教えて教えて…オシエテ
貴方の体温で
伝えて伝えて…ツタエテ
愛してるって

一人ぼっちみたく
感じたくないよ
寒いって震えるのは
もう嫌だよ

優しく優しく…ヤサシク
私を抱きしめて
溶けるよに溶けるよに
私を抱きしめて

夕暮れのように
赤く私を染めて
ワインのように
赤く私を染めて

貴方の全て私の身体で
感じさせて…

寂しい心を今すぐ
優しく温めて…

By 小さな貝がら

恋したように

真っ赤に染まる

なんだか可愛い

紅葉の葉

By 小さな貝がら

本当は涙が出るくらい
大切なのに

あなたに言えない
大切だって一言

勇気と云う文字が
私の心の中の辞書から
今にも消えそうなくらい
薄い文字で

本当はあなたを
もっと知りたいのに
嫌われてそうな気がして

辞書の上から
勇気と云う字
なぞったら
湧いてくるだろうか？

あなたに言いたい
気持ち言えるだろうか？

消えない疑問に
私一人苦しむ…

By 小さな貝がら

も一度Come back
温かい家のような
優しい温もり
愛しい日々

懐かしさに埋もれた時
きっと言葉を失うだろう

二人の時間は
短かったけれど
愛した気持ちは
一番深かった

だからも一度Come back
陽だまりのような
貴方にただ会いたくて

綴る手紙の文字が震えて
涙で滲み霞んでいく

だからも一度会いたいと
一行きりの手紙を
赤いポストに託す
赤い糸だと信じたいから

ただも一度Come back
貴方の優しさの中で
眠る夢だけでも
せめて見させて

眠る前に貴方の名前
紙に書いてそっと祈った

By 小さな貝がら

ごめん
飾る事は出来ない…

私は私のままで
不細工でも不器用でも
私のままでしか
貴方を愛せない

子供っぽくても
甘えたでも
必死で貴方を
守りたい 愛したい

私の気持ちのままで
私は貴方に想い告げる

貴方の手を
ただ握りしめて眠る
愛してるよって
気持ち込めて…

By 小さな貝がら

季節は秋になり
君は唯一ある
小さな日向に走り
そこで丸まった

君のその姿が
あまりにも可愛くて
背中撫でた

小さな鳴き声と
真ん丸な瞳が
私に何か伝えてる

そっと抱いたら
温かい君の体
寒い朝に飲む
ココアみたいに
どこか優しげで懐かしく

君は見掛けも
そんな色した小さな猫
私は怒られるの覚悟で
家に連れて帰った

君を洗ってあげたら
汚れが取れて
薄い毛色になった

でもあの朝の
君の温もりから
私は君をココアと呼んだ

いつも日向が
好きなココア
私の心癒すココア

By 小さな貝がら

ねぇ 恋をしたら
綺麗になるってホント？

あなたを好きになって
沢山流した涙は
雨になりいずれは止み
綺麗な虹になるの？

それとも想いが上手く
通じなかったり
すれ違いを繰り返し
恋ってただ辛いだけ？

ただ好きだから
会いたいって思って
ただ好きだから
声聞きたいって思って

心が自然に動く
そんな辛さ
分かって貰えず

ねぇ 想い続けたら
願い叶うってホント？

ただ好きだから
ただ愛しいから
あなたと人生って道
歩きたい
これからもずっと

By 小さな貝がら

群れから離れ
最初は傷ついた羽
撫で合ってた
だけかもしれない

だけどきっと
満たされずさ迷う
あなたと私を
結びつかせる
何かがあったのだね

夕暮れの中に染まる
私達は紅色が似合う
心の奥に紅い程に
燃える想いが
二つ重なった時

単なる偶然でもなく
傷を撫で合うのでもなく
二人出会う運命
そう信じていたい

By 小さな貝がら

心が寂しい時
心が傷ついた時
欲しいと思うの
優しい言葉

なのに
一人ぼっちに
されたような
冷たい言葉

心が閉ざされて
心が割れて壊れていく

擦りむいた傷みたいに
絆創膏貼ったら
治る傷じゃないんだよ

人のホントの
心の痛みなんて
その人しか分からないよ

優しい言葉欲しいのは
甘えてる？

でも傷ついた心に
尚更傷をつけないで…
もう私を傷つけないで

By 小さな貝がら

なりたい

自分に強く
貴方に優しく

だけどなれない

私はとても弱く
不安に打ち勝てない

もしも貴方が
私を不安にさせたら
私は
まるで狂ったかのように
暴れて…

好きだから
愛してるから
ただいつも傍にいたくて

そして傍にいて
欲しいだけなのに

上手く自分の気持ち
コントロール出来ない

本当は凄く凄く
好きなのに
貴方が遠くなっていく
そんな気がして

不安に勝てる
強い自分になりたい

そして貴方に
上手く伝えたい
私の奥にある感情

沸沸と
沸くようにある感情に
戸惑う私

By 小さな貝がら