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万田 海斗の部屋  〜 投稿順表示 〜


[509] 急速なヨーロッパ化
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

生理に怨念を感じる


快感を悪魔と名づけた

あり得ない=数千キロも離れた地を
 くっ付けた

2021/06/23 (Wed)

[510] 優しい太陽だとしたら
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

血潮に想像を焼き付ける僕らは
太陽が大きいと思って恐がってる

血脈の赤が汗涙の水色とまざって肌を駆け抜け
愛の温もりを火照らせる



もしかしたら太陽は臆病かもしれない


空は気が小さく縮こまって可愛がってくれるのを待ってキュートさを光らせてる?


そうだとしたらどうする?

気付かなかった分だけ思いっきりキスして抱きしめてあげよう

2012/07/11 (Wed)

[529] 産声あげた頃の強い光
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産まれて大声で泣き疲れたから、僕はしばらく眠った

いくつもの光が次々に浮かび上がり、影がそれにおおいかぶさって暗くなって消える


そうして「今度こそは生き続けるぞ!」と、自分の意志が内臓の底から本気のちからで湧き上がる

きっと日本人で生まれてくる前の、他の国の人だった時とか、
違う動物や植物だった頃の残骸だと思う

いろいろな生物の歴史がこの身の中を生まれかけては消えていった

でも、生き残っているから、今ここにある熱こそが僕にとっては一番強い光だ!


親のこごと、兄弟の甘え、友のさぐりを入れる目、
いい人(?)の具体的現実の期待感にあふれた視線・・・・

そういう実際の感覚によって、自分で物を思ってなぜか納得する「安心と満足感」のおかげで生きているみたいなもの

2013/01/21 (Mon)

[532] 身体をここに持ってこられている。
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運ばれたぼくの心身はここで解体されて

社会にさらされ、どう使われようか試されている

さみしがっている暇はなく、
忙しくコキ回され、
今日も娘がカマをかけた

 もう孫の顔を見るときに、まだ恋人の内面も具体的でない

遠く遥かな印象だけがしるされたハートソフト

 
 ペッしゃんこに圧縮された自由は、
 雄弁に語るには人の息がかかりすぎている

愛も借り物

ただ静かに 君から褒美された話しかけだけが、
ふつふつ・・・無言で暑い熱を伝えていて、
 嫌でも好きでも夏に焼けた海行きのコンクリート駐車場あたりで 燃える胸の中に飛び込んでくる願いだけ・・・涙と汗と血が混じって入ってきそうなんだよ


2013/03/08 (Fri)

[536] この春夏に見っけた星座
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みんな背筋を伸ばして背伸びして星を追っている

夜空へ眠りの気を集中して、一筋の心を見ようと

人間ゆえに自分が汚れた強さを知ったら、とても悔しい
だって 泣いてしまう  きれいに胸を洗いたい

苦しいけど 負けん気が湧いてくる
気が気でなくなって、
ひかりが反射する答えに手を伸ばすー


盛り上げてくれるあなたの素直な応援が好き

あなたを幸せにしたい 
いつまでも笑い合って、楽しい時間が長く続いて欲しい
素敵な人


心で誓う 星空にタッチ
長いこの夏に、 明るい炎が見えてくる
マイペースで生きよう どこもここも光らせよう
もって産まれた瞳が輝いて、新しく強くなる いちずな星座!

2013/04/24 (Wed)

[550] 好きなだけでいい
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あのこを好きというだけでいい

もし何かあって嫌いになってしまったら困る 暗くなって落ち込むから


あのこはぼくを少しだけ好きかもしれない
もしかして、ちょっとだけ嫌いかもしれない

けど
それ以上聞かなくていい



空気を吸いながら、この「好き」という気持ちを確かめる
そんな幸せ
・・・

きっとあのこへの恋は深まっている
何を見ても 心の奥で静かにくすぶる熱がキープするんだ


自己満足だけど、
この好きな気持ちをいつくしんで、あたためたい。
嫌いになりかけたら、なりかけたで、しょうがない。

今 どれだけ ぼくがあのこが好きか それを楽しみたい


2013/11/11 (Mon)

[552] わたしだけのここ
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あの時にあれだったでしょう?
だからここで、こう思っているのですよ。

あの顔がああいう風な感じだったのを覚えていますか?
それで、今、こういう気持ちをしているんですよ、ね。

わたしだけのここ
わたしゆえに今
こんな顔してて、それが気持ちとは合っていなくって、
変な感じで、変わっているムードで、

誰も分からない
何も知られない
いつまでたっても暗い
何をしても機嫌が悪い

そういうわたしだけがあなたに絡む夢を見て、
あなたもその夢に巻き込まれたけど、
あなたはうれしかったようで安心した。

2021/07/06 (Tue)

[553] 君に僕が入る
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年上だから、敬語を付ける君は
僕へ返事するのに、自分へ向かって同じことを言い聞かせた

「そうやな〜、そうそう」


僕の右端っこを見つめて、過去を一度に振り返る・・


僕は君に入りたい

 君の中へ入って遊ぶ
 僕も君も中でいないいないばあーをする。

 あっかんべえェ〜してもいい。

いつか、きっと、そういう感覚がまた、深く入り込む
そんな気がする
そういう気が確実に事実だ

入ってまた入って、閉じこもって、引きこもって、
思いっきり中の中のほうで、遊ぶんだ!




2013/12/04 (Wed)

[554] 内臓の鼓動合わせっこ
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うわべの見てくれは人の中から押し出るエネルギーだ

泉のように沸く元気の素は君からやってくる思い込みだ

ぼくを決め付けて欲しい
内臓のハートビートを合わせよう

離れててもできるさ
たまの電話 近くにいる想像 未来へつながる計画で一緒

街の中のあちこちに君の通った痕跡を感じる

冬に吹く風の優しい清潔な香りも、

お店から漂っているケーキを焼く匂い

気力が増えたら、きっといつか、星座へ浮き飛ぶパワーにもなるでしょう!

2013/12/10 (Tue)

[557] 変わることを押しとどめる自力
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

変化して遊ぶアート
いつもの遊びを続けたい

世界を丸ごと変えることだ

頭の中が思う場所を変える
初デートに見た映画を忘れる

家で座る椅子の位置を変える

心を海から山へ引っ越させる

それで 自分の気持ちを変える


ある人を好きになって、その様子を見せる人を変えてゆく
一緒に思いやる人を変える

自分も変わるし、家がまるごと旅をする

ゆくゆくは人を呼び寄せて旅費を払ってまで来てもらいたいと願う

似顔絵も、毎月違う顔を見せる君の頑張りを、記念に書き続けよう

買い物へゆく店も、値段よりも場所を替えてリフレッシュを大事にしたいな。

2021/07/04 (Sun)
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