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万田 海斗の部屋  〜 投稿順表示 〜


[76] 生まれる前が明日になりそう
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

君が近寄りすぎるから
まぶしくて 見つめきれない

花は食べられないんだとやっと分かった
この血も急には変われない


悪魔は突然 願い下げられ、、天使の”弟子入り”しちまった俺

恥ずかしさピークで、
この世に まだ生まれる前の心地する
生まれる前が明日の心境

まるで おなかの中で、まだもそもそやってるようだ

僕は君に出会って、生まれ変わるぞ
乱暴さを手離し、天使家に嫁ぐ気分さ

ありがとう。 もう、上がりまくりの浮き立つ 天国気分

クリエイティブりょく がっつり羽ばたき、
気持ちが うようよ 生まれいずる ばかり
新陳代謝が、盛んに また あふれでてるよ〜


優しさってのは、遅れて出てくるんだね
しっぽの名残り(尾てい骨あたり)で、ニヤリする

2007/11/11 (Sun)

[77] シー・ミラー(海鏡)
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ぼくが、何見てるか、、見える?

君の中を、見透かそうとしてる

鏡を二枚 重ねた感じ

(けど、見えっこない。 どっちみち ピントは ぼやける)

君に沿うぼく   隣り合わせ
まだ、懸命に 出来るだけ はっきり見ようとしてる


けど、君と全く同じ光景は、見えっこない

だって居る位置が違っていて、違う角度から光が射してるから(納得! どひゃー)


ようし、こうなったら、回りを全て鏡にしようか
こっちも見せるから、そっちもよく見せてください

・・・こうして、二人の鏡は、海そのものになった。

海にゆくと、何か進展がありそうな気がするのは、水だらけの風景が 新しいから かもね。


ズズズイ と、川を下り、、浮かべた舟で、波に揺れ、、


「海は何色?」  さがしてる。 まどろっこしく、待ちきれない。

さあ、青かな?緑かな?紺色かな?

陸から沖へ、、離れ離れて、、 波間の奥の方へゆき、 

何もかも忘れれば、きっとせいせいするさ。


こうして 僕らは お互いを 探し続けてる。

2007/11/12 (Mon)

[78] 涙が黙りこくる一瞬
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太平洋の果てに 逃げた

裸になって 考えた

がんじがらめに されてたから

重々しい しがらみを 押しつけられ、
気持ちの身体を 締め上げられ、
どうにも居場所が なかったんだ



今 ぼくは ずっと離れて、
この世じゃない ところに いる

おめぇら、手も届きまい
もう、人間じゃ なくなってるんだ

いわゆる 無法者
無毛地帯へ 入り込み、

世の中の 決まった中から
外へ出て、 オリジナル道を ゆく



ここでは、感情だけが 命

うす桃色の涙が、静かに うれしみ 帯び、
もう二度と わめく事も ないって
喜んで 流れた


涙が黙りこくる
一瞬を突いて 忙しく息をする
しゃくり上げ、痙攣する

この瞬間、自分を確かめられるから
ああ、これが 本当の自分自身なんだって・・・

ねぎわに 天を仰いで また おいおい・・・

過去は もう来ない物と、分かってて泣いてるから、これっぽっちも つらくないのさ

2007/11/15 (Thu)

[82] 秋の旅の優しさ
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時と 語り込む

君の後ろ姿を 見る

胸に詰まった 思いをほどき、ひもとく


秋の旅は、そっとほっとけ 
べンチに置かれた本のように

風がめくって、いい所があれば、知らせてくれるさ



がむしゃらな 熱だまりに、

のぼせ、 ほてり、 やけど した


透き通った 冬シルバーへ向かう
空雲・舞台のうえで、

明るい光に導かれて、あがってゆこうじゃない?!


人は わがままをやるために 生まれてきているのです

甘えて 遊んで すくっと立とう

そんなにー なに しよう?

美は 人を 黙らせる

とにかく 僕も、静かになれる

2007/11/17 (Sat)

[85] パーティーの打ち合わせ
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どれ 食べたい?

