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孤 花の部屋  〜 新着順表示 〜


[225] かれの世
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二人の笑顔がアルバムに沢山 
流石に見返すことはなかったけど
幸せはちゃんと思い出に残っていて
思い出せばくすっと笑えたの

辛いことも沢山あったけど
幸せなことも沢山あった
私のこと好きだったよね
私も、あなたが好きだった 

そう思っていたけど
今となっては自信がなくなったよ

よくある別れ
どうしても乗り越えられなかった壁を
仕方ないと納得していた
そのつもりだったよ

テレパシーを信じていた私が無力だなって思う
テレパシーに乗せて思いが届くなんていう妄想で
ずっと慰めていられたから

この世ですべてを伝えなければいけないのだと
思い知ったよ
伝えたいことがあったなら
言い残しちゃだめだと

もう絶対に届かない言葉を
背負って生きていくの

テレパシーを信じた私は
間違っていたって思い知らされているよ
会いたいって念じても意味がないの

いつもと違う顔の君が
一流の空気をまとっていて格好良くて緊張するから
会いに行けなかった
付き合ってるのにおかしいけど
声もかけずにこっそり覗いた時の
あなたの働く姿が目に焼き付いてる

もうどんなに勇気を出しても
あの駅に降りて
あの公園を越えて
二人で歩いた道を 一人で歩いて
あなたの家に行ったとしても

もう二度と会えないの

ただただ
あなたがずっと
幸せだったと信じてる

2022/08/10 (Wed)

[224] ファン
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私はあなたのファンの一人

かっこよくて可愛くて

ビックリするくらい好みのルックスの人

女子に囲まれてるシーンばかり

もう見慣れたもの

自分の魅力が分かっている





毎日仕事漬けの日々

仕事関係の人と以外は会わず

ひたすら営業

インスタントラーメン食べて

眠りについて

すぐに朝がきて

土日も出勤

テレビも見ないし

忙しくても部屋は綺麗で

時間があったら走ってる


そんな真面目な人




夢が少しずつ叶って

あなたが遠くなって

もしも

会えなくなっても

好きだよ


だって

あなたはおちゃめで

ちょっと変人で

堂々としていて

自分のやりたいことを

まっすぐ見据えて

努力していたから

私に愛情を注いでくれたから

あなたが紛れもなく優しい人だということは

私が本当に分かっているから


好きだよ

出会う前の顔も知ってるくらい

わたしはあなたのストーカーで

いちファンだから


大好きな人、

幸せを願っているよ

2015/02/12 (Thu)

[223] 面影
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欲しがっていたくまのぬいぐるみ
UFOキャッチャーで何度も挑戦して
やっとの思いで取ったといって
わたしの机にやってきた君は
足元に座って見せてくれた

あの日も
二人で可愛がっていた白い犬に似てると言って
白いくまのぬいぐるみを買ってきたね

それなのに
あなたの部屋に置きたいと言って
わがままであなたを困らせた
素直にありがとうも言わずに

後悔はたくさん


最後の旅行で
路面でミサンガを作っている時
なんだか時代遅れのような気がしてしまって
一緒に待つことができなかった

あなたにとって
大切な思い出のお店だと知っていたのに

なぜ
一緒にお酒を飲むのに
とことん付き合えなかったのだろう

なぜ

あんなにわがままばかりしてしまったのだろう

なぜ

すぐに別の人と付き合うなんて嘘を言ったのだろう

なぜ

強がってしまったのだろう

なぜ

分かってくれると思い込んでいたのだろう


あなたは最後まで優しくて

寂しそうで

私は最後までわがままで

あなたを大好きだった


あなたはもう私を愛していないと言ったけど

きつく愛惜しそうに私をハグしたあなたの顔が

私の記憶には残っている


あなたの記憶に

少しは私の面影はあるのかな

2013/12/03 (Tue)

