界を包み
草葉に輝く朝露の雫
一日の始まりの風景は
美しく悠然と彩られていた
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古の神を祭りし日
宵闇の帳も下りて
打ち上げられた火の花の
消えゆく残り香が
また夏の終わりを
告げてゆく
頭をたれた向日葵が
暮れゆく空に花散らし
顔を隠した太陽が
申し訳なさげに山に落ち
群青色に星々が輝いて
少し冷たい風を
緩やかにつれてくる
白んだ遠い空が
焼けるよう赤らんで
雲の切れ間から
今日もまた
溶けだしそうな御日様が
虚ろうように昇ってく
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変わらない毎日の中で
見付けた小さな幸せ
針の穴ほどのモノだけど
日々を生きるには充分で
その幸せに糸を通し
繋ぎ合わせて
贈る事が出来たなら
君はどんな顔を見せてくれるだろう
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夢一つ強く持ってたら
何処へだって
行けるはず
そう信じて
前だけをみて
歩いていこう
迷って曲がって
道外れたって
良いじゃないか
疲れたら休んで
ゆっくり進めば
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今の僕は無力で
過ぎていく
人も景色も
何一つ留める事
かなわなくて
世界を変える事なんて
出来ないって
思ってたんだ
けど違った
世界は以外と簡単に
変わってしまうんだ
人との出会いで
何気ない言葉で
結局は心の在り方
なんだろうね