詩人:アイカ | [投票][編集] |
そのお華に水を
あげてくれますか
切なく綺麗に
育つ様………
願いを込めて
歌ってくれますか
そんな夢見て
哀しいお華
ギリギリ咲いてる
哀しいお華
腐りかけの
自己愛を肥料に
生きているのね。
赤い光を浴びて
生きているのね。
海味のお水には
飽きました
綺麗なお水が
欲しいのです。
真水の中で
枯れたいのです。
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だったらアンタは
なんだって?
個人的偉人?
誰もが認める
素敵変詩人?
そのブヨブヨの
でかいだけが
取り柄の頭を
華柄モンキーレンチで
カチ割ってやるよ。
似通った音を発表会
奴ラそれで満足なら
それでいいじゃない。
みんな持ってる自分だけの言葉
頭から否定は許さないけれど
愛されてる
素敵変詩人
一目置かれる
素敵変詩人
きっと自分だって事に気付くと思うわ
認めてるからこそ
飴色の毒舌が
愛しくて憎らしい。
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貴方の言う通り
いい加減
この膿が出るのを
辞めてくれたらいいのに………
過ぎた事柄なんて
殴り捨てて
大きな渦へ飛込めたらいいのに…………
分かってるわ
気にかけてくれてる事
知ってたわ
このままじゃ変わる事さえできない。
でも
それでも
あのウタがまだ聞こえるから
でも
それでも
この傷は膿んでいるから
優しさで涙の出る程よ。
優しさで喉の奥詰まってしまう程よ。
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体中に
コンタクトレンズをつけて
貴方の事一日中
見ていられたらいいのに
フリース千円
ユニユニ
クロクロ
激安合戦
原料はペットボトルですので
まったく珍棒
ラーラー
面々
激マズ合戦
不味いのはスープが甘いからですので
身体中刺青だらけ
建物探訪
『ハイ分かりました』
それだけで
貴方の全てが分かればいいね
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さっきまで
止んでいた
雨がまた降りだしてるのに気付いたから
雨音はとても優しく
穏やかで
さっきまでの
雨足とは
確実に違っていたわけで………。
それは
きっと
あの言葉のおかげ。
そんな気がするから
心の中に飾ってるガクのおかげ。
そんな気がするから
私は毎日
お腹が減っていたから。
誰かの優しさに
身体中で飢えていたから。
ここに居るよ。と
かすれた声で叫んでいたから。
もう少し遅かったら
人の優しさ盗む所だったから。
だからお願い
そんな事言わないで欲しい。
私に十分すぎるくらいの言葉をくれたじゃない。
泥棒にならずに
済んだからさ
ほんとうは居所聞き出して
菓子折りでも送りたい気分なのよ?
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やっぱり
やっぱり
自己陶酔気味
最高の言葉達に
影響されっぱなし
唐突に出てくる音を
フィルムキャップに
入れるから
許して
明日を見るのを辞めにするから
笑って
膝をついて謝るから
やっぱり
やっぱり
自己否定気味
そのフィルムは
現像しないで
籠に入れて置くから
起き上がれずに居る
休日火曜日
了解しました
きっと雨が私を洗うから
了解しました
明日は今日と
また同じだから
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今、枕に顔を埋めて
速やかに死んで
しまいたいのです。
何故いつまでたっても
記憶が消えてくれないのかと
悔しくて、哀しくて
むせび泣く
今、枕に顔を埋めて
速やかに死んで
しまいたいのです。
嫌な記憶
突然思いだして
とても
とても嫌な気分
あの人は私を殴るから。
あの人は私に触るから。
今、枕に顔を埋めて
速やかに死んで
しまいたいのです。
誰か………
誰でもいい
私を消し去って
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何もかもが足りなくて
私は映画のように
笑った。
寒感が私を包むから
こんな綺麗な夜は
音のない歌を
歌いましょう。
こんな素敵な夜は
ブーツでタップを
踊りましょう。
愛を語る事しか
できない人々…
それはそれで
うらやましい気がするけれど。
私には
語る事さえ
できそうもない。
足りないもの
多すぎるからさ
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頭が割れそうだ。
もう一人の自分が
こう言うんだ
『潔く首を吊れ』
死ぬより生きる方が
何倍も辛いから………
『だったら死ねないお前に生きる権利などないんだ』と。
わめいても誰も
聞いちゃくれないだろ。
誠にガキくさい
私はいつも必死だから………
死ぬ死ぬ言ってても
結局は
助けてと必死に
甘えてるだけ。
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近頃、夜になれば
悪い病が
再発の兆し?
貴方の優しい言葉に
確実に戸惑ってる
言葉発せれば
離れられなくなる
気がしてる
確に、
依存しそうだから
この体を投げ出して
中身は内へ閉じ籠ってしまうのです
憎き孤独さえも
今は守らなければ………
私は救われては
ならないのです。
信じてしまえば
頼ってしまえば
私がきっと
鉛のごとく
重くなってしまうから
私など
救われては
ならないのです。