詩人:里雨夜 | [投票][編集] |
ねぇ
空見上げて何を想う?
僕は君の幸せを想うよ
ねぇ
今日も笑ってる?
君の笑顔もっと見てたかったなぁ
ねぇ
どこで泣いてるの?
涙ごと抱きしめる役は僕だけでありたかったよ
ねぇ
好きだ…ったよ
ねぇ
幸せになってね
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愛しい
過ごしてきた過去
目指していく未来
恋しい
生まれ育った故郷
産み育てていく土地
記憶も
目標も
羨望も
嫉妬も
恋も
愛も
空のように
空のように
現在(いま)
すべて抱きしめる
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ボクがうまれたトコは
ドコまでもあおく
ずっとずっとサキがみえる
きれいなトコ
きらきら きらきら
ゆれてるソラ
すー すー
なでてくミズ
ひらひら ひらひら
たのしい
そんなトコ
イツも
イツまでも
だいすきだよ
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屋上で空を見上げている
君がいる
じっと雨にうたれている
君がいる
小さく震えている
君がいる
ねぇ
君の頬を濡らしているのは雨だけですか
もし
雨で誤魔化しているのなら僕を濡らしてください
僕の腕を
僕の胸を
濡らしてください
どうか
どうか
独りぼっちにならないで
独りで背負いこまないで
どうか
どうか
お願いです
君に関わらせてください
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年月を重ねると
分かってくる事がある
例えば
どんなに頑張って
手を伸ばしても
必ずしも届くわけではなく
むしろ
手に入れられることの方が少ないんだって事
そして
虚しさの辛さを知り
諦観を覚えた
年月を重ねると失ったものに気付く
例えば
後先考えず夢中になった時の気持ち
世間体とか見てくれとか知らなかった頃の素直さ
もし
泣けなくなる事を知っていたなら
泣くのを我慢する事もなく
ここまで苦しまないで済んだのかな
年月を重ねて知ってしまった事
消えない
忘れられない
もう戻れない
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人を縛るモノは多い
憲法・法律・規則・ルール
言葉・感情・思考・想い…
人を救うモノは
人を苦しめさえする
カタチを変える
人の
理性と心の強さに応じて
詩人:里雨夜 | [投票][編集] |
手を必死に伸ばして
それでも届かなかった時
悔しいと泣く姿は
眩しいほど純粋で
苦しいほど綺麗だと思う
そこには自分に対しての
諦めも
慰めも
なくて
ただただ
自責や
叱責だけが
あって
自己弁護や自己防衛ばかり必死にしている自分が
恥ずかしくて
腹立たしくて
虚しささえ感じる
どうして
『悔しい』を忘れてしまったんだろう
いつから
自分に期待することが恐くなってしまったんだろう
あなたは
あなたは
忘れていませんか
詩人:里雨夜 | [投票][編集] |
揺れる想い
風にのって光めざす
濡れる想い
空にちって光かける
サヨナラも言えず別れ
今も会えないまま
好きのたった一言が
今も届かぬまま
うたかたの恋
うたうは想い
貴方を想えば寂しくて
貴方を想えば幸せで
ことりよ風よ
おしえて居場所
今も一人祈っています
ずっと貴方を待っています
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すべてを受け入れられる
なんて寂しい嘘
すべてを拒み続けられる
なんて思いあがり
人は
思っているほど
寛容でないし
思っているほど
独りじゃない
なぜなら
それが
世界の哀しいしくみだから
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僕が紡いだ言の葉は
たとえ
君のもとに届かなくても
いつか言霊となって
誰かのもとに届くのだろう
僕の心の欠片が
誰かのもとへ届く奇跡
信じて紡ぐ
信じて託す
言の葉に