詩人:哀華 | [投票][編集] |
流れて
流れて
ついには干からびて
私など
形も無くなって
しまうんだろう
泣きながらの
訴えも
きっと今更
意味などないんだ
公園なんかで
泣いた夜
私はこのまま流れて
キラキラした物に
なるから
君はそれを
空なんかへ
投げてくれるかい?
言えない約束
君に伝えたかった
言葉だらけ
体が流れたその後は
私を
空なんかへ
投げてくれるかい?
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いつしか体は
継ぎ接ぎになって
派手に転んでも
また必死で
立ち上がって
もがいていて
底の底からも
駆け上がって
息を切らしながら
見渡したとしても
誰も
抱きしめては
くれなくて
諦めては
求めすぎて
いつしか
誰にも侵されぬ
領域を作り出し
私は強いからと
そう肩を怒らせ
不適な笑みを
浮かべながら
人を蹴落として
いく事を覚えた
最低な人格者
それが自分で
あるが故に
苦しすぎて
疲れてしまったんだ
来週の今頃には
きっと
何もないさ
来週の今頃には
きっと半開きな目で
微笑んで居るさ
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口の中へ
残したもの
最後への
如何にも綺麗ごと
そんな言葉
私になにを
求めているのかなんて
今更ながらに
分かりきっている
そんな程度の
感情
どうせよと
おっしゃるのですか
死ねばよいと
仰せですか
私になにを
望みますか
死ねばよいと
仰せですか
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連鎖
衝動的に
吐いた言葉の裏には
その顔へ
歪みを届けるほどで
曖昧に乗せては
噛んでいた
臍の下が
抉れちゃった。って
それはまったく
上昇な気分さ
レインドマーク
君はそこに
相づちを打ちつけて
レインドマーク
私はそこで
端くれの夢を見た
不名誉な肩書きに
胃のあたりが
煮えくり返る
私は
いったい
何者だろう
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叶えるために
死んでいくの
そりゃ
幼い頃に
戻りたくもなるさ
何のための
痛みなのか
それに惑わされていて
いつしか
引き返せない道に
立たされていたり
叶えるために
死んでいくの
私が描いた
宇宙の真ん中でさ
色褪せた想像力
私は、私は、私は…
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あの日あの瞬間に
私など
一人きりで
死んだら
良かったのにね
産まれた日に
悲しくて
泣いたけれど
今は本当は何が
悲しいのか
よく分からないんだ
翼もきっと
生えなかったし
羽ばたくのも
不可能と
分かっていたりして
ただね
小さな
小さな幸せが
そこにあって
永久不変だとしたなら
私は
何も見えなくなることも
無かったのにね
悲しいね
風に解けた
夢のような声
大嫌いだよ
その声は
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居場所など
もう望むなと
頭の中で反復してる
言うなれば
不安だらけ
少しばかりの
支えとなるものさえ
今は頭に浮かびません
手は震え
涙こぼれ
どうしたら
楽になれるか
そればかり
考えています
そこに何が
あろうとも
逃げない。と
言い切れる
自信など
今は持ち合わせて
居ないのです
あきらめてしまったら
何もかもそこで
終わります
その言葉を
言われてしまったなら
今日きっと
私は終わるのです
今まで辿ってきた
道筋さえ
ぼやけてしまって
存在さえ
無意味な物へ
変わるでしょう
居場所など
もう望むなと
反響する。
狂った頭の中で
もう誰も
助けてなど
くれないんだ
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欲しい物と
要らない物を
数えてみたらば
全部が全部
要らなかった
究極の笑い話
空気も要らなければ
気持ちも要らない
貴方も必要ないし
あの子も
彼女も
私だって
もう要らないよ
愛があって
お金があって
仲間が居て
居場所があって
少し前に
憧れていた物には
それ程もう
関心を抱かないし
無関心と無感情
虚ろな目と
それに映る
青白い蛍光灯
側には煙草
ギター
鳴らすわけでも
ないけれど
もういいか
なんでも
もういいか
散々だ
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虚ろになる目
日増しに
壊れていく頭
考えるのは
もう嫌なんだ
苦しくてさ
歩くのも
もう嫌なんだ
悲しくてさ
繰り返し
またやって来たな
消えたい症候群
なんでもいいよ
どうせ何も
変わらないならさ
望んでるのは
無感覚のその上さ
何処にいるんだ
私は
そこに残るのは
焼け焦げた黒い影
誰なんだ
そこに居たのは
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最近どうも
涙で喉が詰まる
引っかかって
取れないのは
きっと
極度の
人間不信だったりとか
するのかも
悲しいけれど
やっぱり何も
変わらないのかも
私ってば
どうしようもない
どうしようもない
もう嫌だ
こんな駄文しか
書けないなんて
信じられるか
大人なんて
明日は独り
たぶんあさってもね
だって
自分で自分が
分からないんだもの
最悪だよ