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雨蛙の部屋  〜 新着順表示 〜


[65] 何時か巡り合えると信じて
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時の雫を照らしだす光
月は揺れながら
満ちては欠けて
巡る世界
この何処かに
たった一人の君がいる
何時か巡り合えると信じ
日々は流れる

2006/10/19 (Thu)

[64] 秋空の下 友を想う
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幾重にも色を重ね
暮れる秋の空
夜の訪れが
日毎に速くなり
月明かりの下
共に歩く
薄く伸びる影に
進む道を別った
友を想う

2006/10/18 (Wed)

[63] 涙の度に願う事
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涙を流す度

己の弱さを知り

涙に濡れる度

己の脆さを知り

涙を拭う度

強さを探す

そう在れる様

己の心に請い願う

2006/10/17 (Tue)

[62] 想いを彩る言葉達
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僕に出来る事は
少ないけど
君の為に言葉を探すよ
ちゃんと伝わる様に
想いを彩る言葉を
今日も明日も
探し続けるよ


正しい答えなんて
解らないし
そんなモノは
無いかも知れないけれど
ずっと探し続けるよ
想いを彩る言葉達を

2006/10/16 (Mon)

[61] 無力な者の願い〜儚き想い〜
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星が煌めくたび
僕は想うんだ
知って欲しいと

月が陰るたび
僕は想わずには
いられないんだ
涙に暮れても伝えたいと

雲が流れるたび
僕は願うんだ
届いて欲しいと

太陽が傾くたび
僕は願わずには
いられないんだ
儚くとも君の元へと

日々の過ぎるたび
僕は考えるんだ
自分の有り様を

歳月を重なるたび
僕は知って行くんだ
自分の無力さを………

2006/10/16 (Mon)

[60] 澄み行く心
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雲一つ無い晴れ空
僕の心とは裏腹に
シンと澄み渡り
陽光は余す事無く
降り注ぐ
雨に濡れる心は
暖かな光に照らされ
少し
また少しづつ
晴れ間を増やし
涙に暮れる日に
「さよなら」を
告げるように
澄んで行く

2006/10/14 (Sat)

[59] 夜風に乗って
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夜風に乗って
金木犀の甘い香りが
僕を包み込む
空を緋色に染める
君の街まで
この風が届けばいいのに
眠れぬ夜の独り言は
遠い静寂へ消えて行く
朝靄の向こうに遠ざかる
小さな鼓動を想いながら
今日も暗闇に
「お休みなさい」
を呟いて瞳を閉じた

2006/10/13 (Fri)

[58] 水面に揺れる楓の様に
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宵闇に浮かぶ月
薄く色付いた空に
力なく輝いて
射す光りは淡く
霞んでしまうけれど
かざす掌を確かに
照らしている
時の進む度
月は力を増し強く輝く
水面に映る
その姿を白銀に染め
風はさざ波をたて
月は身を揺らすように
漂わせる
水面に揺れる月は
手を伸ばせば
届きそうな程に近く輝く
けれど掴み取ろうと
身を乗り出せば
湖水の中
飲み込まれてしまう
水面に揺れる楓の様に
漂いながら
見上げた月は
真上に高くとても高く
輝いていた
肌を刺す様な冷水
その痛みさえも
忘れてしまう程
美しく妖艶に
僕の身体を照らした

2006/10/12 (Thu)

[57] 時と共に彩る空
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雨も上がり
朱色の雲の向こう
空を染める夕陽は
時と共に暮れていく
朱から藍へ
藍から紺へ
夕闇へと彩りを移し
硝子玉を散りばめた空は
静かな夜を連れてきた
そうして今日もまた
一日が終わる

2006/10/11 (Wed)

[56] 何気ない秋の日
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長雨も抜けて
秋晴れの空
流れる雲は漂いながら
形を変えていく

見上げた空の
太陽が眩しくて
目を細めた

空を舞う鳶は
円を描くよう
優雅に風に乗る

身体を包む風は冷たく
日差しは暖か



今日もまた秋は進む

2006/10/10 (Tue)
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