詩人:おかだまい | [投票][編集] |
まるで映画のよう
鳴りだした声は
あたまの中を
這いずり回って止まらない
暗闇はそこにあっても
それさえ狂わせる
意志を持たない感情達が
色を失くして消えていく
まるで映画のように
私を連れ去る
あなたの声が
鳴り響く。
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ピンク色した夜空がさ
僕に手招きして
言うんだ
お前にそんなもの似合わないよって
そんな事は知ってるさ
そんな事はどうでもいいんだ
僕がそばにいたいだけ
きみの隣が好きなだけ
ただ
それだけ
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水をポチャポチャあげて
思い出した頃には枯れていて
そしたらまた花屋に自転車走らせる
キミと僕みたいに
言葉はいらないって
『また逃げ出したんだ』
必要ないんだろう
枯れた事にも気づかないで
涙だけ
雨みたいに
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思い出して思い出して
タイムスリップ
笑顔はさぁ
増えたり減ったり
大忙しさ
涙はさぁ
どこの国まで流れついたかな
歩き続けて
もうずいぶん遠くまで来たね
始めの景色がどんなだったかもう覚えてはいない
目の見えないヨーキーは
きっともうこの世にはいない
僕のとなりにはキミだけが
いつだってキミが
ずいぶん髪が伸びてさ
花柄ワンピースはもう似合わないけど
キミはずっとキミだった
ずっと
ずっと
ずっと
ずっと
ずっと
僕とキミは
『ボク』と『キミ』なんだ
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マリアが見てるからさ
わるさはできないよ
って
どうでもよくて
チョコレートあいつのポケットに突っ込んでやった
ここは灼熱のまち
口笛をならす
あいつに届くように
夜を抜けて朝も抜けて
きっと届くと信じていたから
笑い転げるピエロの亡霊
忘れられた太陽
雲が流れてる
バイバイ
バイバイ
バイバイ
バイバイ