[222] 結末の直前
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あなたの手がグーパーグーパー

引き寄せられて

当たり前のように歩幅を合わせて

そこからつながったはずの

周囲の笑顔の渦と

想像もできないような

慌ただしい毎日と

数々の築き上げただろう思い出



時はさらに遡り

あなたはきつく私を抱きしめ

私は決心をした

それは確かな

素晴らしい光で



何を間違えて

何を断ち切ってしまったのだろう

後悔を重ねても

2度と戻らなかったのが現実だというの



今まさに

信じがたいタイムリミットが刻々と近づいていて

私の心は優しく二人の気持がリンクした

あの日のまんま




伝えることも

どこかに散って行ってもらうことも出来ないこの気持ちを


抱えて生きていくには

あまりにも

あまりにも


あなたは私につながりすぎていたよ


2013/09/10 (Tue)

[221] こたえ
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どんなに

正反対の方向をみても

答えは一つだわ

今はまだ




あの日から

がむしゃらに

あなたから離れる努力をして


結局

結局


分かっていたとしか

いわざるを得ないほどよ



はっきりとした答えが

あなたを見ていると


溢れていくから




否定しなくてはいけないその答えに

正解のまるをもらっても

戸惑うだけだ



だけど別の答えも

出したくないの



本当は


紛れもない


溢れていく答えを


胸に抱いて


生きられたらいいのに

2013/06/23 (Sun)

[220] 送れないメール
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ヒヨコと
ネコと
リンゴで
毎日気持ちを伝えていた頃

突っ走らなくても
不思議な自信で
ゴールが見えてた


君は優しい笑顔で
私のところにやってきて
まっすぐに
色んなものをくれた


いつからかな
君が
悲しくて苦しい顔をするようになったの

私が
泣いてしまうようになったの


手をつなげば通じ合っていた気持ちが
伝わらなくて
お互いに寂しい思いをするようになったの


好きなの

好きなの

君は
私のパートナー

私は
君のパートナー

そうじゃなくなって

本当にいいの


神様教えて


私は

世界で一番愛しているのです

2010/11/14 (Sun)

[219] 大切なものを失った日
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大切な人を失った


人のいい笑顔は

また明日には

会えるけど



これからの人生で

私にずっと

あるものだと

信じ切っていたのに


これじゃ、切ないだけじゃない


あなたは生きているけど


私は死ねずに

ただあなたを変わらず大好きだよ

2010/11/14 (Sun)

[218] 恋してる
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恋に恋してると言われても良い

それでも私は恋をしている

それは何よりも確かで

揺るがない事



私恋をしてる


凄く久しぶりに


彼のことばかり一日中

何と向き合っていても一日中

彼が浮かぶ


漲る力も彼のおかげ

切ないことは考えないように


ただこの事に

ただ感謝している



恋をしている事


彼と神様に

ちょっとだけ

感謝してる


ううん、

凄く感謝してる



2009/04/21 (Tue)

[217] ぎんのわ
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きらりきらりと

ひかるぎんのわ


なげたボール

ぜんぶひろって

なげかえしてくれる

あなた

ほんとうに

優しい


何をなげたら

だめというのか

わかってるから

ここでちいさく

弾むだけの

きもち


わたし

いつもひとり


ぎんのしるしが

きらきらひかる度

わたしのしらない

きれいな

ふたりの思い出



いつまでも

どれだけ

想っても

2009/03/01 (Sun)

[216] そんな気持ち
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憧れだけじゃない

大切と呼ぶには

距離が遠すぎるけど

愛しい、までは

時間の問題


ちっぽけなことを

貝殻を一枚ずつ集めるみたいに

大切に数えて


例えば

ほら、こうやって見つめれば

あなた照れ笑いするでしょ


そのはにかむ顔を

そっと拾って

大事にしまうの


自己満足だと

自覚してる


それでも

手を伸ばしても

届かない私には

切ないよりも嬉しいが勝っちゃう


そんな気持ち、

大好きで伝わりますか?

2009/02/23 (Mon)
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