| 詩人:ユズル | [投票][編集] |
どきどきして 眠れないの
小さな瞼が ぱちぱちしてる
それでも夢が むかえにくる
そうして明日 目を覚ましたら
キラキラのお星さまに囲まれて
負けずに 輝いている
眩しくて なんだかとても切ない
枕元に 舞い降りたのは 君が
いい子にしていた 証
僕のもとに 誰もこないのは
悪い子にしていたからさ
幼い日の 夢を見る
暖かくて カレーの匂いがして
すべてが 優しく 綺麗な彩りで
枕元にはもう 涙しかないよ
ぎゅっとしてほしい
もう いない
思い出は 思い出で 抱きしめた まま
| 詩人:猫のあし | [投票][編集] |
ピンク色の20代
たくさん遊んだ
たくさん泣いた
嬉しいことも
悲しいことも
僕だけの思い出
いつの間にか
空っぽになっちゃったけど
未だ甘酸っぱいような
僕の人生
ショッキングピンクの
僕の人生
| 詩人:チューリップの花束 | [投票][編集] |
セイヤセイヤ、じゃないよ
世間の人は楽しく過ごすのか
一人なのはなにも今夜に限らずだ
でもそんな自分もほら、目を閉じたら魔法がかかって君に会える
他には何もいらない、君さえいれば
プレゼントはそんな魔法
君に今夜も会えたこと
魔法が使える夜
ホーリーナイト
| 詩人:♪羽音♪ | [投票][編集] |
聖なる夜に
心から貴方を想います
煌びやかな街に 幸せそうな
恋人たちの笑顔
私の周りを
過ぎ去っていく
本当はね 寂しいよ
貴方に逢えなくて
すっごく すっごく
カップルたちが
羨ましいの
でもね、ここに来れば大好きな貴方に逢える
お互いに言葉を紡ぎつつ
気持ちが知れるから
それが私にとっての
一番のクリスマスプレゼント
本当は貴方のもとへ 駆けていきたい
というかもう私自身が
貴方へのプレゼント箱に入るの
リボンをかけてね
って、そんなプレゼント
欲しくないか(苦笑)
貴方は何が欲しい?
私はサンタさんに
必死にお願いするの
時間が掛かってもいい
茨の道でもいいから
私メゲないから
貴方の恋の下僕に
なりたいから
もう一度 もう一度 大好きな貴方に
逢わせてくださいって
聖なる夜に
心から貴方を想います
大好きな貴方へ
Merry Christmas
| 詩人:橘 レイ | [投票][編集] |
貴方がわたしに誓った言葉を
忘れたわけじゃないけど
疑ってもいないけど
わたしがほしいのは不変なんかでなくて
貴方の視線と体温
それがどんなに短い時間であっても
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
光の魚が 泳いでいく
水面に映る影が ぼんやりと揺れる
窓を過ぎる景色の向こうには
誰かの 心が 見える
誰かのこと
浮かんでは消えるイメージ
夜の中を 泳いでく
波もたてずに
すいすいと
ナイトスイミング。
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
真夜中の 焦燥
胸の真ん中に 心を咲かせてよダーリン
明日よりずっと先へペダルを漕いでいく
悲しみに歌歌うよ
夢から覚めた僕は一人きりだった
青い波にさらわれていく
ぼやけたイメージ 月の満ち引きで
繰り返される命の約束事
どうか明日も 凡庸であれ
変わらぬ声で 僕は歌うよ 小さな生き物たちに愛のうたを。
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
ふと目をつむってみれば 笑った顔が浮かぶのに
でも なぜだろう 君が悲しいときには 君の笑顔が思い出せなくなるんだ
つむったまぶたをふと開けば そこには僕が知らない涙目の君がいた
弱虫のくせに人一倍強がりで素直じゃない
すぐにむくれるし そんな君を嫌いになったこともあったけど
今ではなぜかそれが心地いい
知っているよ君が本当は人知れず泣いていること
僕には心配かけさせまいと無理に笑っていたことも
僕はそんな君に心から笑うことを知ってほしいと思うんだ
だからそのために君と一緒にその悲しみに向き合うよ
言葉を知らない心に話しかけながら 僕は君が打ち明けるのを待つんだ
長いため息のあとに雨のように降りだした涙を
指の腹ですくってみれば そこには素直な君がいたんだ
僕が知っているだけの君を 心の画用紙に描いたら
君のすべてを知っているつもりでまだ知らない君がいることも知った
アイラブユーなんて言葉でごまかすような愛よりも
知らない君を知ること それが大事みたいだね
何か特別なことできる訳じゃないけど一生懸命愛すよ
頑張るよだなんてありふれたことしか言えないけど でも頑張るよ
君がそばにいてほしいとき そばにいれる そんな人に僕はなりたいと思うよ
プロポーズはそんなんでいいかな?
知っているよ君が本当は人知れず泣いていること
僕には心配かけさせまいと無理に笑っていたことも
僕はそんな君に心から笑うことを知ってほしいと思うんだ
だからそのために君と一緒にその悲しみに向き合うよ
言葉を知らない心に話しかけながら 僕は君が打ち明けるのを待つんだ。
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
色とりどりの 夢が風に踊る季節は
窓の向こうの 緑たちが笑ってる
花も 空も ポケットの中の未来も
引き出しの中の思い出も
どっちつかずの心も 曖昧であやふやな覚悟も
ぼんやりとしたままの輪郭も
揃わない歩幅も 口笛の矛先に消える
春うらら おいで 隠れん坊はもう終わり
大きなくしゃみひとつ
つぼみが花開いたよ
星をつなぐように離れ離れの光を
指先で 囲えばほらね形になる
回りながら揺れる 風見鶏も
なくした 帽子の行方も
西日差す部屋の微睡みも 頼りない影も
まだ青い林檎の心も
優しい痛みも 棘のように 突き刺さる
春うらら 暖かい風よ冬を吹き飛ばし
夢の終わりに 目覚めた僕を迎えてくれる
はぐれ猿の 旅は続く
宛もなく さまよう季節を行き交いながら
花も 空も ポケットの中の未来も
引き出しの中の思い出も
どっちつかずの心も 曖昧であやふやな覚悟も
ぼんやりとしたままの輪郭も
揃わない歩幅も 口笛の矛先に消える
春うらら おいで 隠れん坊はもう終わり
大きなくしゃみひとつ
つぼみが花開いたよ。
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
にぎやかな季節が すぐそこまで来ている
鳥の羽ばたき 花の甘い香り 川のせせらぎ
色とりどりの 夢
ひとにぎりのロマン
春のうたよ 僕のこのしみったれた
心を その 色で染め上げて
桜の国へ 猿の惑星へ
僕は 旅に出る
希望をトランクに詰め込んで
行こう。