「なにが いい?」

(どんなのに、しよっかなーぁー.?)


揺らぎ、横ゆれ、 くつろいで 大いに語る

ときめき 浮いて、とんでる感じ


どんな人 呼びたい?
優しくって、それでいて、芯は強くて・・・

気の持ち方次第だよ
そう言ってたら、あれもこれも、言っちゃうよ
いい加減で やめとこ


思いっきり やすらいで、
ゴロンと横になって、
寝そべって、
アラレもない生ぐさ姿で
おしゃべりが、おもしろおかしい 熱気もある


お話し出てこい!
飛び出せ、そこいらじゅうの 聖なる実

草のしげみに かくれてないで、ぼくらの 愛とか友情とかいうやつ

出ておいで なさいまし

2007/11/25 (Sun)

[88] たいよう の兄弟
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とっておきの 笑顔みせて! サニー・ブラザー

ごうかいに さわやかで ちからづよい やつを


あの日 かがみにとじこめた ほくそえみ

ああ、もったいない!    きっちり ひからせろ

外に向けて、発進!

あふれそう こぼしなさんな



太陽のツラに 字を書く
てれつつも、

海面にうつる ひかりのはじっこの所が、
盛り上がって、
手の平に届く

すると、
指が ひかりをはじき、
ひかりの踊りの タクト振れる

2007/11/25 (Sun)

[89] 胸で、ジャンプ!
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うれしさの かくし方、覚えたね

少ぅし ためたら 倍に ふくらむ


はしゃぎっぷり くすぐったくなり、

朝から昼へ 
ほっぺも楽しんで行くので、

つむじが、ぱちぱち はずんで、
そこらを めぐる



さびしさの ぶつけ方、分かったね

ちゃんと泣いたら、やがて 涙も乾く


なでつける胸 はじがゆい ばかりで、

秋から冬へ 
頬ほくほく さびしみたくないから、

身体の中は、ふつふつ燃えてゆく

2007/11/26 (Mon)

[90] ぼくらを下さい
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君は、
僕を抱きしめた
かと思ったら、
すぐに、
また
突き放す



フフン


さびしさを歌ったら
前以上にさびしくなって、
後味でちょっと、暖かさが増すかな


今のぼくらは、
銀空を巡る 旅人

爪をこすって出た火花で、夢を見る



見えない胸の傷が とても痛いんだ

分かってくれる人には
分かってもらえるように、
声高に話そう

ぼくらの本当を欲しい
寒くなりかけた夜半

2007/11/26 (Mon)

[91] 冷たい星の熱
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もともと人は、さびしい性分

あきらめているからこそ、
意外に
分かってくれたら、
ただ それだけで、嬉しい


だから、

躊躇しないで、何でも言おう
的はずれでいいんだ
生きてること自体が、不思議な奇跡なんだから


そう言えば、
「分かってあげること」そのもの が、好き嫌いを超えるのかもしれない
はっきりすれば、好きになれる


君の目の深み
切なさがよく燃やされてて、暖かい
頼もしい

せわしない現代の
残る人間わざは、 動物らしいあったかみ
涙も熱く、ね


ぽっかりあいた、冬空の星の空間に、こんな ぼくらの分身がいるのだ と思う

2007/11/27 (Tue)

[94] ずっと書いてる愛の歌
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

可愛い売り子向けサービス
期待してっから、さ

ハートマーク ふえてくれ
笑いの中で笑う ここちよさ


今 ここでこうして頑張ってる自分が好きよ


そのまま あなたの言った事を たどってみる

まるで 外国語を聴くように
くちから響く音のあとを 追いかけてみる


わだかまりを吸い取って
さびた胸を 少し前に もどそう

うららかな ともしび ゆれる


甘い ミックス・ムード
野山の花粉が 降りそそぐ町

それで、一人ひとりが咲く



私のくちびるに 紫がかった白を塗るの?

それは、ブルー・プラス・赤、で・・・

それなら、
12月むけに、飾ってみようか

2007/11/30 (Fri)
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