詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
些細な出来事なら
なんとなくね やり過ごせるさ
大きな出来事は
なにもなくても やりきれない
一緒に何かを 消された気がして
手を突っ込んで探しても
触れられやしない 胸の内
こんなに心だけ寒い休日
自分を呼び戻したくて
君に会いたくて 詩い始める
こんな時間に詩えるのは
良くも悪くも 甘えたいだけさ
いつもならば 会えるだろう
今会いにゆけばいい
こんな時間に 僕はまだ
足りない自分を探している
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いまだ残火処理が続いている
水利に取られて生活が滞る
蛇口からは糸のような
溜めても際どい濁り水
終わったはずの洗濯物はやり直しだ
予言者にはなれないと実感した
どうせ濁っているのなら
何処ぞの温泉チックにと沸かす風呂
俄かでも詩人でよかったと実感した
風情は自分で織り成そう
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
完全装備の火消したち
技術革新で闘う炎の一本勝負
そう 時代が進んでも
一本の筒先ですべてが決まる
狭い道に犇めき合って
水利のすべてをぶつける
尽力を黙って語る背中の群れ
彼等の勇気の焔が
暴れる炎を諌め叩き潰す
伝承の火槍が
火消したちの魂のバトンに見えた
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
日常を打ち壊す災害
夜明け前の静寂を破る火の手
たちまちに噴き上がる炎と煙
雨上がりだった
風が止んでいた
護られていると感謝する
近代消防を信じて待つだけの
凍える数時間
黒煙が白くなった
火の手を払う
人の手がそこにあった
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
生活に散らばる僕を統率
あなたの前に整然と隊列
掛け声ひとつで
明日へ突っ込んでいくだけだ
Call me now! Go! Go! Go!!!!!
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
ぼく宛てに 『よろしく』 と
しっかり 届きました
もう三時間も前から こんなに元気です
ぼくを動かしてくれて ありがとう
きみがいて また詩になる
詩がまた ぼくを動かしてくれる
きみはきっと 今日もお疲れ様だろう
でも頑張っちゃうだろう きみだもんね
心のままに きみは歌う
ぼくも心を きみに詩う
動いて 動かされて
動かしていく この毎日を
言葉がつなぐ
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
俺は
やっぱりあなたと矢を交えたい
その前に
俺を倒さなきゃならない
約束だよ
その日まで生き残るから
あなただけが
俺の KING OF KINGS