キミを悲しませるような
あたしの思い出はイラナイ。
たとえそれが
あたしの宝物であっても。

放った愛の言葉も
幸せだと感じた時間も
素敵なモノは全部
ガラスの瓶にでも詰め込んで
いつでも
いつまででも持ち歩けたら
どんなにいいだろうと
何度も何度も願った

不安で不安で
こわくてたまらなかったから。

もらった言葉は全て永遠で
誓った約束は全て果たされたのなら

気持ちなんてきっと
なかったんだろうね

赤くマニキュアで落書きしたケータイに
映し出される
キミからの短いメールは
なんとなく
不似合いだったから
もうイラナイと思っただけ。

いつも漠然とした意思の中で
抜け出す事ばかり夢みていた。

ココにいるのは確かなのに
あたしは確かにココにいるのに

本当の自分はいつも

夢の中で生きてたの。

伝えたい事は
　山程あるよ

でも
　そっとしまっておく
宝箱は心の中にあって
　　ずっとずっと
優しくひびいてる…

１番失いたくないものだって事は知ってるけど
そのたった一つの為に
　　全てを失くす勇気は
持てないんだね。

強くなりたいと思ったのは

キミに傷付けられたと思う自分が許せないから。

あたしがずっとここにいたとしても
　ずっと同じ景色が見れるわけじゃないんだね

離れていくものは、
本当に限りなくあるよ…

どんな引き金だって
一瞬で引ける
だからなおさらコワイ。

何一つ保証のない毎日を
何気ない顔で過ごしてるけど

あたしはいつまで
ここにいるんだろう