東日本大震災が起きてから
復興を願う詩とか応援とかそういったことをなにもしてこなかった
今日この詩を書いたのは
ふるさとを失った人はもう二度とふるさとを見られないのかなと思ったから
通学路や公園や団地や港や
それがなくなったときを思うとすごく寂しくなった
涙が出るくらいさみしかった
小学校の頃の日記の表紙に“あゆみ“って書かれていたのを思い出して
初めてようやくこの“あゆみ“を知った気がする
歩いていかなきゃいけない
このさみしさすら足跡にして歩いていかなきゃ