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綾の部屋  〜 投稿順表示 〜


[61] 満ち欠け
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月あかりのように

ひっそりと優しく

君を見守っていたい

愛しき人よ

会えないときも

2008/12/03 (Wed)

[62] ひとりぶん
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連絡もなくなって
会うこともできなくて
忘れられてくのかな

もっと時がたてば
想いも消えてくのかな

ありったけの
好きを束ねて
プレゼントしても
笑ってくれないんだ

この恋はもう一方通行

2009/01/29 (Thu)

[63] 道のり
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泣いたって負けじゃない

泣きながら進んでも

たどりつく場所がある

2009/02/06 (Fri)

[64] 365日
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誰のせいにもしないで
優しい季節を待ちわびる

春を歩いて
夏を見上げれば
秋が降ってくる
冬を抱きしめれば
悲しみとけて一巡り

一年前の私に微笑む
新しい私に出会える

2009/03/12 (Thu)

[65] 私発、キミ行き
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流れる雲にのって
君に会えたらいいな

新幹線のほうが早いかな
きっとそうだろう

もっともっと素直な私になっても笑ってほしい

私だけが知っている
君を見つけたい

君の名前に気持ちを込めて呼んでもいいですか

恋をしてると
言ってみてもいいですか

今日は声を聞かせてくれませんか

2009/04/06 (Mon)

[66] 桜色のとき
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まだ暖かさが残る
夕焼けのとき

満開の桜並木を
好きな人と歩いた

限られた繊細な時間は
移ろうたびに愛しくて

忘れたい日がきたって
きっと忘れられない

だからずっと
一緒にいてください

私の左手は
幸せを繋いでいる

淡く咲き乱れる桜が
茜色の風に揺れる

もう誰も探さなくていい
ふたりのことを話そう

2009/04/13 (Mon)

[67] おろしたて
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買ったばかりの服を着て
ここまできたの

昨日の夜に考えた話題を
今日はいくつ話したかな

あなたに会うまで
密かにとっておいた
とっておきの気持ちは
夕暮れになっても心の中

横顔を見つめても
あなたの思ってること
わからないのはわかる

この町を歩く2人は
次第に馴染んでいくの

また好きって言って
私に好きって言って

あなたのこと
好きでいていいんだと
許されてると思いたい

歯痒いおろしたての恋

2009/04/16 (Thu)

[68] こもれび
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木漏れ日のように
静かに守りたい

ひと息つくあなたの
場所になれたらいい

四月の雪は
そっと涙をさらう

桃色の息吹きが
空に帰っていく

風に乗せてさよなら

緑は穏やかに
あなたを迎えてくれる

目を閉じて
どんな歌を口ずさむの

2009/04/16 (Thu)

[69] 花便り
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フロントガラスの前を
桜の花びらがひらり

それは清々しい朝
それは春の落としもの

移ろいゆく季節に
通りすがる私は
幸せものですか

叶うかもわからない
夢のある話をしませんか

制服の少女は
自転車で春を漕いでゆく

こぼれたのか
それとも奏でたのか
音が降るように舞う

真面目な想いに
はっと出会ったんだ

睫毛のうえに咲いた
とまどいと嬉しさを
もてあまして深呼吸

2009/04/22 (Wed)

[70] 西の空を愛した日
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今日も青に疲れた空が
夕日に飲まれていくよ

町も学校も横断歩道も
公園にある砂場の山も
犬が吠える声さえも

また明日という言葉を
残していく君の後ろ姿も

手を振った右手が
少し寂しくなるたび
鞄を持ち直すんだ

切なくて温かくて
立ちつくしてしまうよ

どこからか漂う
晩ご飯の匂いに
なぜかほっとする

二階からこぼれてくる
ピアノの旋律が
この胸に染みるよ

泣きそうになるほど
どうしようもなく
この時間が僕は好きだ

もっと大人になったら
僕も家族をもちたい

誰にも話してないけど
いつからか僕の夢

君は聞いてくれるかい
今と変わらない笑顔で

2009/04/24 (Fri)
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