詩人:BattlE HearT | [投票][編集] |
ズルズル ズルズル
こんなに引きずっても
全然
擦り減らない。
溶けない心が
また
大切な人を傷つけていく。
何度も繰り返す
希望と絶望の波。
熱いはずの君の涙は
この心に届かないまま
凍りついた。
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一人で
生きて行くのがやっとで
夢は遠いまま
光なんか見えない
今は耐える時だって
そんな事わかってるよ
いい人になろうと
夢に繋がらない場所で
頑張り過ぎて
少し疲れたんだ
こんなにも
重くのしかかる雨が
寒くて
濡れた体を丸めた
ただ
音楽だけが癒す部屋で
一人
ただ
音楽に潰される。
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泣く空
降り止まない雨
頑張っても
頑張っても
前が見えなくて
辛くて
苦しい時は
泣けばいい。
堪えきれずに
流した涙は
明日の笑顔に
変わるから。
目覚めれば
ほら
雨は上がってる。
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俺こんなとこで何やってんのかな。
仕事してる時も
少ない友達と過ごす時も
誰かの隣で夜を明かす時も
いつも
俺の居場所じゃない…って
思ってる。
本当は居場所なんか
どこにもないかもな。
こんな都会の片隅で
ひっそりと暮らす自分が
情けなく思えた。
必要として欲しくて
人に優しくした。
でも俺がやらなきゃ
誰かがやるだろう。
俺は俺にしかできない事を
ずっと探してる。
束縛はしたくもされたくもないけど
結局は
誰かの心の中心に
自分の場所が欲しいのかもな。
自分の心の中心はぽっかり穴が空いてるくせに。
誰もが
俺の心に
入って来ようともしない。
みんな自分の事ばかりで
同じ種類の人間の自分が
嫌になった。
居場所を探しながら
もっと上を目指していよう。
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君を奪ったのは
溺れたからなんかじゃない
ただ
人の物が
無性に欲しくなっただけ。
そんな事に
気付かない君を
今夜も激しく求める。
それに応える
君の体は
濡れて
感じてる
ふりをする。
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冷たい部屋の窓から
星のない空を
見ていた。
空は繋がってるからって
星を眺め
抱き合った夜を
思い出す。
君の温もりは
もう消えたけど
君と刻んだこの身体は
ちゃんとここにある。
もう
心配しなくてもいいよ。
今夜も孤独が
寄り添ってくれるから
寂しくなんかない。
君を想い
溢れる言葉を
デタラメな
メロディに乗せて
空に流そう。
わかってる。
届かないって。
でも
こんなに静かな夜だから
今夜だけは
届く気がしたんだ…。
この歌で
君を抱きしめられたら
もう
何もいらない。