詩人:シンラ | [投票][編集] |
やさしさって
伝染するのね。
こんな
けがれた
嫉妬や恨みや憎しみや
呪いなんかもいだいてしまう
醜い心に
あなたはお花を
植えてくれました。
パステルカラーの
ちいさな愛らしい
わたしなどには
似合いそうにない
可愛いお花を
贈ってくれたの。
かなしくなったら
素直に泣きます。
雨が降ったら
葉っぱ喜ぶ。
うれしくなったら
素直に笑うね。
光を浴びたら
花びらほほえむ。
ね。
あなたにもらった
やさしい気持ちを
こんどはわたしが
伝えていきたい。
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わたし 今 生きている。
なんて不思議。
あなたが 今 そこにいる。
なんて不思議。
クモの糸よりも もっと細い
しとやかな線が ほどけなくて
どうしようもないの。
そしてあなたに 出逢ったの。
なんて不思議 。
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君への手紙を
潮騒にのせ
夕べの海へ
流してみたよ
さらさら
さらさら
星の砂
僕の想いを届けておくれ
君への手紙を
流星にのせ
夜明けの空へ
飛ばしてみたよ
きらきら
きらきら
星の砂
君が元気か聴かせておくれ
今宵
星たち集まって
僕のところに運んできたよ
今宵
砂たち集まって
君の笑顔を届けにきたよ
さらさらさらさら
星の砂
しあわせだねって
笑ったよ。
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不器用で いとおしく
弱くてもろくて あたたかく
何より 尊い
ココロたち。
この街を照らす
ひとつぶ
ひとつぶ
この惑星-ホシ-を照らす
ひとつぶ
ひとつぶ。
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溜め息の分だけ
空の青さは 深まるだろうか
ムダなんかじゃないって
教えてほしいんだ
一歩進んで
また立ちどまって
振り返って
消えてゆく今日
ムダなんかじゃないって
信じていたいんだ
この道の先で
青い空の下で
もう一度
君に会いたいんだ
新しいぼくになって
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何にもできないから
ここで歌ってる
嵐の夜
ネバーランドへの
窓がきしむ
きみのきみのきみの
その奇跡みたいな
指先で
あぁ魔法が響くのを
じんと聴いて
さぁ夜空が開くのを
しゃんと見て
旅立ちを
その身に纏って
何でもできるから
やがて夜が明ける
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青い空が泣き出した
どこへ行こうか白い鳥
悲しむすべを忘れて
とりあえず笑って
喜ぶすべを落として
なんとなく 暮らしてた
いつかみた
あのひとは誰だっけ
いつかいた
あの場所はどこだっけ
切なくなるくらい
空の澄んだふるさとで
りんと上向いて 旅立つんだ
光なら
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冬は逝く
やがて生まれる
あたらしいものを いとおしんで
夢をみながら
冬は逝く
きっと笑って
冬は逝く
だから
鳥たちは翼を広げ
草木はやわらかく
ほほえみのなか
花はつぼみを
ひらくのだろう