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車の助手席
あなたの横顔を見てる
コトバなんかよりも
恥ずかしいのに
手を繋ぎたくなって
思わず手を伸ばすの
いつもだよ?。。
ズルイと思う。
あたしの弱点
全部知ってるあなた
恥ずかしがるあたしの事
大きな手で撫でるの
一緒に居ることが
こんなにも。こんなにも。
愛しくて
失いたくないって
いつも思ってしまうの。
あーぁ…やっぱりズルイ。ズルイよね。
あたしの弱点
全部知ってるあなたは
またあたしをいじめようとしてるんでしょ?
でもちょっと、ちょっと?
。。。かなり。。。
しあわせ。
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私が死ぬ直前に
たった一言、
私からきみに
言葉を贈るなら
私は迷ってしまうだろう
『大好きだよ』
『出逢えてよかった』
『ありがとう』
『さようなら』
『泣かないで』
『名前を呼んで』
『私の傍にいて』
『愛してくれてありがとう』
伝えたい事は有りすぎて
だけどたぶん
迷うけど一つかな
『また逢おうね』
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君に出会った日は
まだ少し肌寒い春の日で
君は買ったばかりのミュールを
寒さを耐えながら履いてた
『可愛いでしょ?』と
君は嬉しそうに
歩いてた、きれいな春の君
君と過ごした時間に見た
君の横顔、
時折見せる寂しげな笑顔
離れなくて…忘れることさえ出来なくて
一人で過ごす夜明けに
君の温度、
君がくれたことばを
繰り返す、
春先、ミュールのよく似合う
君に向けて
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愛しています
会えなくても
愛しています
だってあたしは君を
忘れることさえ出来ない
あなたが去ってから
もう何度目の桜が
もう何度目の桜が
あたしの胸の中で
本音を抱いて散るのでしょう?
白色、劣性の桜
それでも強く強く咲いて
あたしの桜。
あたしの言えない
本音を抱いて。
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あいたいよ
あいたいよ
あいたいよ
ことばにしてしまったら
ないてしまうから
あいたいよ
あいたいよ
あたしはおつきさまに
ねがうよ、
ねぇ。おつきさま
あいたいよ
あいたいよ
てがみにかくよ
えんぴつ、おれるまで
かみがやぶけるまで
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泣き疲れて
あなたを見た
あなたは深く眠り
私も深く眠った
あたしの中で目覚める何かにも
気付けずに
嘆くあたしがいた
嘆くあたしがいた
遠退く意識
揺らぐ決意
やっぱりあたしは居ない方が善いと
解ったのは三日前
生クリームのない
ショートケーキは
ただのスポンジ
ただのいちご
あたしそこが好き
あなたの同じ様な所に
あたしは惚れたのかもしれない
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ここに居る理由を
あなたに求めた訳じゃないの…と
あたしは強がり
弱虫で。。ウジ虫。
あなたが居ないと
崩れてしまうあたしは
まるで月のよう
それでもいいの
大切なのは
あなたとあたしが
同じ時代に存在してること
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あたしには歌がある…と
あたしには唄がある…と
誰にも負けない自信が
あたしを支えてた。
けど、あなたは
あたしからその自信を奪った
いつも、いつもそう。。
あなたは頭がいいし、
可愛いし。
性格だってこの上なくいい
だからみんなに好かれて。
あたしの中のものを
無意識に全部奪ってく。
悔しかった。。
最高に。
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あたしが見てきた
白と黒の世界
子供心に
背負ってきた物は大きいと
そう感じた。
沢山の虫。
沢山の悲しみ。
あの頃の記憶は
消してしまいたいから
だから死んで?
あたしの嘆きの分だけ
白と黒の世界を
あたしのように背負って
あたしより苦しんで
死んで?
たった一人で
寂しく死んでね。
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パパの骨、
あたしは蹴散らして
泣きながら歩く。きっと。
世界で一番
あなたが嫌いよ、パパ。
みんなを傷つけた
あなたが最高に嫌いよ。
あたしのこと、
かまってくれなくて
全然いいから
お金だけよこして
早めに死んで。
幸せなあなたは
見たくない
あなたの幸せは
あたしたち、不快なの
知ってた?
こんなにもあたしが
あなたを恨んでること。