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さきネコの部屋  〜 新着順表示 〜


[103] 自然な世界
詩人:さきネコ [投票][編集]

空は 風をやわらかく包み

大地は 母なる海と共に

時間だけが 何も変わらず

時代だけは 姿をとどめない



雨が降ったら あきらめよう

なんて言いながら てるてる坊主

この空にも 私の心にも 光がさすように

「明日 天気にしておくれ」



壊れた花瓶は 元に戻らない

でも 曇った空は やがて青に戻る

私の手から こぼれ落ちる時間

無くなる前に 悔いのないように




風は 街をやわらかく包み

海は 小さな貝殻と歌い

時間だけは 変わらず流れるけれど


世界は まだ暖かなぬくもりを持つ・・・

2006/11/01 (Wed)

[102] 虹の真上
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虹の真上に 夢があった

けれど 誰も気づかなかった

夜が来るたび 星は瞬き

見つけてもらえない 夢を見て笑った




空は知っていた 真実も未来も


人は勘違い 明日は必ずそこにあるものと思っている


風でさえ 世界をすべて知っていると威張っている


結局 どれが正しいのかさえわからない




「溶けない時間だけが 記憶に残るみたい」




偶然 真上にかかる 七色の橋を見かけたら

 遠くから 虹の真上を眺めてほしい

  いつしか 七色に染められた夢に 気がつけるのは

   すべてを たくさんの視点から見られる人だけだから


2006/10/31 (Tue)

[101] 守るべきもの
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真の守るべきものは

 うわべだけの笑顔でもなく

  うすっぺらな見栄でもなく







     誰かを信じる心

      誰かを愛する心

2006/10/31 (Tue)

[100] 静寂
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冬の夜 コートを着込んで歩く街
淡い光を そっと灯す街灯
人影も少なく 光も少なく
静かな街 静かな夜

粉雪が 天から舞い落ちてくる
冬の間だけの つかの間の幻想
はく息が 白く色づいて消える
足音だけが コツコツと響く

落ち着けるけれど 
でも 寂しくて
冬の空気の 冷たさが
なぜだか 不安を誘うのでした

2006/10/31 (Tue)

[99] 言葉の力 存在の尊さ
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誰かが支えてくれるから 私はここにいるんだ

誰かが愛してくれるから 私は生きていけるんだ

苦しくても つらくても 悲しくても

誰かが隣にいてくれるから 大丈夫だよって笑えるんだ



世界は暗くなんか無い 優しさに満ち溢れている

時として怖く思えるけれど 世界はちゃんと明るい

陽は昇り そして沈み 月は昇り そして沈む

朝も夜も 光も闇も すべてを好きになりたい



そして 誰かに伝えたい

寂しいときも 臆病なときも

私は傍にいるよって

だから 大丈夫だよって



あなたがかけてくれた 言葉が

心の不安を 取り除いてくれたように

私のかける言葉が どうか

誰かの笑顔に つながりますように


2006/10/29 (Sun)

[98] それは、輝く花のように
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想いが淡く 色づくごとに
春は次第に 世界を暖め
陽は徐々に 視界を照らし
風は木々を なびかせていく

それは、輝く花のように
私の未来は 光り始めたのです

記憶に心が 灯るように
季節はゆっくり 動き始め
雨は舞い落ち 大地をうるおし
星は明るく きらめきだした

それは、輝く花のように
私の明日は 咲き始めたのです
















私は 変わることができたのです・・・

それは、輝く花のように・・・


2006/10/29 (Sun)

[97] タイム・リープ
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もしも 他の時間に飛べたなら

幸せだけの 人生だったら

私は 何かを学べただろうか?

私は 人生に満足しただろうか?



そのときは 悲しくったって

いつかは 何かに役立つだろう

だから私は 前を向く

努力を惜しまず 生きていこうと思う



過ぎた日は 戻らないし

同じ日は もう来ることはない

だから私は 大切に生きる

1日1日を 大切に生きる








勇気を出せば 未来は変わる

2006/10/29 (Sun)

[95] 風のこづつみ
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そよ風の運んできたのは
けがれのない 夢


春風の運んできたのは
偽りの無い 幸せ


追い風が運んできたのは
溢れんばかりの 勇気


向かい風が運んできたのは
立ち向かうための 強さ



地球の周りをめぐる風


力を与えてくれる風

2007/06/21 (Thu)

[93] 私の月明かり
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君とどうして 出会えたのだろう
時の真ん中で 一人想った
今では 私はちゃんと笑える
たくさんの友達と 君のおかげで


お願い・・・ 私を守って
黒く染めようとする 夜の闇から
そうして 私はきっと
君の月明かりに なるからね・・・


桜の花が めぐり合わせた
赤の他人だった 2人の進む道
知らず知らずの うちに心は
君の笑顔を 見たいとぐずっていた


眠りから覚めたら 奇跡は起こるんだと
信じて 信じて 目を 閉じた・・・


お願い・・・ 君を守らせて
君の心が けがれることのないように
そうして 君はきっと
私の太陽に なってくれる・・・


お願い・・・ 私を守って
黒く染めようとする 夜の闇から
そうして 私はきっと
君の月明かりに なるからね・・・

2006/10/02 (Mon)

[92] そのまんま
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どんな姿であろうと
愛は愛 恋は恋


どんなイメージであろうと
君は君 私は私


世界がぐるんと回ろうと
今は今 今日は今日


陽が落ち月が昇ろうと
空は空 雲は雲


何かが どこかが 変わっても
結局何も 変わらない


全然違う 気がしても
結局もとは そのまんま


どんなに願えど 祈ろうと
昨日は昨日 明日は明日


どんなに考え 悩んでも
未来は未来 過去は過去


変わっていない そのまんま
明るかろうが 暗かろうが


どんな姿であろうと
愛は愛 恋は恋


どんな風に生きていこうと
君は君 私は私

2006/10/02 (Mon)
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