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万田 海斗の部屋  〜 投稿順表示 〜


[171] 微笑ことば
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

ほのかな微笑ほど うっとり甘い
期待しかけた微妙な瞬間が一番甘い

もう、歌えないほど 歌だらけの機械世

ラジオからは歌のマンネリ爆発だぁ
揺らしすぎてて暑苦しい

みんなのきらめきもやかましい

鋭い冷気でなくって
まろやかなすずしさが欲しいから
あさがたの海岸が懐かしい

思い出し にじみ、
あとでゆっくり ふくらむ夢は、未来の子孫のイラスト想像 たどり、
ほのにがさ くちずさむ、ハミングに
葉のツン・息切れ、が揺れるカサこそ


熱もえる、まばゆい ひだまりの中で



あいうえおの、ちょうど始まりの二文字 が、”愛”だね

少しかみしめてあきらめた子孫の笑顔がチワワに成る


いいから、いいから、 ほら、すぐ できた、頑固な私の作品

そうしてたら、びびっと しびれがくる、わざ


色々 頑張ってきたなー
これからも 指を広げて 前のめりに行ける?




2021/07/02 (Fri)

[173] フローラル・ファンタ.
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

ぼく さぁ、
生まれ変わったら、花になりたい

お母さんをそっと優しく包んであげて
あっためたい

いつも、

風の日も
雨の日も




花びらでできた家の上と中で

ぼかぁ、
お嫁さんと二つ並んで、仲良く揺れて、
歌いながら暮らしたい


風と手を組み、スイングして、
雨とも 顔みかわして リズム取って・・・・





今すぐ そこの花の中に寝ころびたいな〜

兄たちをさそって、はちみつをごちそうするのさ


自然界の あちこちで

風の上でも
雨の横でも



でも、今でも 気持ちで 花になれてるかな?

少し、そう?

だとしたら、うれしいな

2008/08/10 (Sun)

[174] 熱い、、目頭
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

夜汽車が ものがなしく

人情節・調に ふるえて
とぼ歩き、



深みにしげる 野のみどり葉が

ため息流し、

露しずくで ひっそり憩う時、



このめがしらは うす桃色に色づくんだ




夕なぎにとけた、海の、ほの黒いオレンジ・・・・

昼のあつけに疲れて横たわり、
暗みの影が ほっと ひとすじの吐息 もらす




ーー ほの熱い まぶた、 そっととじたら、

たっくさんの君からの愛便がつまってる
光の かたまり の上で踊る、天女が みえる


・・・祝いだ!


こんなにまで  んん・・・
なぜ、、 こんなにも  ホット・ピュア


うなり声が出ちゃうよっ


ナチュラル美に
書きつけるボールペンも
こわばって、あせって、
筆圧が、ぶれがち


悲しみの友とも会い直したいくらい
かえしがえし
ロマンスほどける
ひとときの たゆたいだ。






2008/08/13 (Wed)

[177] 紙話(しわ)
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

紙よせて、クシャクシャの皴に 話が飛び出す

うれしげな ベンチャートーク

今だから歌っておきたいよな

君の僕も、あいつらも、
夏の向こうから 見てるからねっ

こんな思いで詩を綴り、
太陽サン、 はじらいつつ、燃える、炎

それだから、どうしようもなく 激しい恋をするしかない



夜枕の抱きしめ合いは、
星の氷が、キラリ 冷やっこく、手のひらにしずく落とした  息継ぎドリンクで、

そのまま空の便箋に、ラブペンで丸く歌っちゃえば、

スイミング音・「ちゃぷちゃぽ」



涼む目のまぶしさが、
青く、青く、 伸びてって、
ずーっと向こうのほうで光る

ぼくらの誓いが交わったんだね


これで しばらく ただよってすすもう

このまま ゆるやかに ゆける

2008/08/18 (Mon)

[179] ピエロ・レッスン
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

いけるとこまで飛んでみる
ぶざまな姿でもいいから

ピアノに寝っ転がって
必殺背中びきの汗だくショー

多すぎる、けんかサンドバッグ叩く勢いの
ジーゼス・クライ、
絶望の世を 嘆く

いったん、泥つかんで、はね、おきろ!

ほこり まみれな、やけっぱちエンターさ



かろうじて、そのあと、もしかして、ついに、
「あなたの話しなら聞くよ」って言ってもらったら、

そりゃもう、うれし うれし、の、 
フリちん交響曲・四重奏だよ



そこで、こうして、今 あらためて・・・・
ひかえめながら、そっとあげたい ハートはデリケート

少しだけでも君が笑ってくれたら、
鼻ぴくで うなづける、とび足で、ゴーサインこおどり、だよっ



こういうふうに、
あまりにも愛がこもりすぎてて
いっぱいいっぱい ぎっしぎしに詰め込まれた心

うずうず

破裂しそうな荷物が重たく、
邪魔っけを打ち砕かれ、
ガッシャーン! くずれちゃった、マイ・青春


涙・・・



それだから こうして おどけつつ、
50点ハーフ主義で、
気長く 
丸く回って
進もうと思うのよ

2008/08/31 (Sun)

