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ユズルの部屋  〜 新着順表示 〜


[52] 駆け抜ける、君を
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綺麗な瞳をしていると
最初に思った
穏やかに紡がれる言葉が
心地よくて

傷ついて 笑って
見上げた先に
待っているものはなんだろう
見届けたい
全部感じていたい

純粋で 大人で
優しいウソで隠した
泥にまみれた背中

振り向いて
笑ったら
私も笑うから
最後までそばにいるよ

2008/05/30 (Fri)

[51] エース
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ずっと前から知ってるよ
おとなしい瞳の中の炎も
不安を振り払う腕も
綱渡りの心だって…

折れないように立ち続ける
そのあなたの姿が
いつか優しい思い出に
変わる日まで
夢をみせていてね

2008/05/27 (Tue)

[50] Pinkish
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弾む色とりどりの
小さな花びら
とても柔らかな
羽が生えたよ

綺麗だなあ
ほら全部がきらきら
輝いてるんだよ
桃色の心で

なんて可愛い
なんて優しい
世界を飛べるよ

桃の色
あたたかい
ぬくもりの
桃の色

2008/05/24 (Sat)

[48] 溺れていた海へ、もう一度
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カラカラと古びた水車が
軋みながら 回る
ささやかなしずくが
弾けるメロディー

これはまるで夢のなか
一瞬でも無になって
ゆっくり呼吸だけをして

細くうねる小道が
どこに続くか私は知らない
青く晴れて ふわふわの雲
揺れてる 一番の空

これはまるで夢のなか
真っ白な光に包まれて
傷を隠すように…

いっときの凪いだ海
何も背負わない
記憶のない世界
私には必要だった

そろそろ 別れを告げるよ

ほら また聞こえるようになる
胸のなかの音
忘れられない扉が開いて

つむっていた瞳を
開けたら
今 開けたら

2008/05/21 (Wed)

[47] トワイライト
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空は茜色で
包まれるようだった
カラカラ自転車の音
笑いあう帰り道

あのときみたいな
熱もときめきも
今は彼方だね
休む暇もなく

遠い風が髪を揺らす
胸の奥で鳴いていた
鳥が飛びだす

夕焼けは変わらない
変わったのは僕だけ

ふざけながら
走り出してみよう
思い出どおりにはいかないけど
ださくても
空の下で
太陽を目指すよ

2008/05/18 (Sun)

[46] グラフティー
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微かな風が髪を揺らす
何処から吹くんだろう
気付いたら 辿り着いていた
この白い世界で

けだるい空気に
眠ることしか出来ずに
絡み付く真っ黒な記憶
持て余したてのひら


海沿いの坂道を
翔けていく夕暮れを
覚えてる

ざらついた幻の先に
揺れる影だけ見つめていた
汗ばむ身体 乾かしていく
涼しくなってく夕風


温度など感じない
季節すらないような
いつから此処に来たのだろう

懐かしい匂いの中で
還らない空を見た

2008/05/14 (Wed)

[45] それはとても純粋な、
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優しいグリーンの感じ
真ん中へ吸い込まれてく
激しい炎は秘めるけど
いつだって君はやさしいね

瞳の中では
きらきら鳥がうたうよ

うわべだけのかざりの
おもちゃの言葉じゃなく
伝えられたらいいな
綺麗なひびきじゃなくても

2008/05/12 (Mon)

[44] ホップ アロング
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コーヒーカップを置くときの
音だけでも 染み渡る僕らは
置き去りにしてきた光を
ちゃんと知っている

未来とか そんな言葉は
あんまり好きではないけれど
いまだ 熱くさわぐ夢が
はだしの足を動かしていく

真っ白な楽園で
ひとり いた頃は
かわいいちゃちな孤独だけ
抱きしめていたっけ

遠い鐘を打つ
まっさらな空の下
笑い声にみちびかれ
みんなに会いに来たよ

2008/05/11 (Sun)

[43] ざわめき
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色褪せた扉 なぞる指
ざらざらの感じ
下向いて 気付いた痛み
サビついた鍵を差し込めば
まだ開くかな
夕焼けも過ぎて 星が見てた
なつかしい響き

ひたすらに つめこんだ夢

がむしゃらに追った
あのボールの向こうで
見つけた 本物の涙
うねりをあげる心
せつない影から
どうか逃げないで

転がり落ちる未来を
もう一度

2008/05/09 (Fri)

[42] ゆらぎ
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全てを溶かしてしまいそうな
まじりあい 夕焼けの色
包みこまれた あのとき
悟ったつもりでいた

これからという時間は
長すぎる気がしてた
優しいたんぽぽ 見上げてる
空を飛ぶ前に 終わるかな

本当は 気付いてなかった
まだ知らないものばかり
ときめいた グレーの雲
雨を降らす
その暖かさすら きっと
今までじゃ 見つからない
大切なことばかり

そして 僕は歩いていける
柔らかい風のなか
たくさんに出会いながら

2008/08/10 (Sun)
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