詩人:青央紗 | [投票][編集] |
早送りの地面
小さな幸せの箱
細い腕が光を遮ろうとモガイテタ
目まぐるしい午後
大きな瞳の女の子がヒツジと手を繋いで足跡を見つめてた‥
愛は曇り色
天使が描く幸せ
こころが割れた
灰色の太陽
青い土
笑顔の猫
君の瞳
双子の花びら
朝露に見えた街並みフワフワのウサギ
花畑にヒツジ眠る
部品化した
適当な方角
未完成だから探す
悩み続けて過半数が消えた
内緒の環境
弱い良さ見逃してる
水玉の音楽
子供にしか聞こえ無い優しい響き
君にもあげたい
オルゴールが描くここのところ
詩人:青央紗 | [投票][編集] |
引き裂かれた
憂鬱の根源
昏睡した覇者
空が虚ろに見えた
君は勝負師
簡潔な漆黒
蒼い風船が昼の花火をかすめる
ビー玉ゆらいでる
小さなカゲロウ空を飛行
頭をなぜるその手はやわらかい美術
朝に人々の塊に出逢う…消えない大音響
口を塞ぐその手も
すべて許せた
甘いリンゴ何か無くて
酸っぱいだけのリンゴだけだった
詩人:青央紗 | [投票][編集] |
悲壮感がオルガン
オルゴールとアコーディオン
微笑み大きな笑い
回転オモチャ達
逆回転
恋
友情
家族愛
物語
小さいお花
見せ物小屋
純粋
魂
真実ぬくもり
光笑い声
色んなお菓子
楽しさ切なさ
平和のち戦争
詩人:青央紗 | [投票][編集] |
心の小さなカケラ
君の小さな破片
見つからない…
それでも安堵する時々
空の縫い目が見えた時は君の手が必要
私の心は時々
君の所に歩み寄る
届かない夜空
星に刺さる棘
君といるだけ
それだけの時
不必要な針は抜ける
詩人:青央紗 | [投票][編集] |
遠ざかる体温
消える日常
静かな吐息
消えない
鉄の音
消えない愛の後
聞声ない空白
羽拾う君の姿に
突き刺さってた
大きな痛い何かが
消え始めた
君が話す声
君の足音
君の笑い声
君の咳払い
君のため息
君の存在の音
君は私の神様
詩人:青央紗 | [投票][編集] |
風が流れ星と同化し花に触れて
散らばる花びら
夜の野原
君は眠る
柔らかく刺すように心を撫でる
小さな私達の星
柔らかい草の先を撫でる
君が光って見えた
それは何?
知らない感情
手を繋ぐ
フィルムがカタカタと音を立てて鳴り続ける
君との映像美
駆け抜けるように
生きる
朝日のその一瞬と
夕日のその一瞬と
夜の闇の中の月明かり
星明かりのその一瞬のように
君とずっとの一瞬の一緒
詩人:青央紗 | [投票][編集] |
冷たい大嵐
逆さまの愛情が
平和を打ち砕く
適当な真実平和をもたらす
滞りなく語らう
ぶちまけろ本音を
パンクよりロックより鋭くぶちまける気で語るのよ
今を
詩人:青央紗 | [投票][編集] |
流れ星が雲を覆い尽くす
空飛ぶ雲、愛は虚ろな言動を生む
君の耳飾りに指先でそっと触れるその音
冷たくて青くて凄まじい早さで空を行き交う
しびれるその音楽に虜になるのよ
瞳を見つめる度に
静けさが愛の音波を流す
そして奇妙な幻影が光を増す
柔らかい羽をひとなでしたら
空を飛ぶ事が可能になるのだろうと思った
君はクスクスと呟くように笑っていただけ
体が冷たくて動かないとき
君はどんな血液を私にくれるのだろう…
愛とは変でいて否めなく暖かく痛くて
ワタアメのような感触…
これからも君とずっと食べてるのね…
詩人:青央紗 | [投票][編集] |
伝えたい言葉
ピアノの演奏会の音が晴れた廃墟に響く
繋いだその指に力を入れた
心がちぎれて行く
水たまりの波紋を眺める
魂が空気を吸う
空虚感
ビニール越しに観た銃撃戦
いつ打たれてもおかしくなかった
眠りの中で魚眼レンズが目をくらます
見つけたこの今の私の気持ち
もっと成長して行く