[180] うるむ、わけ
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

まつげ湯気

ほんのささいなことで、ひとみを「ジュン」潤ませる
デリケート・パワー

少し泣いて、気が晴れれば、次も頑張れる

そんなわけで、落ち込みは、レスト・踊り場
休みどころ



感覚の空気 しめらせるための薬で、
日々 手ばなせない



曲線美ナチュラル道は じわり続き、

思いもしないのに、
急に少しばかり叫びたくなる


意味づけする必要ない
自然な歴史の流れ
遺伝子の なごり


笑いながら泣く時もある
複雑系大和人


エネルギーの発露は、細く、薄い、しとしと雨のよう


巻き舌の離れわざにまだ慣れない
なにせ、英語で喧嘩してないから、明るく泣けない
激しくののしる、豪雨が本当




くやしがりを、トレンド・ファッションにするスポーツはいかが?
小指にリボンまくような 洒落かた

それで、リトル・クライで悲しみを吐き出す影が、たっくさん


まっすぐ見つめて気をつめたときに
光る吐露の、後々の喜びが、歌いかける
励ましの残り香ソング


しらんぷりで ほっときながらも涙ぬぐったら、
すぐ「プン」すねて、
女の子ふうに、丸く微笑みを分けてくれる

半べそ暮らしが、わがままをリセットする理由さ
はじく小指で、弱さを言えるから

2008/09/03 (Wed)

[181] そよ吹く風の待合所
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

遠くへたなびく列車群や
秋の夜空の 海船グループの向こうっかわに、


あったかい日が待ってくれている


心待ちにして、たずねてゆけば
手を広げて迎えてくれそう

夏と冬のちょうど真ん中で、涼しい季節の
10月10日に、ぬくもる話をしよう

約束だよ

あついひとみで、未来を語れる人

炎の希望を 目で言う時、

ほころぶようなジョークはじける
キュートなセンスで、包み込む

お人よし以上に、素朴な姿かたちは、
キャッチー・フィーリング あこがれ夢精の天使さま



ここは、自然スペース

同じ思いをしてる人
どこか

世を見て、あれこれ危惧し、心配も底をついちゃうほど

これまでがそう付いてなかったんで、
これから半分だけ期待する力を残したつもりで、

過去の出会いも、自分セルフの気の迷いから、
掘り下げられずに、奥まった交わりが出来てなかった



思いだけで 話してみよっか?

思いさえクリーンなら、
スカッと突き抜ける未来ばなしになるはず

飾り立てた 無駄な荷物はおろして、
草や水のように、なにげなく揺れて 吹かれる
影を伸ばす ナチュラル・エネルギーで 素のままゆこう!


さあ、そよ風に追いすがってみよう

爽やかげに胸を広げ、ひと吹きのシューーッ、

おのれが風に 重なってみよう

2008/09/03 (Wed)

[182] 寝趣味
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

して欲しい 可愛がられかた

寝てる所へ入ってきて、くすぐって下さいな
もぞもぞ笑いもかわいいんだから
きっと ベスト・ショット、みせたげる


髪をソフトに撫でられたい
その キャンデイ・スティックの指で、すいてくれたら、
スパークする赤青流星が、うれし涙にスマイルのくすぐったい声 浮いちゃう




分かって欲しい 気のだしかた

そう、その通りさ
今のままでいいよ

夜空のすぐしたの暗がりで、誘蛾灯(ゆうがとう)のようなムードにひたって
のべつまくなし、ざわめき燃える目で いさせて

ちょいクールげで、あったかいぬくもり

うれしさに浸かりっぱなしで、
のんべんだらりと 気を出しっぱなしにしておきたい


べったり まったり、くっついて
宇宙スペースへ、
こたつテーブルとベッドのセットごと、飛び浮きはじけるのさ

デイープ・ブルーエアー牧場へ もぐり込み
ぼくら、深海で紺色に輝くサファイヤになるのだね




こんな パジャマごっこと、シーツ・イン・ダンス遊園地は、
ここだけの話
フレンズ・トークだよ

ハートりょく、うっすら 揺らぎ震え、
うるみパワー、響き、ジンジン生き続けたい

太陽に、胸・張ろう、 ハロー

夜でも、はるか 生まれる前からの逆噴出・霧雨ウイングの島型光線で、
スイング・地球ボーイ 夢 ローリング

2008/09/06 (Sat)

[183] ラバーズ・ハイ
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

からだが しのびなく
けだるい夜には、

どこも見ずに、
しゃべることも しない

君への思いを くちにふくむだけ

それから 孤独の沈んだベッドへ
うつりぎ ふるわせ、そっと向かう




声も出ない 静かな日には
すべてを置きざりに 歌うこともない

君とのくちづけ、繰り返し待ち、、

そうこうするうち、眠りが襲う




恋にしびれ、またそのしびれにしびれ、
奮え立つ、丸い 目まい する



ラバーズ・ハイ 好きなほど輪をかけて渦巻く赤い熱

愛までゆかない  なんか、ラブめいた憩い一個ここに



涙汗が全身に響き、
まったなしの願いがはずみ、はじける


好きなら、どんどん伸びゆく、リップのはじっこ笑みドクロ風味



2008/09/10 (Wed)

[184] すずかけ 夕闇の入り江
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

チリリン  涼しげな 夕なぎの鈴虫

せみと話して バトンタッチ  夜の闇へ突進

鳥も少し チュンチュチ ・・・加わる



雲が離れた くっつきの風友は、回ろうか? どっしようか、思考ちゅうで 

そんな よゆうに あぐらかいて、夜釣り船がきたる



暗灰スコールで 泣き終えた
光射す レモン・ジンの斜めから伸びる ストレートピッチラインが、
明日の炎を せっせと 流し送ってくれてる



先へ先へ急ぐ、あわてもの世間の勢いに乗っかりかけて、

こうして眺めてて、
結構 自分で 落ち着いて見えてるのにちょぱっと気づき、
目のまん中に 希望がナチュラルに沸く



すずしさ引っかけ、
入り江が ほのかに恥らう頃に、

暮れてゆくほほえみ加減が、ゆっくり
君のまろやかで ささやかな胸と同じ、
すっきりしたぬくもりで 

僕もゆったりした にぎやかさに ちょい酔い、

まぶたがじんわり吸い付き
眠り入り、

こんなエアーキャンディー・しゃぶって、
つとにゆるやか



2008/09/22 (Mon)
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