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さきネコの部屋  〜 新着順表示 〜


[91] 月の夜
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月は昇る・・・

空に 静かに 音をたてず



月は昇る・・・

永遠と 時の中を 



月は昇る・・・

あらゆる光と 共に



月は昇る・・・

遥か  天へと

2006/09/10 (Sun)

[89] 世界の境までだって
詩人:さきネコ [投票][編集]

どこまでも 飛んでいこう
翼が 疲れても
悩みが 薄れていくまで

どこまでも 飛んでいこう
大空の 色が
変わる瞬間を 見るまで



どこまでも 飛んでいこう
太陽が 沈み
月が 昇ってゆくまで

どこまでも 飛んでいこう
涙を 乾かして
笑顔に 変わるまで



何も 考えないでいい
自由に 気ままでいい
帰りたくなる その日まで・・・

どこまでも 飛んでいこう

2006/09/09 (Sat)

[88] 3色の時の雨
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エメラルド色の 雨にうたれて
私はいつしか 過去へと戻る
去った記憶の 数々が
今 再び蘇る・・・

私の生きた道 私の生きてきた道
足跡は まだ消えていなかった
私が通った道 私が通っていった道
振り向けば 変わらない景色

サファイヤ色の 雨にうたれて
私はいつしか 未来へと飛ぶ
これから歩む 毎日が
今 目の前に現れる・・・

私の生きる道 私の生きていく道
足跡を 1歩1歩残して
私が通る道 私が通っていく道
もう1度見るだろう この景色を

ガーネット色の 雨にうたれて
私はいつしか 今へと降り立つ
時間の境目に 立っている
今 私はここにいる・・・

私の生きている道 今歩いている道
足跡のある地面 まだ無い地面
私の通っている道 今通っている道
知っている景色 知らない景色

太陽が顔を出して 空はまた澄み渡り
あの雨は どこかへ消えて・・・

2006/08/03 (Thu)

[87] 無題
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広がる空 きっと今から 夢を生む街 できるのを待ち

飛びたてる鳥 深すぎる森 包まれた霧 心は曇り

駆け抜けた先 選ばれし時 疲れてきたら少し早歩き

真実だけを見抜ける力 偽り破って進み出すから



太陽の導く風に乗って どんなときでもいつも笑って

未知なる闇へと向かって キラメク光を持っていて



疑問を持つと頭はエラー けれど周りは綺麗なカラー

もう二度と戻りはしない だけど私は忘れはしない

起こるはずの無い奇跡 突然救われた世界の危機

冷静になるためしばらく待機 私の中に足りない空気



月の導く雲に乗って どんなときでも自信を持って

未知なる敵へと向かって キラメク希望よ咲いていて



“必ず”なんて言えないけど “絶対”なんて保障できないけど

澄んだ瞳と明日へ走ろう 私の生きる未来へ走ろう!

2006/08/02 (Wed)

[86] たったの1歩
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たったの1歩で


薬は毒にもなる


たったの1歩で


仲間が敵に変わる


たったの1歩で


愛情が憎しみになる


たったの1歩で


正義が悪になる



たった1歩なのに


世界が逆転するんだ


たったの1歩で



すべてが変わってしまうんだ

2007/05/12 (Sat)

[85] これから先も
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それぞれ 生きている時間があって

それぞれ 生きている場所があって

自分と 他人の持つ 自分のイメージは

あまりにも 食い違いで



これから先も 私たちは

神と言う 不思議な力に 振り回されて

いろんな感情を 抱きながら

生きていくんだろうなぁ・・・



まぁ 別に 嫌じゃないけど・・・

嫌じゃないんだけど・・・さ

2006/06/24 (Sat)

[84] 四葉のクローバー
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四葉のクローバーに

小さな願いを 込めてみた

普通の いつもどおりの生活が

ずっとずっと 続きますように



そんなに大きく ないけれど

小さくもない 望み

四枚の葉 それぞれに

小さな小さな 想いを込めて



春風が そよぐその瞬間

そっと 触れていた指を離せば


四葉は まるで空へ向かう天使のように

私の願いを 秘めたまま・・・

2007/03/24 (Sat)

[83] 永遠
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永遠って 何ですか?
命さえ 永遠は知らない
時の流れだって いつまでも
あり続ける 保障は無い

永遠って 何ですか?
永遠を語れる 人なんて
存在しているのでしょうか
そもそも 「永遠」の言葉の意味はなんですか?

たくさんの 思い出たち
忘れられない 記憶たち
目を閉じて ほら静かに
永遠を 奏でるものは・・・

それぞれの キモチ
それぞれの 願い
それが 真実
それが 永遠

考え込まないで
君が そうだと思えば
それが 永遠
それこそが 永遠・・・

2006/06/15 (Thu)

[82] 幸せのしずく
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ピトンッ と 一滴
神様が落とした 夢の「時」は
私が受け取る その前に
地面に しみこんでゆきました

でも私は それでいいんです
それを受け取り 私だけのものにするよりも
たくさんの人に 少しずつ
夢を与えてほしいのから

伸ばしかけた 手は
すぐにまた 自分のほうへ引っ込めて
地面に落ちる 「時」のしずくを
安らいだまなざしで 見つめていました

夢の「時」は 私の物にはならなかったのに
私はなぜだか すごく幸せでした

2006/06/15 (Thu)

[81] 翼なき人
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夜空の星は 過去に帰る
翼の無い私は 空をなでることさえ できなくて
夜空の月は 未来へ昇る
翼の無い私は その様を見つめることさえ できない

言葉なんて 伝わらなければ
ただの 音にしかすぎない
魔法の 物語の始まりは
いつも どこか 不思議から・・・

果てしない 終わりのない
あきらめない あきらめきれない 
喜んでばかりはいられない
真実のない 答えのない

世界なんて ない

2006/06/15 (Thu)
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