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#聖の部屋  〜 新着順表示 〜


[157] 幸せにはなれないらしい。
詩人:#聖 [投票][編集]

一歩踏み出すたびに
人が紡ぐ幸せが足場を崩していく

どうもあたしの中にある土は
それを受け入れたくないらしい

違うか
腐らせているのはあたしの嫉妬か

それはよかったねって
たったそれだけ絞り出して
後は何もない

どうもあたしの中にある土は
それくらいでどろどろになるらしい

それはよかったねって
たったそれだけで笑ってやるって
後は何もない

ぼろぼろになって
沼の上を見て思うよ

このまま埋まってしまってもいいなと

どうも
あたしは
幸せにはなれないらしい

2017/05/20 (Sat)

[156] 分裂
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混ざり合っていたそれが分かれる時
苦しかった ああ 苦しかったよ

何色になるんだろう

でもそうじゃないんだろう

手を伸ばす代わりに横目で見たら
冷めた目線がそこに

たまたまそこに僕が在って
たまたまそこで傷ついて
混ざり合ったら離れるだけって気づいてた

さようならって言う代わりに
黙って蒸発しようと思うよ

そうさ
僕がはじめから濁らせていただけ

2017/04/26 (Wed)

[155] 指折り
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関節の鳴る音はない
静かさ
静かの中に折ってる

何も戻れないよ
何もないよ

必死に数えているけど
この指を折っているのは

たくさんの空白が虚ろにしていく

その中で
あといくつ戻れれば
全てが許せるのかと

必死に思い出だそうと

数えて

2016/02/25 (Thu)

[154] 掌に
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そうさ
大丈夫さ

きっと笑える
そうさ
笑えるよ

だからあんたも笑ってみろよ

暗いこの空も
くすんでいく明日も
透明な昨日も
全部許してる

人って字何百回飲み込んで

目を閉じて
何年も前のこと思い出しながら

震えてる身体抑えながら

それでも
笑ってやるさ

そう
息を吸い込んで

この扉の取っ手を掴めば

過去が
こんなに近くに

2015/07/21 (Tue)

[153] 愚心と髪色は比例する
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止まっていたんだ
黒いままだったんだ

俯いたら
視界の上あたりを
ゆらゆら

案外気持ちは前向いてんだよ
でも顔をあげるのは怖ぇんだよ
いつかは赤色でも染めてぇんだよ
いつまでたっても黒いままなんだよ

ああでも
いざとなったら切ればいいや
そうさ
どの道切りたがられてるんだから

怖ぇよ
でも前を向きたいんだよ

蔑まれてる
この血と同じ色にでも
髪を染めて
歩いてみようか

視線を独り占めして
切ったことをたくさん後悔させて
そのあと
僕が僕を切ればいい
たったそれだけさ

2015/07/10 (Fri)

[152] 墨塗れ
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そもそも
筆で貫けば
命は終わるという
その発想が
既に反していて

そもそも
筆で描けば
誰かが愛してくれるという
その発想が
既に見下しているのだ

ああそうだ

皆孤独なのに視線なんて合わないものだ

墨塗れになって
真っ黒な体に
書かれている言葉が
呪詛ではないってこと

裸になっても気づけないのは
単に
お互いに涙で滲んでるからか

2014/10/12 (Sun)

[151] 異常
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人の事を異常と断じて
言葉すら遮るそれが普通だって?

安心しろ

俺の血がその脳を蝕む頃には
皆狂ってるってわかるだろうさ

特に
お前のような
蛙には

2014/10/09 (Thu)

[150] 晩酌
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眠くなるまでご一緒に

話したいことも色々あるけれど
いつものように
お前の事なんて聞きたくない
というあんただから

どうか
幸せよって囁いて
さらにこの耳を火照らせてくれ
嘘でもね

ああ
気づいてるっていっちゃいそうだ

ああ
久しぶりだ
気持ちがいい

今なら全部吐き出せそうさ
ききたいって?
それなら

最後ひとつだけ

月も花も後回しでいいから
並び立てたその戯言に
今すぐ意味を与えてくれ



2014/07/27 (Sun)

[149] 出来損ないの色
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真ん中にいても誰も見えてないんだって
なんでも努力で片付けるんだって
常識に染まれば楽なんだって
くだらない

忘れることなんて怖くはないよ
それでいいんだよ
それだけ言って欲しかったんだよ

出来損ないに色はないさ
輪となる 手を繋いでいるさ
今、憎しみの輪の中で
軸となる 手を囚われて
逃げられないよ

出来損ないにさえなれなかったさ
泣いたっていいよって言ってよ、それだけだったよ
鮮やかに消えて 色に染まって
切り刻んでく

今、言葉に棘刺して、俺の血が滲み出す
今、言葉に棘刺して、俺が全部消えてく

2014/06/27 (Fri)

[148] 明日、僕が消えることが出来たなら
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明日、僕が消えることが出来たら
すぐにでも忘れてくれ
これでよかったんだ
僕は僕を愛せない

あの頃はなんにもなかったし
僕は不幸だった
月日が流れても変われなかったし
僕は不幸だった

不幸だと思う僕を
ちょっと認めて欲しいだけさ
統率が取れてる世界は
とてもそれを嫌っているだけさ

明日、僕が消えることができたなら
鼓動も傷痕も残さず
消えることができたなら
誰の記憶からも
残らないんだろうとか
僕は本当に幸せなんだろうかとか
疑問はつきないけど


吐き気も悪寒も
後悔も悲観も
確執も願望も
とまらないけど

なんにもできないから
全てから排他されるだけ
それだけだけど

この世界も
これからの未来も
嫌いになれなかった

2014/05/19 (Mon)
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