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万田 海斗の部屋  〜 投稿順表示 〜


[558] 甘い自由
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

甘え合う恋を探して
冬まで来ちゃったね。

自由は甘い味
身体はベイビーに飢える。

世間で言う家族は持たない。
ただ、母というふるさとと、
   父という「愛が幼稚な未完成」をかかえる。

甘い愛を夢見て、
あのこをそっと見つめている。

冬の寒い風が、街の人を黙らせる。
身体は熱の根源を求めてるよ。

死後に期待する、生まれ変わる時を信じる。
きっと、夢見た愛が光り輝く、太陽を真に受けられるつぶてになる。
じっと、恋した記憶が昇華する、あたたかい気持ちを春と一緒に遊べるでしょう。

甘えられる自分の未来へゆくために、
ぼくの甘えを作り上げてくれそうなあのこへ、ちゃんと全てを言い続けよう!

2013/12/25 (Wed)

[565] 中へめり込んだ気持ち
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まだ裏切られてもいないのに 引っ込む気持ち

愛を語るまでにも 届かない

信じることを知らない

期待はしてるんだけど、夢で終わる

失ってもいないのに どうせだめだろうと思う

手に入れたいのに理屈をこね回して躊躇する


臆病なの

恋にもならない 声にもしない
その前に消えゆく私

過ぎる人生に悔恨もない
睡眠の中だけで感覚を回す

肉体だけは踊っているというのに。

2014/02/06 (Thu)

[568] 茶色の固定物は、スイートビター液体
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 今しがた 産まれてきたように 大きく息を吸ってみる
チョコレイトは、きついよ。

お湯に溶かして、ツバキで薄める

冬の清涼なエアー も、 ぼくにとっては「濃過ぎる」からさ。


小さく、「スースー」吐いて、吸う。

キミも ミニチュア・コンパクト

 目に見えないほど ささやかな声で、湯煙の中で話そう
くちびるは、3メートル先から届け!

命が、けのびをしたがっているんだ。
苦いけど甘い 出来立てホヤホヤの内面 を味わいなよ。。

2014/02/17 (Mon)

[576] 純情が喜ぶ、恐竜の視点
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

人造世界は 自然から見たら「適当だよね。どこかで崖から死角が曲がって、ごまかしが気づかずに伸び切った社会」

「誤解を紐解かない、イザコザだらけ」

「人工の目線・聴覚は思い込みと決めつけ、統一された複製データによる洗脳にあふれてる」


自然界の現象(熱気、寒暖、風・空気、モイスチャー蒸気)はいつも真剣なんだ。

どこまでも真面目

お互いが愚直にストレート

そうだと思わないか?

2014/04/20 (Sun)

[581] 甘える平和
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快感に身を寄せて
平和に甘えなければならない

人間の尊厳をどこまで崩壊させられるかの勝負


骨筋をグニャグニャに軟化させて
トローリとろける

私を自分そうそう見ない

私が私で無くなる夢中
本当の底抜けの笑顔を探し続ける

 

2021/06/23 (Wed)

[582] 蒸気の誘惑
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かげろうが薄く、モヤが掛かった行く手

きのうのご飯が、胸に溜まる。


夜中にしたかった ションベンで、ぼうこうがヒクつく


「ハートは、ドロドロに液状化している」みたいだよ。

とどまるのが嫌なら、浮いて歩きなさい
オナカがすいたら食べたくなる。君はおしりを差し出させて、なめる仕草をしたっけ

見られた! 美麗な少女マンガのキューティー・ハニー
もう、もう、眠って休もう 昼間の揺りかごに飢えた
羊水に帰りたい赤ん坊。今では青鬼になっちゃって、


悔しがりを微笑みに変えるような、情けない屈服をする
揃えられたパウダーの一つでしか無いのだ 「僕らは奴隷です」

天国と名づけられたガラクタ地獄へ急ぐ人々の心を読み、
夏が来たことを告げる、そんな感涙の汗が素肌で描く恋路
パパパーッと消えたうわさ。まだ記憶に骨筋で血が通っているねぇ

2014/05/24 (Sat)

[587] はっきりした呼吸
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はっきりした呼吸・・・



ぴったり重なっている君と僕の息継ぎ

ラクで楽しげな息継ぎ

いつまでもこうして甘い思いに浸っていたい
気長く行けるね。どこまでも鼻がのびるようだ


調和が大きくなってゆきます
それをいだきながらゆっくりと浮かび動くのだ

言葉が全然なくなってしまったような感覚で
何も無いけど
からだじゅう全体が、くっきりと うごめいているのさ

静かな安らぎ ボデイーがしずくが巡るピアノ
つゆどきに似合う、シャボン玉が奏でる食卓のホーム愛

どうしてもこうしても、カラフルな君の愛が僕へなだれ込んできて
くちびるをふるわせ、おしりをもぞもぞと浮かせて
上の方へアップアップ、魚にも鳥にも成った愛の愛の愛

合致した逢瀬。もういつも片時(かたとき)も離れないまぼろしムービー

2014/06/07 (Sat)

[597] 自由な気分は気が短い
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自分だけの快感を求めて 自由をむさぼる

どういうのが気持ちいいか、自分だけしかわからない
それも 曖昧で、出てきてみないと よくわからない

自分だけにとって気持ちいいものしか 今はもう求めなくなった

それだけ 自由が広がった社会
特に心の中は 自由に思いたい放題、気ままな理屈と気短な思考になった

結構 疲れる
天才ちんまんクンが 今日も内面にとぐろを巻き 渦うねりが吹き荒れている

自由な気分は気が短い

2015/04/15 (Wed)

[605] ゴシック調ロリータ
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まだ愛はない 恋をなんとか育てる

完全な愛は死んだあとに分かる


恋が情熱になってゆくときは感動もの

こみ上げる溜飲
違う炎との出会い

甘いものも苦しい


たった一人だけが棲む星座に帰る

2021/06/24 (Thu)

[614] 虎の外殻
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ギャンギング・ギャング


朝目覚めると、あいも変わらず大きな夢が心の中で丸く温まっていた


白い脳がサルになるとき、顔面が赤いヒビで彩られて むしろ針をしないでも済むような、脳みそが真紅からピンクへ戻るときの顔面感覚


2015/06/20 (Sat)
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