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雨蛙の部屋  〜 新着順表示 〜


[105] 夕陽の好きな貴女へ
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日暮れし時の沈む夕陽
何気なく視界に映った
夕焼けが
あまりに綺麗で
バックミラーで見送る
その風景に
夕焼け好きな貴女が
脳裏を掠めた
届かぬ想いと共に
沈む夕日を追い抜いて
遠くの夜へと逃げ込んだ

2006/11/12 (Sun)

[104] アルバム
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奔って走って駆け抜けた仲間との日々も

ゆっくりと連れ添い歩いた君との日々も

その足跡だけを残し
今はもう
遠い過去の事

足跡を宿したアルバムを見返す度に力を貰い

思い出をを捲る度に

忘れていた想いと共に

色褪せた風景が色彩を取り戻し
伝えられなかった想い達が蘇る


そっと瞳を閉じて
心の声に耳を傾け
遠い日の笑顔に出会えたら
微笑みと一緒に
足跡刻んだアルバムを優しく閉じよう

2006/11/10 (Fri)

[103] 月の輪郭
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薄明かりに

輪郭だけを浮かべ

海原の上漂う月

おぼろげな姿は

淡い色で揺らぎ

その姿に何故か

僕の心は

締め付けられるんだ

手を伸ばしても

触れられるのは

微かに香る海風だけ

空を両手で切り取って

秘めたる想いと共に

胸の奥へとしまいこもう

2006/11/09 (Thu)

[102] 吐息白む夜に
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吐く息も白く霞む夜

ふと見上げた空は

今にも星が降りそうなほど

瞬いて

辺りを包む静寂に

ただ吐息だけが

響いていた

不思議と孤独は訪れず

心穏やかに時は流れた

2006/11/09 (Thu)

[101] 全力で
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広大な大地に育まれ
生きとし生けるモノ全て
いつかは大地へと還るのなら
己の時が終わる
その瞬間まで
悔いを残さず
自分に真直ぐに
全力で生きていきたい

2006/11/08 (Wed)

[100] 「ありがとう」
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幾人かが僕の言葉に触れ

幾人かの言葉に僕が触れ

共感し反発し

また

言葉が生まれ詩を綴る

皆の言葉と出会う事で

少なからず成長出来たと

今感じています

触れ合えた皆に

「ありがとう」

2006/11/03 (Fri)

[99] 涙と共に胸を射ぬく
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月夜に流れる一筋の光

つたい落ちる雫

涙と共に溢れた言葉は弓となり

涙と共に零れた想いは矢となりて

僕の胸へと突き刺さり

見えない鮮血が滲む

掛ける言葉が見つからず

姿が見えなくなっても

ただ立ち尽くし

自分の無力さに

もどかしさに

胸を掻き毟る事しか出来なかった

2006/11/03 (Fri)

[98] 刻まれた君の言葉
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陽と月が終わる事無い

追い駆けっこを繰り返し

沢山の月日が流れ

それでもまだ

たった一度の君の言葉が

たった一言の君の囁きが

僕の心を揺さ振って

切なくて涙が滲むんだ

沢山の月日が流れても

消える事無く

癒える事無く

心に君が刻まれているよ

2006/11/02 (Thu)

[97] 君となら……
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進む先が茨の道でも

君は足を止めないのだろう

その先に待っているのが

たとえ絶望だとしても

歩みを止めはしないのだろう

僕では止められはしないのだろう

ならせめて君と共に

歩む事を許して欲しい

たとえ絶望が待っていても

君となら………

2006/11/02 (Thu)

[96] 刻々と刻む想い
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刻々と刻まれていく時の中

刻々と移ろう感情を吐き出して

文字へと言葉へと

想いを形にして綴る

誰かに気付いて欲しい痛みを

分かって欲しい願いを

信じぬきたい希望を

刻々と刻み付けるよう

描いていきたい

2006/11/02 (Thu)
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