詩人:柚 | [投票][編集] |
僕の心は自分という名の
悲しく哀しい Marionette
生きているように感じる
かなしい かなしい Marionette
ただ身を任せ
動くだけ
なにも なにも
その糸さえも
今 切れてしまった
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自分を愛せない僕に
人を愛することができるのかな
今の僕には雨が冷たすぎるよ
誰かお願い そばにいて
一人がこわくてたまらない
一歩一歩が重くて前に進めなくて
振り返り引き返そうとしたけれど
もう戻れない事に気がついて
その場に立ち尽くしてしまったんだ
‘嫌われるくらいなら遠くからみていたい’
誰もが僕の手をすり抜けて
独り透明人間になったようで
叫んでも声にならない悲しさに
僕はもう疲れてしまったよ
でも君だけには
君だけにはわかってほしいなんて
なんてわがままなんだろう
自分を愛せない僕には
叶わない願い
でもどうか どうか一つだけ
‘お願い 見えるところにいて’
いつの日かを
どうか 待っていてほしい
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会いに行きたい
全部投げ出して会いに行きたい
切符だけを手にして
今すぐ会いに行きたい
きっとあきれてしまうかな
ため息をつかれてしまうかも
けれど僕はそれだけが
一番の願いなんだ
君と会いたい
君行きの切符だけを手にして
今すぐ会いに行きたい
全部投げ出して愛に生きたい
詩人:柚 | [投票][編集] |
僕はちょっと目が悪くなったのかな
こんなにも近くにあるものがぼやけて見える
まるで星のように
近くにいると大きすぎて
忘れちゃうのかも知れない
こうやって距離をおいて
ほら
やっと輝いてみえた
僕はいつになったら気づくんだろうね
近いものの大切さを
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空の雫から生まれた光は
やがて虹となって
人々の架け橋になるだろう
そしていつの日か
かけがえのない
大切なものへと道となる
信じれば
必ず叶うわけではないけれど
信じなければ
それは
必ず叶わないから
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心の中の窓ガラス
ちょっと曇っているのかな
ぼんやり見える人の影
僕を手招きしているよ
コートと白いマフラーを巻いて
手袋とお気に入りのブーツを履いて
行ってみよう
誰かを確かめに
詩人:柚 | [投票][編集] |
お昼に食べた
季節外れのスイカ
まだ雪も降るというのに
夏がここにある
期待せず食べれば
ああ 思ったよりも甘いんだね
その甘さは夏というより
まだ 春の心地がした